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Posted by 京つう運営事務局  at 

2009年10月27日

『 知恵と力の博覧会 』 のポスター

風呂敷包みを並べてモチーフにした上品で可愛らしいポスターです。



この「知恵博」にらくたびさんが、
【 ものがたり観光 】と銘打ち、10コースの散策ツアーを企画しておられます。

そして、私達らくたびレポーターの中の、ガイド講座を受講したメンバーが、このツアーのガイドとして活躍します!

もちろんほかのガイドスタッフも頑張ってます。

はんなりエッセイをご覧の皆様も、ぜひ、このツアーにご参加くださいね〜!

【 ものがたり観光 】の詳細は こちら をご覧ください。

らくたびレポーター奥村
  

Posted by らくたびスタッフ    at 10:00らくたびレポーター

2009年10月24日

餃子の王将1号店

「卵1日20万個、餃子1日100万個・・・食は万里を超える、餃子の王将」

このフレーズでおなじみの餃子の王将の1号店は四条大宮にあります。
今年になって大々的な改装工事が行われていましたが、9/25(金)に待望の
リニューアルオープンとなりました。

すごく気になっていたので何気なく会社の同僚に、「王将発祥の地で餃子を
食べてみたくない?」と聞いてみたところ、「行きたい!行きたい!」との声が!ICON59
総勢6名で「王将発祥の地で餃子を食す会」の開催となりました。

お店に到着してビックリ!こんな立派なビルになっていました。


そして看板には「1号店」の文字。「四条大宮店」ではなく「1号店」ってところに
こだわりを感じますね。


そして、そして・・・こんな石碑(?)まであります。
らくたびに参加していると石碑ひとつも見逃せないようになりました(笑)
ここには・・・


「創業昭和四十二年十二月二十五日 餃子の王将発祥の地」
と書かれていました。

お店は満員で常に順番待ちの列ができています。私達は3階のお座敷を予約して
いたので店内に。とてもきれいで豪華icon12です(笑)

もちろん、まずは餃子から!


この後もどんどん食べて、飲んで、しゃべって、笑って・・・face02
でもお会計は驚くほどに安く、さすがに「餃子の王将」でした。

みなさんも王将発祥の地で餃子を食してみませんか・・・

                                       らくたびレポーター 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 15:00

2009年10月23日

坂本龍馬に見るモダニズム 講演のお知らせ

「坂本龍馬に見るモダニズム」
らくたび文庫の「幕末 坂本龍馬の京都案内」
企画・著者が本の内容を踏まえながら、出で立ち
は和装にブーツ、懐にはピストルと万国法を持ち、
脱藩の罪人から日本を救う立役者になるなど、
坂本龍馬のモダニズムな生涯を取材のエピソード
を交えながらお話します。






















日時 : 10月31日(土) 15:00~17:00
場所 : 旧立誠小学校(土佐藩邸跡) 1階会議室
     地図はこちら
料金 : 無料

一言:立誠小学校は廃校になりましたが、その建物や立地
    の良さなどから再活用が地域の人々によって図られて、
    様々なイベントの会場となっております。今回はその
    地域活動の一環で、らくたびも協力させていただくこと
    になりました。
    他にも様々なアートイベントなどが盛りだくさんです。
    お時間合うようでしたらお気軽にお越しください!!

参考:立誠まちづくり委員会 
    http://www.rissei.org/
    立誠・文化のまちプロジェクト委員会
    http://www.rissei-project.com/  

Posted by らくたびスタッフ    at 19:25山村

2009年10月19日

いよいよ亀岡祭が迫る!

今週末にいよいよ亀岡祭が開催されます。
亀岡は戦国武将明智光秀が開いた城下町。
街中には白壁と旧道が続く風情ある
町並みが残っています。

そんな歴史ある町で室町時代から続く亀岡祭は
旧暦の9月に1ヶ月に渡って開催されてきました。
現在10月23日、24日、25日の3日間は祇園祭
さながらに山鉾町で山鉾が飾られ、25日には
11基が勢ぞろいして市内を巡行します。
山鉾を飾る綿織物は、ペルシアや中国から
もたらされた貴重なもの。郷土に根付いた貴重な
文化遺産をその目で確かめにいきましょう!!


