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2008年08月17日

妙法の麓で

8月15日 、涌泉寺の「松ケ崎題目踊り」へ行ってきました。鎌倉時代、日像上人の広めにより村人が天台宗から法華宗に改宗した際、住職であった実眼が法華題目を唱えて村人達と共に踊り、喜びあったことから始まる長い歴史を持つ踊りです。
妙法の麓で


2部構成に分かれていて、「題目踊り」では「南無妙法蓮華経」の題目を唱えつつ、体をかがめて扇子を表裏に返しながら進んでいきます。
いわゆる「音楽テープ」はなく、男性陣・女性陣が掛け合いながら唄いあう姿はとても心に響く重厚感がありました。
休憩の後始まる「さし踊り」は、「♪花の都の~」と軽快な音頭で踊りが続きます。
この行事のスケジュールを聞いてびっくり!15日は午後8時から始まり、16日は「妙法の送り火」が終わった後午後9時頃から行うとのことです。皆さんお疲れなのにすごいですね~。京都の伝統文化を支える方々の熱い思いを感じる事が出来ました。
らくたびレポーター 松山


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Posted by らくたびスタッフ    at 18:37 │らくたびレポーター

この記事へのコメント
松山さんへ

検定テキストに書いてある踊りの説明は、
読んでもよくわからなかったのですが、
松山さんのレポートでちょっとイメージがつかめました。

でも、「百聞は一見にしかず」
松山さんのように実際見て感じるのが一番いいんでしょうね。

また行事の紹介お願いしま~す。
Posted by モリモリ at 2008年08月24日 14:14
 そうなんです!まさに「百聞は一見にしかず」というか、実際に見学すると、その行事が地元の方々によっていかに愛され、どの様に引き継がれていったかの要素を感じとることができます。運よく解説していただけることもあります。そんな地元の方々の心意気・熱いハートをエッセイを通じてお伝えしたいです!
Posted by らくたびレポーター松山 at 2008年08月25日 18:14