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2020年10月26日

光秀が愛でたかもしれない石 ~麒麟がくる2~

こんにちは。出版スタッフの戸塚です。

昨日の麒麟は、将軍義昭のための御所を建築する場面から始まりましたね。

石の出所を聞く信長に、「慈照寺(銀閣寺)から」と家臣は答えます。光秀も、この工期ではアリモノを他所から持ってくるしかない・・・・・・と超現実的なセリフ。
後に、その二条御所は信長と義昭が争った際に破壊され、残された門や石は安土へと運ばれて、信長の城になりました。

ところがです。御所で義昭や信長、光秀が目にしたかもしれない石を、今も見れるんです。
光秀が愛でたかもしれない石 ~麒麟がくる2~


醍醐寺三宝院の藤戸石がそれです。
光秀が愛でたかもしれない石 ~麒麟がくる2~


ときは平安。源平の合戦のさなか、今の岡山県の藤戸で海をはさみ両軍は膠着状態に。そんななか、ひとりの兵が漁師から浅瀬の場所を聞き出し、馬で海を渡り、源氏を勝利に導きます。浅瀬の目印になったのが藤戸石でした。

それから数百年後、この武運を招く石は京都に現れます。
細川家の庭 → 信長二條御所へ → 秀吉聚楽第へ → 秀吉三宝院へ と権力の象徴として、戦国武将の手から手へ伝えられたのでした。

醍醐寺は桜が知られていますが、紅葉の季節も捨てがたい魅力があります。ぜひ、この秋に Go to してみてくださいねICON129ICON130ICON131


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Posted by らくたびスタッフ    at 22:17 │戸塚