(クリックすると拡大されます)


(クリックすると拡大されます)

らくたびでは10月25日(日)の10時30分に
JR亀岡駅に集まり、最も盛り上がる祭りの
クライマックスを見学しに行きます!
その後は保津川下りも楽しみますので、
よかったらご参加お待ちしております。
詳細は下記をご覧下さい。
http://www.rakutabi.com/kouza_s.html#s091025

  

Posted by らくたびスタッフ    at 15:19山村

2009年10月19日

主夜神様のお使い



主夜神様ってご存知でしょうか?
川端通三条上がるに建つ「だんのうさん」の名で親しまれている、浄土宗檀王法林寺には、主夜神という神様がお祀りされています。
お寺なのに神様とは?ですが。
この神様は華厳経に説かれていて、主夜神が「守夜」に転じ、盗難や火災から守ってくださる神様で、日本でもあまり例がみられないとか。
夜の主」!!......何とミステリアスなお名前なんでしょう!
この神様のお使いがで、江戸中期から多くの人々の信仰を集め、黒色をまとい、「主夜神尊」の銘をきざんだ「右招き猫」が作られたということです。
寺社開運の招き猫としては、最古のもので、一時は他が模作することを禁じられる程の信仰を集めたとも。



この黒猫様を我が家にもお迎えしました。
大、中、小、の三種類が用意されていましたが、中の猫様が「連れて帰って!!」と言っているように思えたので(?)中サイズの黒猫様をお連れしました。結構キリットした御顔立ちです。
御住職のお話では「火盗除け以外に、どうしようかな?と迷った時にも助けてくださいます」ということでした。
ただ、この猫様に会いたい方は玄関のチャイムを鳴らして案内を乞うというチョットした勇気が必要です。
川端通りに面して建つ「開運の赤門」という朱塗りの門をくぐってどうぞ!

                          らくたびレポーター 安達  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:24

2009年10月17日

嵐電と江ノ電の姉妹提携

10月14日、嵐山を走る嵐電(らんでん)と
鎌倉を走る江ノ電(えのでん)が姉妹提携を結びました。

来年3月に開業100周年を迎える嵐電の
記念事業の一つだそうです。

どちらも小さな車体でガッタン、ゴットン走るかわいい電車。姉妹らしく姿もとっても似ています。

この提携を記念して嵐電に江ノ電カラーの車両が走り、江ノ電には嵐電カラーの車両が走るそうです。「鉄道大好き鉄子」の私としては嬉しいコラボレーション!

鎌倉の皆さーん、嵐電をよろしくお願いします!
そして、京都の皆さーん、頑張る江ノ電の姿をぜひともご覧くださいね!

こちらがおなじみの嵐電

そしてこちらが江ノ電仕様


そっくりですね(笑) 姉妹提携については→こちらまでどうぞ。

                                      らくたびレポーター 森
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:37

2009年10月14日

お濃茶ラングドシャ

先日の「超・京都塾」では受講者さんが
オススメのお店やお土産を紹介する時間がありました。

その時に教えていただいた一品をご紹介しましょう。

京都北山にあるマールブランシェの
   「茶の菓(ちゃのか)」

大丸や高島屋でよく見かけるものの食べたことはなかったのでさっそく購入してみました。



宇治のお濃茶をたっぷり使ったラングドシャ(薄いクッキーみたいなもの)でホワイト
チョコレートを包んであります。

食べてみると…
お濃茶のほろ苦さが口に広がり「お茶好き」にはたまらないお菓子でした。face02
京都限定販売ですので、お土産にも喜んでいただけそうですね。
(通信販売でのお取り寄せは可能です)

詳しくはマールブランシェのホームページをご覧下さい→こちら

皆さんもオススメの京都みやげがあれば、ぜひ教えて下さいね!

