2020年12月25日
はんなり京都9選 【おまとめ2020】
こんにちは、らくたび出版スタッフの戸塚です。
2020年のおまとめ企画 第3弾は、エリアでめぐる京都さんぽです。
10月の半ばから、はんなりエッセイを書くようになりました。町を歩いていて足が止まった風景や、「誰かに言いたいよ~」と感じたモノを発信しています。だから、タダで見れるスポットが多いです。
ちなみに、下記の記事でアクセス数ナンバーワンは、妙蓮寺のかりんの記事でしたナゼナゼ
■ 洛中(御所エリア)
■ 洛中(二条城・西陣エリア)
■ 洛東(祇園・三十三間堂エリア)
らくたびファンの皆さん、いかがでしたか?
これで、無事仕事終いを迎えられます。それでは、よいお年をお迎えください。
2020年おまとめ企画
■ 第1弾 麒麟がくる11選
■ 第2弾 戦国の京都さんぽ7選
2020年のおまとめ企画 第3弾は、エリアでめぐる京都さんぽです。
10月の半ばから、はんなりエッセイを書くようになりました。町を歩いていて足が止まった風景や、「誰かに言いたいよ~」と感じたモノを発信しています。だから、タダで見れるスポットが多いです。
ちなみに、下記の記事でアクセス数ナンバーワンは、妙蓮寺のかりんの記事でしたナゼナゼ
■ 洛中(御所エリア)
先日の日曜日は、暑くもなく寒くもなく、おさんぽ日和でしたね。という訳で、京都御所を南から北へ通り抜けてみました。南の端では、小さな日本庭園が…(2020/11/03)
前回に続き、御所通り抜けさんぽの後半です。さて、出水の小川を北へ進むと、たたずんでいるのは白雲神社。江戸時代、このあたりは公家の豪邸が並ぶ高…(2020/11/06)
今年も師走の声を聞くようになりましたが、京都の紅葉はまだまだ続きます。 今回は、この秋に紅葉を見に行けなったという方におすすめのスポットを紹…(2020/12/02)
■ 洛中(二条城・西陣エリア)
今回はちょっと趣向を変えてミュージアムです。訪れたのは、堀川中立売の樂美術館。樂家は、お茶の三千家が使う道具を代々担う千家十職のひとつで茶碗…(2020/12/04)
■ 洛東(祇園・三十三間堂エリア)
八坂神社の本殿が国宝に指定されました。おめでとうございます。さっそく行ってみると、そこで見たものは。疫病退散その1 手水舎あらら、以前は手水…(2020/10/22)
もう皆さんは、年賀状を書かれましたか?今年は、帰省を自粛する方もいて、例年になく紙の年賀状を送る派が多いそうです。この間、豊国神社にお使いに…(2020/12/18)
先週の3連休はいかがお過ごしでしたか? もみじ散歩を楽しまれた方も多かったことでしょう。さて、私はというと、京都の旅行ガイドブックを作る仕事…(2020/11/27)
らくたびファンの皆さん、いかがでしたか?
これで、無事仕事終いを迎えられます。それでは、よいお年をお迎えください。
2020年おまとめ企画
■ 第1弾 麒麟がくる11選
■ 第2弾 戦国の京都さんぽ7選
2020年12月24日
戦国の京都7選 【おまとめ2020】
こんにちは、らくたび出版スタッフの戸塚です。
2020年のおまとめ企画 第2弾は、人物でめぐる戦国の京都さんぽです。
もちろん語るのは、歩く戦国の知恵袋・らくたび代表の山村。
室町時代から江戸時代初期にかけて京都で活躍した武将たちのお話です。
■ 室町時代(中期)
■ 室町時代(後期)~安土桃山時代
■ 安土桃山時代~江戸時代(初期)
戦国ファンの皆さん、いかがでしたか?
