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Posted by 京つう運営事務局  at 

2017年09月27日

10月22日 町家イベントのお知らせ

10月22日(日)

町家イベント
≪ 時代祭 ≫ 
若村講師のイヤホンガイド解説付きプレミアム席




集合 : 11時 らくたび京町家

こちらのイベントは、好評につき、受付を終了いたしました!
たくさんのお申込み、誠にありがとうございます!


くわしくは こちら へ

  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00散策・講座のご案内らくたび京町家

2017年09月25日

らくたびガイド講座 第6期生 無料モニターツアーのお知らせ

らくたび・京都観光ガイド育成講座
 第6期生 無料モニターツアー 参加者募集!!


今年の6月より「 らくたび 」では「 第6期 京都観光ガイド育成講座 」を
開講しています。

講師を務めるのは、らくたび代表・若村 亮


学生時代から数え20年を超える講師( ガイド )の経験を通じて、
観光ガイドに求められる心と技を伝えています。

そんなガイド講座もいよいよ終盤。
最終回では実際にお客様のご案内をさせていただきます。

ガイドは個人の努力はもちろんですが、 お客様に育てていただくこと で
大きく成長することができる職業です。

皆さまからの励ましや感想、もちろん、厳しいお言葉も含め、たくさんの
ご意見をいただき、勉強させていただきたいと思います。

下記の日程で「 無料 モニターツアー 」を実施致しますので、ぜひとも
受講生のガイドを聞いて、率直なご意見をお聞かせください。

京都の魅力をより多くの方々にお伝えするために・・・
ガイド育成にご協力よろしくお願い致します。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 第6回 らくたび京都観光ガイド育成講座
  【 無料 】 モニターツアーのお知らせ

※ 私たち、第6期生がご案内します!!!

ICON129 日時 : 2017年10月8日(日)
  13時 京阪・祇園四条駅 観光案内所前 スタート
  16時 祇園エリアにて解散

ICON129 参加費 : 無料 

 ※ 詳しい行程、お申し込み方法につきましては・・・
 こちら http://rakutabi.com/event/518/

 皆さまのご参加お待ちしています♪

★ 過去の「 モニターツアー 」の様子はこちらへ ( 2012年4月開催 )
http://essay.kyo2.jp/e363113.html

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ちなみに・・・
現在活躍中の「 らくたびガイド 」もみんなガイド講座の卒業生。
私もそのひとりです。今から10年前、若村の厳し~い(?)指導を
受けてきましたよ(笑)


らくたび 森 
  


Posted by らくたびスタッフ    at 21:00散策・講座のご案内らくたび会員さまへのお知らせ

2017年09月24日

10月7日 京阪ウォークのお知らせ

10月7日(土)

京阪トーク&ウォーク

観光案内所スタッフが考えた
『 サクッと2時間でめぐる祇園ベストコース 』

◆ 京阪トークサロン ◆
参加費 無料 ・ 自由聴講
場所  京阪 ・ 祇園四条駅 観光案内所(地下)
時間  12時45分~13時15分

◆ 京都まち歩き 京阪ウォーク ◆
参加費 2000円
集合  13時半 京阪 ・ 祇園四条駅 観光案内所(地下)
     ※15時半頃解散予定



京阪ウォークの詳細は こちら へ  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00散策・講座のご案内京阪・祇園四条駅観光案内所

2017年09月24日

10月1日 京都さんぽのお知らせ

10月1日(日)

歴代天皇の陵墓&社寺シリーズ
≪ 第8回 ≫
旧嵯峨御所と 遍照寺 ・ 特別御開帳




集合 : 13時 嵐電 ・常盤駅 改札前

くわしくは こちら へ  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00散策・講座のご案内

2017年09月23日

9月30日 京都さんぽのお知らせ

9月30日(土)

新シリーズスタート!
『 御土居ぐるり一周 』
- 第1回 西賀茂 ・ 鷹峯 編 -
都を囲んだ城壁の遺構を歩く



集合 : 13時 上賀茂神社 ・ 一之鳥居前

くわしくは こちら へ
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00散策・講座のご案内

2017年09月22日

9月29日 京都さんぽのお知らせ

9月29日(金)