                                    らくたびレポーター 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 12:26

2009年10月10日

らくたび文庫ついに購入!

私の住む洛西ニュータウンは、街中とちょっと季節がズレている(?!)と
感じることがあります(笑)
春の桜は遅めだし、秋の紅葉はとても早い!
そして・・・らくたび文庫の発売は街の本屋さんで発売されてから1週間後。
遅くなりましたが・・・ついに購入できました!


2冊同時に買ったのでどっちから読もうかと迷ってしまいました。

『幕末 龍馬の京都案内』はややこしく思いがちな幕末の時代背景や人物関係が
詳しく解説してあります。写真もたくさん掲載されているのでとてもわかりやすい。
来年大活躍の1冊になりそうです。そして、らくたびさんがおっしゃっていたとおり、
イラストもとてもかわいいんです!私のお気に入りは・・・91ページのイラスト。
えっ?!どんな絵かって?それは見てのお楽しみです(笑)

『京都おいしい甘味処』はホントにどれもおいしいそう。寒天(かんてん)、葛(くず)
あずき、抹茶といった和菓子におなじみの素材の解説があるのも嬉しいですね。
これを読んだら安心していくらでも食べられそう・・・龍馬めぐりと甘味処めぐり、
両方セットで楽しめそうです。

らくたび文庫はただ今好評発売中!
執筆裏話や見どころなど詳しい内容はこちらをどうぞ・・・
『幕末 龍馬の京都案内』→こちら
『京都おいしい甘味処』→こちら

                                 らくたびレポーター 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 12:04

2009年10月07日

「第6回京都・観光文化検定試験」模擬試験開催のお知らせ

もはや京都をこよなく愛する人たちの初冬の風物詩となった
「京都・観光文化検定試験」
年に一度のこの試験に「情熱」を傾ける京都ファンは後を
たちません。京都の情報発信を続ける らくたび では、
試験を3週間後に控えたこの時期に、恒例の模擬試験を
開催致します。

3級、2級、1級を選んでいただき(3級、2級は併願も可能)
本番同様の試験開始時間でトライしていただきます。
直後の解説で、合格への「最短ルート」を探ってみてください。
試験合格を目指される皆様のご参加をお待ちしております。

★★★ 第6回京都検定対策 模擬試験 ★★★

日時 : 11月21日(土) 
<3級受験者の方>  
9時30分~ 受付開始 
10時00分~試験開始(90分) 
11時30分~解答と解説(30分)

<2級・1級受験者の方>  
13時00分~受付開始 
13時30分~試験開始(90分)
15時00分~解答と解説(共通60分)

場所 : 和久屋ビル 5階
 ( 中京区高倉通錦上ル東側 ) 地図はこちら

講師 : らくたび 山村純也 (京都検定1級所持)

受講費用:各試験 一般3000円 会員2500円
 (3級、2級併願の方は合わせて1000円割引します。)
 ※当日、会場にてお支払いください。

持物 : 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック

詳細&受験・受講申込みは、
電話075-257-7320 またはメールkouza@rakutabi.comにて承ります。

注:上記講座は、らくたびが独自に開催するものです。
  京都商工会議所が主催するものではございませんので
  あらかじめご了承下さい。


  

Posted by らくたびスタッフ    at 10:39山村

2009年10月05日

素敵なディスプレイ発見!

昨日らくたびさんのバスツアーに参加し、その帰りに京都駅ビル地階にある三省堂さんで素敵なディスプレイを発見!