ちなみに、上記でアクセス数ナンバーワンは、キリシタン大名 大伴宗麟と京都でした。記事中で紹介されている大徳寺瑞峯院は、1月からの京の冬の旅で特別公開されます。楽しみですね。
2020年おまとめ企画
■ 第1弾 麒麟がくる 11選
■ 第3弾 はんなり京都さんぽ 9選
2020年のおまとめ企画 第2弾は、人物でめぐる戦国の京都さんぽです。
もちろん語るのは、歩く戦国の知恵袋・らくたび代表の山村。
室町時代から江戸時代初期にかけて京都で活躍した武将たちのお話です。
■ 室町時代(中期)
3月初めより毎日twitterを始めた。(今のところ毎日呟いてます)twitter.com/yamamura_junya今日は少し時間ができたので、今日上げた内容をこちらにも…(2020/04/25)
■ 室町時代(後期)~安土桃山時代
今日は戦国時代の公家を代表する山科言継(やましなときつぐ)の生まれた日。財政の最高責任者である内蔵頭を務めており、「麒麟がくる」では織田信秀…(2020/04/26)
今日は豊前豊後(福岡県東部と大分県)の領主でキリシタン大名として知られた大友宗麟が生まれた日。享禄3(1530)年のこと。一時九州北部を制圧…(2020/05/04)
今日は加藤清正と小西行長が朝鮮出兵(文禄の役)において漢城(ソウル)を陥落させた日。天正20(1592)年のこと。ここまで快進撃だったが、以後…(2020/05/03)
■ 安土桃山時代~江戸時代(初期)
今日は初代京都所司代の板倉勝重が亡くなった日。寛永元(1624)。享年79歳。京都検定では2級で二条城の総奉行として出題される可能性があるか…(2020/04/29)
今日は戦国時代を生き抜いた毛利輝元が亡くなった日。寛永2(1625)年4月27日、享年73(満72歳)没。輝元が最期の上洛をしたのが、元和5(1619)年8月…(2020/04/27)
今日は織田信雄(おだのぶかつ)が亡くなった日。寛永7(1630)年、享年73歳。織田信長の次男として信長が亡き後、豊臣秀吉、徳川家康と時代の覇者を相手…(2020/04/30)
戦国ファンの皆さん、いかがでしたか?
ちなみに、上記でアクセス数ナンバーワンは、キリシタン大名 大伴宗麟と京都でした。記事中で紹介されている大徳寺瑞峯院は、1月からの京の冬の旅で特別公開されます。楽しみですね。
2020年おまとめ企画
■ 第1弾 麒麟がくる 11選
■ 第3弾 はんなり京都さんぽ 9選
2020年12月24日
麒麟がくる11選 【おまとめ2020】
こんにちは、らくたび出版スタッフの戸塚です。今年も早いもので、あと1週間。
今回は、2020年の投稿を中心に、まとめ記事 第1弾 麒麟がくる11選 をお届けします。
■ トップバッターは出版記念イベント
そういえば、放送の開始が遅れた今年の大河。
波乱の真っ最中に、らくたびでイベントを開催しました。
■ 光秀、将軍・足利義昭のためにせっせと働く
さあ、ここからは、歴史をたどっていきます!
■ 光秀、信長との蜜月時代
京都市内を離れた越前や、丹波亀山城ゆかりの話です。
■ 光秀、敵は本能寺にあり
信長との蜜月時代が終わり、亀山城から山を超え、いざ京都の本能寺へ!
■ 光秀の最期、山崎の合戦~小栗栖
決戦の地・天王山や、光秀が京都市内から小栗栖へ抜けた道をたどります。どちらも山道です。
■ 外伝 京都に残る光秀の面影
光秀はやっぱり信心深い人だったのでしょう。市内の寺院には、光秀ちょっといい話が残っています。
大河ファンの皆さん、いかがでしたか?
今年の大河は年を越して放送が続くという異例づくめの展開。お正月に、ゆっくり復習しましょう。
2020年おまとめ企画
■ 第2弾 戦国の京都さんぽ 7選
■ 第3弾 はんなり京都さんぽ 9選
今回は、2020年の投稿を中心に、まとめ記事 第1弾 麒麟がくる11選 をお届けします。
■ トップバッターは出版記念イベント
そういえば、放送の開始が遅れた今年の大河。
波乱の真っ最中に、らくたびでイベントを開催しました。
1月13日(月・祝)にらくたび編集・執筆の『 まっぷる明智光秀 』( 昭文社 )を記念した特別講座を開催しました。執筆を担当したらくたび代表・山村純也が山村純也が講師となり明智光秀…(2020/01/24)
■ 光秀、将軍・足利義昭のためにせっせと働く
さあ、ここからは、歴史をたどっていきます!