新シリーズスタート!
『 京の大路小路上ル下ル 』
  - 第1回 千本通 -

平安京のメインストリート 旧朱雀大路をゆく



集合 : 13時 JR円町駅 改札前

くわしくは こちら へ  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00散策・講座のご案内

2017年09月16日

台風・荒天による京都さんぽ等の中止について

京都さんぽにご参加の皆さまへ

いつも京都さんぽ(現地散策)にご参加いただき、ありがとうございます。

このたび参加者さまより
「 台風・荒天などによる、京都さんぽの「 中止 」について 」
お問合せをいただきましたので、下記の通りお知らせいたします。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

らくたびの京都さんぽは、「 雨天決行 」としておりますが、
台風・荒天などの影響で、危険が伴うと判断した場合は
止むを得ず 「 中止 」 の判断をさせていただく場合がございます。


● 「 中止 」と判断した場合、事前に参加お申し込みをいただきました
 皆さまへは弊社より中止のご連絡
をいたします。

● 「 中止 」と判断した場合でも、スタッフは集合場所に向かい、当日参加で
 お越しいただい方にご説明をいたします。

● 弊社の散策では定員を設けているもの以外、「 当日参加 」も歓迎ですが、
 中止等の可能性もございますので、お電話にてご一報いただければ幸いです。

● 実施/中止の判断でご不明な点がございましたら、ご遠慮なく、
 弊社までお問合せください。( ☎ 075-257-7321 )

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

これからの季節、台風などの心配もございますが、「 安心・安全 」の
京都の旅をご提供できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

らくたび 森  

2017年09月14日

「鈴虫説法」を聞いてきました!

京都で、1年中、鈴虫が鳴いている場所といえば……「鈴虫寺」です!
鈴虫の「リィーンリィーン」という鳴き声とともに、「鈴虫説法」が聞けるお寺として有名です。
<鈴虫寺>


この説法がユーモアたっぷりで面白いんです。
笑いとともに、じんわりと心に染みこんでゆくお話で、終わった後は心が洗われたようにスッキリ。
GW期間は2~3時間待ち……、なんて日もあるそうですよ。

<説法を聞きながらお茶とお菓子でほっこり>


さらに、「幸福地蔵さん」がいらっしゃるというのも、大きな魅力です。
日本で唯一わらじを履いたお地蔵さんで、願いをひとつだけ叶えに来てくださるそうです。

鈴虫寺へは、阪急・松尾大社駅から徒歩15分ほど。
その後は、月読神社→松尾大社へと散策するルートがおすすめです。


移動の途中で、「京都花鳥館」を発見しました。
吸い込まれるように入館すると、花と鳥をモチーフとしたアンティークマイセンの作品と、日本画家・上村淳之氏の花鳥画が展示されており、美しい作品の数々にうっとり。隅々まで行き届いた美しい空間で、優雅な気分が味わえました。
マイセンがお好きな方は、ぜひ!
<京都花鳥館&パンフレット>




そして月読神社に立ち寄ってから、松尾大社へ移動。

鳥居に下がっているのは、「脇勧請(わきかんじょう)」と呼ばれるもので、農作物の出来を占うものなんだとか。
<松尾大社の鳥居>


酒造りの神様として有名で、境内には亀の井があります。また、全国から奉納された酒樽も積まれていました。
<亀の井>



松尾大社駅から歩いて回れるルートですので、ぜひのんびり散策してみてください。

らくたび 松尾
  

Posted by らくたびスタッフ    at 10:00

2017年09月12日

9月16日(土) 京阪ウォークのお知らせ

京阪電車 × らくたび  ~ 駅から始まる京都のまち歩き ~
    ≪ 京阪ウォーク ≫ のお知らせ

「 京都の旅 らくたび 」では、毎月2 回、京阪電車とコラボレーションした
まち歩き≪ 京阪ウォーク ≫ を開催しています。

京阪電車の駅をスタートし、ガイドの説明を聞きながら、約 2 時間で
周辺の社寺史跡を効率よくめぐります。

次回の京阪ウォークはこちら↓↓

「 らくたび文庫 」でおなじみ、「 京都の旅 らくたび 」がご案内する 
       ICON133ICON135京阪・出町柳駅発 ICON133ICON135
    京都御所&京都御苑さんぽ





