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2020年03月07日

明智光秀ゆかりの地 その1

今年に入っていろいろと明智光秀のゆかりの地を巡りました。
今のところ、京都市内に限られますが、昨今のコロナウィルスの影響が
落ち着いたら、京都以外の地も訪ねてみたいなぁと思っています。

備忘録も兼ねて、今年訪れた場所を写真付きでご紹介しておきますね。

まずはなんといっても京都市内なら本能寺と本能寺跡でしょうか。
実際に光秀が織田信長を襲撃した際の本能寺と、現在の本能寺は
場所が違っています。本能寺は寺町御池付近、
本能寺跡は油小路蛸薬師付近となります。
最短で歩くと1.4キロ程で、充分に歩ける距離です。

<現在の本能寺>
明智光秀ゆかりの地 その1
<信長の墓(本能寺内)>
明智光秀ゆかりの地 その1
<本能寺跡>
明智光秀ゆかりの地 その1

実は散策では、この間に信長の嫡男であった信忠が滞在していた
妙覚寺跡や実際に光秀と戦って信忠が亡くなった
二条新御所跡も訪ねますので、距離は伸びます。
ここを歩くと、どうして1万3千の兵を持っていた光秀が、本能寺と
妙覚寺を同時襲撃しなかったのか、やっぱりわかりません。
妙覚寺跡までも本能寺跡から600メートル程しか離れてませんからね。

本能寺襲撃中に嫡男であった信忠が逃げるというリスクを考えたら、
光秀が天下への野望を持っていたとすれば、同時襲撃をしなかった
理由が見つかりません。

やはり信長を亡き者にすることだけで頭がいっぱいで、それ以降の
青写真が描けていなかったのでしょうか。光秀のその後の動きは、
どれも精彩を欠いたものばかりのように思えます。

そのあたり、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」では光秀の内面をどう
描いていくのか。今から楽しみですね!

次回は本能寺を出て、寺町通を北上します!





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Posted by らくたびスタッフ    at 10:18 │山村