先日の大河ドラマ麒麟がくるをご覧になりましたか?光秀もようやく京へ入り、足利義昭のもとで活躍し始めましたね。ドラマで取り上げられていた本圀寺の変の舞台は、今の西本願寺…(2020/10/20)
昨日の麒麟は、将軍義昭のための御所を建築する場面から始まりました。石の出所を聞く信長に、「慈照寺(銀閣寺)から」と家臣は答えます。光秀も、この工期ではアリモノを他所から…(2020/10/26)
■ 光秀、信長との蜜月時代
京都市内を離れた越前や、丹波亀山城ゆかりの話です。
先日の麒麟のテーマは金ヶ崎の退き口。信長が浅井長政の裏切りに合い、命からがら京へ逃げ帰るという場面です。このときに攻めようとしたのは朝倉家の本拠である一乗谷。廃墟で…(2020/11/10)
少し、いや随分前の話になりますが・・・「 必殺仕事人 」 っていう時代劇がありましたよね。私、ファンでした〜ドラマの中で、藤田まことさん演じる 中村主水 が 表向きの顔 で勤務していた…(2013/04/26)
■ 光秀、敵は本能寺にあり
信長との蜜月時代が終わり、亀山城から山を超え、いざ京都の本能寺へ!
6月2日は有名な本能寺の変が起こった日。まさに同日に明智光秀軍が行軍したとされる亀岡から上桂のルートを踏破します!!通説によると、1万3千の大軍である明智軍は一挙に…(2018/05/29)
今年に入っていろいろと明智光秀のゆかりの地を巡りました。備忘録も兼ねて、今年訪れた場所を写真付きでご紹介しておきますね。まずは京都市内なら本能寺と本能寺跡でしょうか…(2020/03/07)
■ 光秀の最期、山崎の合戦~小栗栖
決戦の地・天王山や、光秀が京都市内から小栗栖へ抜けた道をたどります。どちらも山道です。
5月4日(祝)のらくたび京都さんぽは、羽柴秀吉と明智光秀が激突した大山崎の天王山周辺を歩きました。天王山の山頂にも登り、道中で山崎の戦いの物語も聞かせて頂きます。この日…(2012/05/11)
9月23日のらくたび京都さんぽは、明智光秀シリーズ最終章として、天王山の戦いで敗れ、再起を図るべく坂本城を目指して、光秀が通ったと思われる道のりを歩き、最後の地・小栗栖…(2012/10/01)
■ 外伝 京都に残る光秀の面影
光秀はやっぱり信心深い人だったのでしょう。市内の寺院には、光秀ちょっといい話が残っています。
前回に続いて本能寺から寺町通を北上します。しばらくは両側に骨董品を扱うお店やアートギャラリーのお店が立ち並びます。お茶の一保堂さんやパンの進々堂さんなど京都らしいお…(2020/03/12)
新型コロナウィスルの影響で「光秀ツアー」もひとやすみに入りました。今回は人気エリアの東山で巡ります。スタートは地下鉄東西線の東山駅から。地上に上がると左手には白川が…(2020/04/20)
大河ファンの皆さん、いかがでしたか?
今年の大河は年を越して放送が続くという異例づくめの展開。お正月に、ゆっくり復習しましょう。
2020年おまとめ企画
■ 第2弾 戦国の京都さんぽ 7選
■ 第3弾 はんなり京都さんぽ 9選
2020年12月18日
豊国神社の巨大絵馬 ~年賀状のおともに~
こんにちは、らくたび出版スタッフの戸塚です。
もう皆さんは、年賀状を書かれましたか?
今年は、帰省を自粛する方もいて、例年になく紙の年賀状を送る派が多いそうです。
この間、豊国神社にお使いに行ったら、巨大絵馬が登場していました。近くの京都女子大学の学生さんの手によるものだそう。ちょうど人の背丈と同じ高さに絵馬があるので、子供さんと一緒に撮って年賀状にできそうですね!