集合 : 13 時半 京阪・出町柳駅 (叡電口改札前 ※地下)
行程 : 集合場所 → 京都御苑 (自然豊かな国民公園に残る史跡) 
      → 京都御所 (建礼門・紫宸殿・清涼殿・小御所・御池庭など) 
参加費 : 2000 円
定員 : 20 名様


icon12 こんな思いを持った方におすすめです icon12

ICON34  京都御所に初めて行くのでガイドの説明が聞きたい方
ICON34  京都御所の見どころを知りたい
ICON34  2 時間で効率よく京都御所周辺を巡りたい方
ICON34  地元の人の話を聞きながら京都を歩きたい方


9/16(土)の詳細・お申し込みはこちら

ご参加お待ちしています~♪
  

Posted by らくたびスタッフ    at 16:40散策・講座のご案内京阪・祇園四条駅観光案内所

2017年09月09日

9月9日 重陽神事・鳥相撲を観賞 in 上賀茂神社

9月9日は「重陽の節句」ということで、本日の京町家イベントは、
上賀茂神社で執り行われた重陽神事・鳥相撲を鑑賞。

イベント全体としては…
上賀茂神社で神事を見学
→御薗橋を渡り、御土居跡を見学
→久我神社(上賀茂神社の摂社)
→紫野別邸という流れでした。

上賀茂神社の重陽の神事は、最初に斎王代が細殿に着座し、
神職の方々と烏相撲を行う子供達が細殿の南庭に入り、
東の禰宜方と西の祝方に分かれて座ります。

自分の方が勝つようにと行われる神事や、
神殿に向かって子供の名簿が読み上げ、
その後細殿の立て砂の前で弓矢と刀を持った刀禰(とね)による烏が跳ねるかのように
3度ぴょんぴょんぴょんと横飛びの動作を繰り返した後、
「カーカーカー」「コーコーコー」となく所作が行われました。


細殿前(神事始まる前)



烏の所作をする刀禰


その後、子供達による東西に分かれた相撲が行われ、
相撲の後は菊の節句にちなみ菊酒が振る舞われ、長寿を願います。


神職の方々と烏相撲の子供達



菊酒の授与

そして、上賀茂神社を出た後は、らくたび京町家・紫野別邸にて、
ランチ&町家見学を行いました。




紫野別邸に移動した後、まずは不老長寿を願い菊酒を味わいました。
お酒に浮かべた菊の花。香りもほんのり楽しんでいただけたかと思います。




そして、季節を感じながらのお昼ご飯の時間。
今回のお弁当は、宝暦7(1757)年創業の京料理 二傳さんのお弁当でした。




見た目にも華やかなお弁当を重陽の節句らしく、
仕上げに菊の花を散らして仕上げました。

お食事の後は、町家を自由に見学していただき、
風情ある京町家でのひと時を楽しんでいただけたのではないでしょうか。

ふくま
  

Posted by らくたびスタッフ    at 18:53

2017年09月06日

涼を求めて、東福寺周辺を散策しました

いつもはんなりエッセイをご覧いただきありがとうございます。
こちらでははじめまして、出版部門の今田です。

さて、連日スタッフが夏の散策レポートを更新しておりますが
私も先月、東福寺周辺をめぐってまいりました。
たどったコースはJR・東福寺駅をスタートし、まずは瀧尾神社へ。少し歩いて泉涌寺と塔頭寺院にお参りしたあと、東福寺と塔頭寺院のお庭をめぐりました。

たくさんめぐったので、ピックアップしてご紹介します。

=泉涌寺 総門=
泉涌寺・総門
泉涌寺周辺は即成院、戒光寺、今熊野観音寺、来迎院をめぐり、泉涌寺へ。
総門をくぐると、夏の暑さを吹き飛ばすような涼やかな空気に一変します。

=今熊野観音寺 鳥居橋=
今熊野観音寺・鳥居橋
晩夏とはいえ、緑はまだまだ美しいですね。

続いて、秋は多くの観光客が訪れる東福寺。
この時期は比較的人波もおだやかで、じっくり拝観することができました。

=東福寺 臥雲橋=
東福寺・臥雲橋

=東福寺 方丈=
東福寺・方丈

=東福寺 通天橋=
東福寺・通天橋
閉門間近な時間帯だったこともあり、通天橋からの景色は独り占め状態!
なかなかこんな機会はないな……!とひとりで悦に浸っておりました。

=東福寺 東司=
東福寺・東司
六波羅門のそばにある東司は、室町時代に建てられた日本最古のトイレとして重要文化財に指定されています。
禅僧にとっては用便も修行のうちということで、作法も細かく定められていました。
方丈庭園、通天橋、紅葉と見どころ満載の東福寺ですが、こちらも要チェックですよ!