このディスプレイ、すべてらくたびさん著者本なんですよICON35

まずは三段目の棚は、もちろんらくたび文庫の新刊。
「京都おいしい甘味処」と「幕末龍馬の京都案内」が、ドーンと並んでます。

そして一段目の棚は「Hanako WEST」
この本の中の「紅葉の京都でお寺散歩。」というタイトルで、秋の京都特集が組まれています。

なんとこの特集、”企画&協力”がらくたびさんで、文章はらくたび文庫新刊・京都おいしい甘味処の著者・佐藤さんが書かれています。

らくたび文庫同様にわかりやすく可愛らしい、そしてカラー写真がとってもキレイで、おまけに取り外し出来るので、秋の散策に便利そうですよ。


そして二段目の棚は「Discover Japan」の「10月号・京都の秘密」
こちらは山村先生が「京都の案内人」として、ナビゲーターされています。
どこからどの部分の記事がそうなのかまでははっきりわかりませんがface07、95ページに写真入りで紹介されてます。

このディスプレイを見て嬉しくなり、レポートしてしまいました!
らくたびレポーター奥村

  

Posted by らくたびスタッフ    at 23:51らくたびレポーター

2009年10月04日

京都散策 ~京都タワー~

本日はらくたび初のバスツアーで朝9時に京都駅八条口へ集合でした。
そんな集合場所である京都駅八条口へ向かう途中ふと京都タワーを見上げると、
雲一つない素晴らしい快晴の青空に白い京都タワーがとても映えるではありませんか。
思わずデジカメで撮りました。




らくたびレポーター もりた  

Posted by らくたびスタッフ    at 22:29らくたびレポーター

2009年10月02日

らくたび文庫新刊紹介 NO.042「京都おいしい甘味処」

秋といえば、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、そして・・・「食欲の秋」face02
京都が秋色に染まるこれから季節、紅葉狩りや寺院めぐりの合間にほっ〜こり
できるおいしい甘味処があれば・・・京都散策が一層楽しくなりますよね。

そんな私たちの願いにぴったりの らくたび文庫 NO.042 京都おいしい甘味処 が発売されると聞き、企画・編集・原稿を担当された らくたび 佐藤 理菜子さん に気になるその内容や執筆裏話をお伺いしてきました。


らくたびレポーター: らくたび文庫は毎号取り上げられるテーマが楽しみです。
今回「甘味処」が採用されたいきさつを教えて下さい。

佐藤さん: 私自身が甘いものが大好きなので、以前から「甘味処を紹介するらくたび
文庫を出版したい」という希望を出していました。今回ようやく念願が叶ったというわけ
です。

なるほど・・・満を持しての発売ということですね(笑) 
では、この「おいしい甘味処」のセールスポイントはどんなところでしょうか?

「和の甘味だけで1冊」という点です。「スウィーツ」として和菓子・洋菓子の両方を
1冊でご紹介するという案もありましたが、京都なら和の甘味だけでも1冊が作れると
考え、今回は和の甘味だけにしました。
また写真も自慢です。今回ご担当いただいたカメラマンさんも甘いものが大好きな方
だったので、1つ1つのお菓子に愛情を持って、おいしさがそのまま伝わるように撮影を
して下さいました。


わぁ〜、ホントおいしそうですね。
どんなお店やメニューが掲載されているのですか?

私が自信を持ってお勧めできる44軒です。もちろん試食もさせていただき、お客様の
視点になって本当においしいと感じたものを紹介しています。 一番多い日には・・・
抹茶ぜんざい、かき氷2種、アイスクリーム2種、パフェ、おはぎ、冷やししるこ、
あんみつ、みたらし団子を1日で試食しました(笑)



えっ?一日で?す、すごい!和の甘味が大好きな佐藤さんならではの取材ですね。
はい。また、「お持ち帰りのみ」のお店ではなく「店内でいただけるお店」にもこだわりま
した。それはお店の空間やサービス、そういったものも含めて「そこで味わう甘味の
魅力」
をお伝えしたかったからです。家でも楽しんでいただけるようにお土産も紹介
していますよ。


なるほど。「そこで味わう甘味の魅力」という点にこだわりを持たれたということですね。
執筆するにあたって何か苦労や困ったことはありませんでしたか?