牛さんも、秀吉とおそろいの兜をかぶり、馬印の千成びょうたんも。ちなみに、この時代の変わり兜は、かなり奇抜。直江兼続の愛の文字を「ちょっと照れる」とか、黒田官兵衛のお椀を「なんでそんな台所用品を?」とか、蒲生氏郷を「デビルマン」と思っているのは、私だけではないでしょう。
ちなみに、ふつうのひょうたん絵馬はこちら。願いごとが叶うといいですね。
もう皆さんは、年賀状を書かれましたか?
今年は、帰省を自粛する方もいて、例年になく紙の年賀状を送る派が多いそうです。
この間、豊国神社にお使いに行ったら、巨大絵馬が登場していました。近くの京都女子大学の学生さんの手によるものだそう。ちょうど人の背丈と同じ高さに絵馬があるので、子供さんと一緒に撮って年賀状にできそうですね!
牛さんも、秀吉とおそろいの兜をかぶり、馬印の千成びょうたんも。ちなみに、この時代の変わり兜は、かなり奇抜。直江兼続の愛の文字を「ちょっと照れる」とか、黒田官兵衛のお椀を「なんでそんな台所用品を?」とか、蒲生氏郷を「デビルマン」と思っているのは、私だけではないでしょう。
ちなみに、ふつうのひょうたん絵馬はこちら。願いごとが叶うといいですね。
2020年12月14日
神泉苑 ~色鮮やかな冬の京都~
こんにちは、らくたび出版スタッフの戸塚です。
先日、二条城近くの神泉苑を、そそくさと足早に通り抜けていたら、こんな色鮮やかな風景が目に飛び込んできました。
朱の法成橋、紅の紅葉、そしてサザンカはショッキングピンク??。英語だと、それぞれバーミリオン、クリムゾン、ディープピンクです。日本人なのに、日本の色名が分からないのが悲しい・・・・・・・。
さて、その日本の色ということでは、外国人の方と話しているときに、よく話題になることがあります。つまり、「日本人は青と緑の区別がつかないのか?」
区別はできるのですが、言葉にすると混ざります。
たとえば、青信号をはじめとし、青葉、青虫など、緑のものを青と表現することは多いです。さらに、赤ちゃんはみどりご、ツヤツヤの髪はみどりの黒髪、もう訳が分かりません。
そのようになったいきさつには諸説あるようで、ネットでも意見が繰り広げられています。一度、日本の色のプロフェッショナルにお話を伺ってみたいですね。
2020年12月11日
妙蓮寺の椿と御会式桜
こんにちは。らくたび出版スタッフの戸塚です。
先日、お使いに西陣の妙蓮寺へ行ってきました。そこで、ちょっといいものが見れました。
妙蓮寺は、日蓮の愛弟子・日像が京都で布教の足がかりとした寺です。今では、長谷川等伯の障壁画を所蔵していることで、アートな寺として拝観される方が絶えません。
山門をくぐると、参道ではかない花をつけているのは・・・・・・
秋10月頃から開花し、お釈迦様の誕生日4月に満開を迎えるという御会式(おえしき)桜。最近では、散った花びらには恋愛成就のご利益があるという説がチラホラ聞こえます。
庫裏の前には妙蓮寺椿が咲き始め。室町時代から茶人や文化人といったセレブの間では、よく知られた存在だったそう。一重咲きだけれど、色にインパクトがあります。
そして、御朱印所の入り口には、なんでしょうこれ??? かりん???どなたか教えてください。怖い鬼が睨んでいますが、お持ち帰り自由でした。
来年2021年1月からの京の冬の旅では、等伯の鉾杉図をはじめとした障壁画を公開されます。新春は賑わいそうですね。
2020年12月04日
樂美術館で、お気に入りの茶碗を見つける!