どんどんまいります。
塔頭のお庭めぐりは芬陀院、光明院へ。

=芬陀院 鶴亀の庭=
芬陀院・鶴亀の庭
芬陀院では、水墨画家・雪舟が作庭したとされる鶴亀の庭を見てきました。
二度の火災と長い歳月の中で荒廃していましたが、東福寺の方丈庭園を手掛けた重森美玲の手によって復元されています。
こちらも独り占めだったので、静まり返ったお庭を眺めながら、のんびりと物思いにふけったり。

=芬陀院 図南亭=
芬陀院・図南亭
お茶室からの景色もパシャリ。


紅葉の名所は緑の名所!ということであのお寺、あのお庭も……と歩いていたらなんと4時間越えの散策になっていました。
ふだんはオフィスで座りっぱなしなので、散策で動き回ったり社寺の荘厳な雰囲気に触れると、体も心もリセットして「明日もがんばろう!」と思えます。大満足の休日になりました。

これからの季節は過ごしやすく散策にぴったりなので、みなさまもぜひお出かけくださいね。

おまけ。
東福寺塔頭のひとつ、正覚庵の門前でたぬきを発見。蓮の花を手にした姿がとってもキュートでした。


らくたび 今田

  

Posted by らくたびスタッフ    at 20:55

2017年09月06日

9月10日(日)京都さんぽのお知らせ

9月10日(日)

天才画家・伊藤若冲の命日
     石峰寺・若冲忌と門前散策




集合 : 13時 JR稲荷駅 改札前

くわしくは こちら へ  

Posted by らくたびスタッフ    at 16:38散策・講座のご案内

2017年09月06日

根本中堂だけではもったいない!比叡山横断のススメ

9月に入り、急に涼しくなりましたね。
お変わりなくお過ごしですか?

さて私は先月、晩夏の比叡山をめぐってまいりました。
世界遺産登録の比叡山延暦寺を懐に抱き、日本仏教の母なる山と称されるこの地を1日たっぷり、そしてお得に回れる“巡拝チケット”があるのです!


たどったコースは…京阪・祇園四条駅を出発、まずは大津市へ。延暦寺の門前町・坂本から山を目指します。東塔・横川・西塔間の移動はシャトルバスで。帰りは京都市側へ下りて京阪・祇園四条駅へ戻りました。まさにぐるっと一周してきました~。

ちょこっとだけですが、写真を撮りましたのでご紹介しますね。

地下鉄東西線に乗り入れている京阪電車で、三条京阪駅から浜大津駅へ。


京津線に乗り換えて終点・坂本駅へ。乗ったのは「ちはやふる」のラッピング電車。この漫画に出てくる近江神宮は京阪沿線にありますからね~。10月の京都さんぽでもご案内しますよ。詳しくはこちら


日本一の営業距離(約2㎞)を誇る坂本ケーブルの、ケーブル延暦寺駅からの眺め。ひろびろ~。気持ちいい~。


東塔エリアの国宝・根本中堂は大改修中ですが、堂内拝観はできますよ。来年春には修学スペースというのが建設されて、屋根の高さまで登って工事の様子が見学できるとか。


絵になる横川中堂。私が撮れば全く絵にならないことがよくわかりました…とほほ。


おみくじ発祥の地・元三大師堂。場の雰囲気から、(おみくじは)軽い気持ちでひくものではない、というのがひしひしと伝わってきます。


西塔エリアの釈迦堂では、現在内陣が特別公開中です。10月1日からは併せて秘仏本尊・釈迦如来像の特別御開帳も始まりますから、貴重な機会となるこの秋に拝観されてみてはいかがでしょう。(~12月10日まで)


京都市側。左京区岩倉が眼下に見えます。あ、ロープウェイの窓から野生のシカを見ましたよ。そういえば、今回はニホンザルは見かけなかったなぁ。大津市側にはけっこうたくさんいるのです。