表現方法が難しかったですね。例えば「わらびもち」だけでも6軒ご紹介していますが、
“プルプル”“モチモチ”以外にそのお店ならではの特徴をお伝えするのに苦労をしました。

う〜ん・・・確かに難しそうですね。他に苦労した点は?
あんみつ、おしるこ、わらびもち、かき氷、くずきり、和パフェ、お団子、生菓子、などなど
甘いものづくしの日々でしたので、ちょっと太ってしまいました(笑) 

あらら・・・大変!face08
でもとっても楽しい取材でした。

佐藤さんご自身が和の甘味をこよなく愛しておられるのが伝わってきました。
楽しいお話を聞かせていただき、ありがとうございました。



インタビュー終了後・・・
さっそく紹介されていたお店に行って来ましたが、佐藤さんのお勧めのとおり
京都らしいゆったりとした空間の中でおいしい甘味を味わうことができました。
京都に住んでおられる方にも、旅行で来られた方にも満足していただけると思います。
他の43軒もとても楽しみです!

らくたび文庫NO.042「京都おいしい甘味処」は近日中に発売です。
みなさん、お楽しみに〜!

                                     らくたび文庫応援隊 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 12:43

2009年10月01日

上七軒 ふた葉 

今日は山村先生のリビング講座で、北野天満宮の「ずいき祭」に行ってきました。
集合前にまずはお腹を満たさなくては・・・face02

上七軒にある可愛いいがま口がたくさん並ぶまつひろ商店さんで、以前”がまくち作り教室”に伺った際、まつひろさんのご主人に「ふた葉さんのおうどん、おいしいでっせ!」って教えてもらったことを思いだし行ってみました。

















今日は暑かったけど、やっぱり”あんかけ”が好きなので、「たぬきうどん」を頂きました。
生姜がたっぷりで、あんかけで、どんどん身体は熱くなり、汗だくになりながら完食!
おだしは甘み控えめのあっさりですが、おあげさんが甘くてちょうど良い感じ。
おうどんは、細くも太くもない京都らしい少し柔らかめの麺でした。

















まつひろ商店さんの2軒ほど南隣にあります。

らくたびレポーター奥村

  

Posted by らくたびスタッフ    at 18:45らくたびレポーター

2009年10月01日

らくだび文庫新刊紹介 NO.041「幕末・龍馬の京都案内」

近日発売の らくたび文庫NO.041 「幕末・龍馬の京都案内」 楽しみですねぇ。
発売にあたりらくたびレポーターが執筆担当者に誕生秘話や執筆裏話をインタビューして参りました。
気になる内容や見どころをはんなりエッセイをご覧の皆さまだけに一足お先にお届けします。
では、どうぞ~!


まずはライター紹介から

今回の らくだび文庫 NO.041「幕末・龍馬の京都案内」の企画・原稿は山村 純也さん 編集は光川 貴浩さんが担当されました。

らくたび文庫は「恋する京都」からはじまって、もう41冊目になるのですね。
今回「龍馬」をテーマにされた経緯を教えてください。

坂本龍馬の人間的な素晴らしさをお伝えしたかったことと、ちょうど来年のNHK大河ドラマが「龍馬伝」だったので、ぜひ発刊したいと思いました。

そうですね、絶好のタイミングですね。
では、この「幕末・龍馬の京都案内」のセールスポイントは、どのようなところでしょうか?