こんにちは。らくたび出版スタッフの戸塚です。
今回はちょっと趣向を変えてミュージアムです。
訪れたのは、堀川中立売の樂美術館。樂家は、お茶の三千家が使う道具を代々担う千家十職のひとつで茶碗を家業にしています。
露地の奥にある入り口へ。企画展 樂歴代 〜桃山、令和 紡ぐ茶碗〜が12月24日まで開催されています。
実は、以前からこちらの美術館に行ってみたかった理由がありました。
ほぼいつでも、初代から現在の十六代までの作品を見ることができるのですが、見る人によっては、「まるで一人の職人の生涯の作品を見ているようだ」と感じるそう。正直何だかよく分からない感想です。でも、この言葉がずっと引っかかっていました。
スマホで作品を撮ることができたので、お気に入りをいくつか紹介します。
三代 道入 黒樂茶碗 木下 艶めく肌合いが素敵です。
同じく三代 道入 赤樂筒茶碗 山人 湯飲み? おこたに入って暖かいお茶を飲みたくなる雰囲気。
五代 宗入 黒樂茶碗 比良暮雪 こういう骨太なものは私好み。これでお茶を飲んだら心が静まりそう。
十五代 直入 焼貫黒樂筒茶碗 我歌月徘徊 斬新だけど、現代の方の作品なので意外としっくりきます。
で、桃山から令和まで400年以上にわたる歴代の作品がどのように見えるか、という話に戻ると・・・・・・年代差が400年もあるようには見えませんでした。。。ちょうど、一人の匠の作風が年齢とともに移り変わる、または同じ工房でしのぎを削る同時代の16人の陶工たちそんな印象です。
この話、後日談があります。昨年代替わりされた十六代とお話する機会がありまして、時代差を感じない理由を、このように説明してくださいました。
樂家では、まず初代長次郎の作品と向き合い、樂焼の軸を学ぶことから始めます。もし、各代が「先代に追いつけ、追い越せ」を繰り返すと、時代が進むにつれ樂焼ではないものになってしまう。それほど年代差を感じないのは、樂焼としての軸がぶれてないからでしょう。
とどのつまり、樂焼はお茶をおいしく飲むための器だそうです。そんな簡単でいいんですかと、突っ込みそうになりました。。。
帰りには、隣にある樂家の玄関扉の格子から中をのぞいてくださいね。
白い暖簾には「楽焼 御ちゃわん屋」の文字。あの琳派のプロデューサー・本阿弥光悦の筆で、「光悦お墨付きの器を、ここでこさえてますよ」という意味です。この暖簾は、一代につき一枚が使われる樂家のシンボル的存在です。
2020年12月02日
今から見ごろの紅葉 ~下鴨神社の糺の森~
こんにちは、らくたび出版スタッフの戸塚です。
今年も師走の声を聞くようになりましたが、京都の紅葉はまだまだ続きます。 今回は、この秋に紅葉を見に行けなったという方におすすめのスポットを紹介します。
というと、人里離れた山深い地を想像しがちですが、四条河原町からバスでたったの15分。下鴨神社の糺の森にある紅葉は、どういう訳か色づきが遅いのです。
南から境内に入ると一直線に伸びる参道が糺の森。この辺りは縄文時代から原生林が生い茂り、今でも樹齢200年を超える巨木が緑をたたえます。
河合神社の方へ行くと馬場、ゴールデンウィークにはここで流鏑馬が行われて大いに賑わいます。
せっかくなので、河合神社に立ち寄りました。舞殿で皆さんが熱心に取り組んでいるのは鏡絵馬です。こちらにお祀りされているのは日本一の美麗神。いつも使っているメイク道具で、なりたい自分を絵馬に描くと、美人になれるそう。
美人ばっかり。男の方もいらっしゃいますね。
馬場に戻ってしばらく行くと雑太社。明治時代に、ここで関西初のラグビーが行われたことから、それにちなみ賽銭箱も鈴も絵馬もラグビーボール尽くし。
鳥居が見えてきたら、表参道に戻ります。
この辺りで、甘いものでもどうぞ。ここのさるやさんの名物菓子はさる餅。小豆のゆで汁でついた餅は、ほんのりピンク色に染まっています。この色をはねず色と呼び、命が生まれる瞬間を表しているとされます。食べることで、無病息災を祈願できるそう。
ほっとひと息ついたら、楼門をくぐってお参りへ。糺の森の紅葉情報は、「そうだ 京都、行こう」のホームページで見られます。今週末には、きれいな紅葉が見れそうですね。