シャトルバスや山頂からは雄大な琵琶湖の景色を堪能できました。
今回は使いませんでしたが、峰道レストランでは湖の、まさに大パノラマを眺めながら食事ができます。東塔では門前名物の鶴喜そばもいいですし、延暦寺会館で精進料理を予約しておくというのもありですね。

常に身近にあり、幼きころより家族に連れられて行った“えーざん”こと比叡山。
1日いても見たりないところがまだまだあるので、今度は京都側から上がって楽しみたいと思います。

※これから行かれる方へ。
山内シャトルバス、坂本ケーブル、比叡山ロープウェイ、叡山ケーブルは本数が少なく、最終発車時刻も早めなので注意されてくださいね。
行き先表示の看板などが少ないです。
冬場、京都市側のケーブル&ロープウェイは営業を休止しますから、大津市坂本から上がることになります。

おまけ。
盛夏の旧三井家下鴨別邸。暑い日でしたが、木立の中にあるせいか敷地内は比較的涼しく、お屋敷内を時折吹き抜けてゆく微かな風が心地よかったです。


それではまた。

らくたび
田中昭美
  

Posted by らくたびスタッフ    at 14:28

2017年09月05日

京都の朝は…

「京都の朝は、イノダコーヒの香りから」のキャッチフレーズでおなじみの名店へ。






私にとって「豪華な朝ごはん」は非日常のとっておきの時間。普段はバタバタとあわただしく食べているもんで…

だからこそ、毎年夏になるとオフィス近くでも旅気分に浸れるこの場所に来たくなるのです。日頃はまったく飲まないオレンジジュースをグイッと飲めば、海辺のリゾートホテルに来た気分。波の音さえ聞こえてきそう(笑)



店内は開店時から地元の常連さんや旅行者で大にぎわい。インコの鳴き声が響くゆったりとした空間でいただく贅沢な朝ごはんはすてきな一日の始まりになりますよ。



◼️ イノダコーヒ
http://www.inoda-coffee.co.jp

らくたび 森
  

Posted by らくたびスタッフ    at 07:00

2017年09月03日

京都の北西、高雄・槇尾・栂尾の三尾めぐりに行ってきました♪

紅葉の時期には沢山の観光客が訪れる京都の北西・高雄。
高雄(尾)、槇尾、栂尾とあわせて三尾と呼ばれているこの地を、
今回はゆっくりと清滝川沿いを歩きながら神護寺⇒西明寺⇒高山寺の順に散策しました!

四条大宮からJRバスに乗り約50分、ゆっくりとバスに揺られながら目的地のバス停・山城高雄の到着!
夏の時期ですが、川床や川での水遊びを楽しむ人で賑わっておりました。

~バス停からの道~



バス停の近くにあるお店の横にある下りの道を進み、
川に出ると神護寺まで続く参道の入り口に赤い橋を渡り
そこからさらに長ーい石段を上ります。
20分ほど進み続けると、神護寺の大きな山門の前へ到着!
参道の石段は長く少し急ですので、途中休息できるお店もありますので休みながら上ることをおすすめです。icon10

~参道と山門~





高雄山・神護寺は平安京造営の最高責任者の和気清麻呂公が愛宕五坊の1つとして創建された寺院。
弘法大師空海ともゆかりの寺院でもあります。
国宝17点、重要文化財が2,833点所蔵しており、毎年5月最初に行われる「宝物虫払い」行事では、通常博物館で保管されている宝物も見ることができます。

~高雄山・神護寺~

=境内=



=五大堂=



=金堂=



=和気公霊廟=




神護寺の参道を下り、清滝川を川上に進み西明寺へ到着!
平安時代に、弘法大師空海のお弟子さんが、神護寺の別院として建てられたのが始まりと伝わります。
数年前にドラマの影響で話題になりました「倍返り」のお守りもいただきました。

~槇尾山・西明寺~

=西明寺 門前=



=西明寺 お守り=




西明寺から川沿いと車が多く行き交う道を通り、高山寺へ。
参拝後は、境内を散策しながら鳥獣戯画の絵の複製が保管され、縁側からの景色も美しい石水院へ向かいます。

~栂尾山・高山寺~

=参道=



=石水院=



景色を眺めた後は、お抹茶とお菓子をいただきました。
お菓子やお抹茶券などに鳥獣戯画の絵があしらわれており、とても可愛かったです!