・本書の前半では、坂本龍馬という人物を知ってもらうために、龍馬の一生の中で、特徴的・トピックス的な事柄を章立てしています。例えば、「剣豪として名を成す」「幕府のエリートに弟子入り」「日本初の新婚旅行」など、アッと驚くような龍馬の人生を紹介しています。
・後半では、晩年の拠点となった京都に残る龍馬の足跡を案内しています。舞台となった「伏見」「御所・二条城」「河原町・木屋町」「東山」の4つのエリアを読者が実際に散策できるように構成にしました。また幕末ゆかりのスポットや周囲のお店なども紹介しています。
・らくたび文庫は女性の読者も多く、文庫サイズのかわいらしさもあるので、手軽に読んでいただける作りになっていると思います。
・幕末の時代観を伝えたかったので、なるべく当時の写真や史料を載せました。例えば、龍馬の妻のお龍さんは、女優の大塚寧々さん似の美人だったことや、初代総理大臣の伊藤博文も志士時代はたくましい姿であったことなど、多くのビジュアル写真でも楽しんでいただけると思います。

へぇ~、あの小さな、かわいい文庫本にライターさんの思い入れがぎっしり、という感じですね。
じゃあ、ものすごくご苦労されたと思うのですが、振り返ってみて大変だったなあと思うところは、どのようなところでしたか?

・歴史上の人物の中でもカリスマ的な人気を誇る龍馬には、龍馬像を語る議論が百出しています。そのため当初は、史料が示す龍馬と口伝えの龍馬像の間に悩みました。本書では、龍馬の足跡をたどるための、持ち歩いて楽しめる観光ガイドブックをコンセプトにしましたので、例えばお寺のご住職が語ってくださった逸話なども、龍馬を語る「歴史」の一側面として、本書に載せることにしました。
・龍馬には多くの熱烈なファンがいて、それぞれ龍馬に対する思いやこだわりも強く、そうした龍馬像を大切にしながらも、ひとつにまとめていくのに苦労しました。

そうですね、坂本龍馬といえば幕末の超有名人ですから、取材後の執筆で表現の仕方など、ご苦労があったことと思います。ご苦労様でした。
取材をされていて、坂本龍馬の魅力を更に強く感じられたのではないかと思いますがいかがでしょうか?
・「薩長同盟」「大政奉還」と政治的な場で大事業を成し遂げながらも、龍馬には物腰の柔らかさを伝える数々のユニークな逸話が残っていることに驚きました。例えば新婚旅行で行った霧島登山の行程をガイドブックのように事細かに示し、山登りの険しさに「すこし泣きそうになる」と本音をもらしています。数多く残っている手紙からも、龍馬のユニークな物の見方や、やさしい人柄、人間としての魅力を感じました。
・取材をする中で、龍馬を愛する人の多さや世代の幅に驚きました。龍馬の墓がある京都霊山護国神社へ行って見ると、多くの若い女性やカップルが訪れていました。宮司さんに聞いてみると、龍馬は若い人からも人気があって、世代を問わず参拝者が絶えないとのことでした。

2ページ分を巻物風に飾られているとは、遊び心と趣がありますね。

インタビューを終えて・・・
・ゲラ刷りを拝見すると、もちろんカジュアル性もあるが「らくたび本」らしく、中身も濃く、きちっと書かれている感じがしました。
・イラストは、三条木屋町「瑞泉寺」のお坊さんが書かれたと聞いて、驚きました。どのイラストも、奥の深~い意味のあるものや、アッと驚く目の付け所など、イラストだけを見ていても楽しいです。ぜひ期待していてくださいね。一気に読んでしまいたくなるような内容の本になると思います。
・大河ドラマが始まる前の予習資料として、始まってからの確認資料として、そして何より龍馬の足跡をたどるのに最適な一冊だと確信しました。



実は・・・
インタビュー後、坂本龍馬のお墓がある京都霊山護国神社へどうしても行ってみたくなって、行ってきました。


案の定、多くの若い女性やカップルだけでなく、老若男女の姿がありました。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」が放映されるまでに、ぜひ行かれることをお勧めします。

らくたび文庫NO.041「幕末・龍馬の京都案内」は近日発売です!お楽しみに!
明日は NO.042「京都おいしい甘味処」 をご紹介します。
                                      
                                     らくたび文庫応援隊 鴨田

  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:21らくたびレポーター