=高山寺 書院で一服=


=お抹茶とお菓子=



自然の中を歩き、癒やされながらの素敵な散策となりました♪
皆様もぜひ人が少ない今の時期に、ゆっくりと散策されてはいかがでしょうかicon12


らくたび 渡部


  

Posted by らくたびスタッフ    at 19:40渡部

2017年09月02日

南山城の石仏めぐり ~岩船寺から浄瑠璃寺へ~

はじめまして。出版部門の戸塚です。

朝夕には秋風が吹き始め過ごしやすくなってきましたが、夏はいかがお過ごしでしたか?
私は、京都と奈良の県境「南山城」(木津川市)まで、遠出を楽しんできましたICON64

奈良時代に都が置かれた南山城は、山々に囲まれた自然豊かなエリアです。
都であったのは、たった4年間でしたが、その後も奈良の僧たちは静けさを求めて山に入り、修行に励んだのでした。

そのひとつ「岩船寺」は、奈良時代の創建です。
門前には、僧侶が身を清めたとされる石の風呂が残されており、これが船icon19のように見えることから「岩船寺」と呼ばれるようになったのだとか。

今では花の寺ICON144として知られており、初夏には5000株ものアジサイが境内を埋め尽くします。訪ねたときは、サルスベリがあちこちをピンクに染めていました。

高台にすくっと立つ三重塔。2000年に修復を終え鮮やかな朱が蘇りました。木々に囲まれた華奢な塔を見ていると、「山寺に来たな~」という旅情がかきたてられますね。京都市内の塔は、もっとエラそうです。

岩船寺を後にし、当尾(とうの)の石仏をめぐりながら浄瑠璃寺を目指します。
道すがら、初めて見たのが吊り店。新鮮野菜がどれでも一袋100円で買えます。しかも珍しいものにはレシピまで添えられているという親切さ。

ただし山道はこんな感じicon10。そういえば、岩船寺で山道を一人歩きしても危険でないかを尋ねたところ、お坊さんの答えが変でした。「昼間だし明るいから大丈夫です。道もありますしね。」わざわざ「道がある」って、普通は言いません。

こちらが一番人気の「わらい仏」face02。阿弥陀様と観音・勢至菩薩様がニッコリ微笑んでいます。一説には、平安時代末期に平氏が東大寺や興福寺を焼討ICON179した後、その復興のため集ってきた石職人たちが住みつき、仏を彫ったともいわれています。

こんな日本の原風景が見たかったicon01

「藪の中三仏磨崖像」は、阿弥陀様、お地蔵様、観音様のトリオ。ここまで来れば、浄瑠璃寺はすぐ。

岩船寺を出てから約1時間で「浄瑠璃寺」に到着。簡素な山門の両脇で野仏が迎えてくれました。浄瑠璃寺の創建は1047年、ちょうど宇治の平等院と同じ頃です。

奈良仏教には「人は、薬師如来によってこの世に送り出され、釈迦の助けを借りて現世を生き、阿弥陀如によってあの世へと導かれる」という考えICON116があり、それを形にしたのがこの寺なのです。

境内の東には薬師如来が祀られている国宝の三重塔。平安時代に、京都の一条大宮から移築されました。もし移築していなければ、応仁の乱か何かで今頃は灰になっていたでしょう・・・。

そして、三重塔から境内を眺めるとこんな風景が見えます。現世を表す宝池を挟み、対岸にはあの世を映す国宝の本堂。内部には9体の阿弥陀様が横一列にずらりと並んでおられ、見応え十分でした。

仏の世界では、極楽へ往生するとき、生前の行いによって「上の上 」から「下の下」まで9ランクのどこかへ振り分けられることになっています。
そこで昔の人は、それぞれのランクに対応する阿弥陀様をこさえて拝んでおけば、たとえ下の下で死んでも大丈夫ICON63と考えたのでした。

ちなみに、わたしたち庶民は中の下face08へ振り分けられるそうなので、心してお参りいたしましょうね。

らくたび 戸塚
  

Posted by らくたびスタッフ    at 13:21

2017年09月01日

台風・荒天による京都さんぽ等の中止について

京都さんぽにご参加の皆さまへ

いつも京都さんぽ(現地散策)にご参加いただき、ありがとうございます。

このたび参加者さまより
「 台風・荒天などによる、京都さんぽの「 中止 」について 」
お問合せをいただきましたので、下記の通りお知らせいたします。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

らくたびの京都さんぽは、「 雨天決行 」としておりますが、
台風・荒天などの影響で、危険が伴うと判断した場合は
止むを得ず 「 中止 」 の判断をさせていただく場合がございます。


● 「 中止 」と判断した場合、事前に参加お申し込みをいただきました
 皆さまへは弊社より中止のご連絡
をいたします。

● 「 中止 」と判断した場合でも、スタッフは集合場所に向かい、当日参加で
 お越しいただい方にご説明をいたします。

● 弊社の散策では定員を設けているもの以外、「 当日参加 」も歓迎ですが、
 中止等の可能性もございますので、お電話にてご一報いただければ幸いです。

● 実施/中止の判断でご不明な点がございましたら、ご遠慮なく、
 弊社までお問合せください。( ☎ 075-257-7321 )

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

これからの季節、台風などの心配もございますが、「 安心・安全 」の
京都の旅をご提供できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 12:00散策・講座のご案内らくたび会員さまへのお知らせ

2017年09月01日

京の匠の技が集う場所・京都迎賓館に行ってきました。

いつもはんなりエッセイをご覧いただきありがとうございます。

本日から9月ではありますが、
夏の終わりの昼下がりに、京都迎賓館に行ってきました。

国賓をおもてなしするこの空間には、京の匠の技が存分に詰まっているらしい!
…というわけで伝統工芸好きとしてはぜひ一度立ち寄ってみたかった場所です。

いざ足を踏み入れてみると、右も左も上も下もどこを見ても伝統の技!わざ!ワザ!!!「京の技の宝石箱やぁ~!」…と厳かな空間にて、ひとり大興奮。

せっかくなので、いくつかの伝統の技をご紹介したいと思います。

まず、廊下で出会った行灯。

品とあたたかみを感じさせる繊細なその手仕事は、和田卯さんによるものだそう。

次に聚楽の間で見つけたのは、有職織物と京指物の技で仕立てられた安楽椅子。

有職織物の何ともいえない色味の美しさにうっとりさせられます。

さりげなく、八代目清水六兵衛さんの作品もありました。


そして一番のお気に入りは、こちら。
藤の間の天井です!

和紙と指物の技術を用いたこの「光天井」は、可動式になっているのだとか。
計算しつくされたこの絶妙な立体感……一体どうなっているの!?と気になって仕方がありません。

ちなみに同じ藤の間の舞台扉には、截金の装飾が施されています。


見る角度によって表情が変わる何とも魅力的なしつらえに、すっかり心を鷲づかみにされました。

他にも漆や蒔絵、表具に織物など、様々な匠の技がキラリキラリと輝いておりました。


あぁ、なんて贅沢な空間。
いつまでもいたい気持ちをぐっとこらえ、帰路につきました。
京の匠の技は、本当に粋で美しいものを生み出すものだと改めて感じた一日でした。


おまけ。

お隣、京都御所にて。
青空にそびえる屋根のソリが何ともかっこよく、思わずパシャリ。
夏の空ともそろそろお別れですね。



らくたび 田中麗
  

Posted by らくたびスタッフ    at 11:00

2017年09月01日

2017年8月14日 大原ひとり散歩

皆さまこんにちは。オフィススタッフの河村です。
いつも「はんなりエッセイ」をご覧いただき、ありがとうございますface02

さて、少し前になりますが、暑さ厳しいお盆の頃に、私は大原へ
行ってまいりましたicon18

大原バス停に着いてまず向かったのは「三千院」



天台浄土教の大成者である「恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)」が、
父母の菩提のために姉の安養尼と供に建立したと伝えられます。

青モミジの清々しいお庭と、にっこりとほほ笑む「わらべ地蔵」に、
心がほっと和みましたface01





三千院の門前で紫蘇ジュースをいただき、次に向かったのは「勝林院」



魚山大原寺勝林院(ぎょざんだいげんじしょうりんいん)は、1013年、
円仁の9代目弟子の寂源(じゃくげん)により、法儀声明念仏三昧の
根本道場として建立されました。

この「勝林院」の周りには、かつて「宝泉院」「実光院」「普賢院」「理覚院」
という多くの僧房がありました。
その中で現存する「宝泉院」と「実光院」へもお参りしました。



「宝泉院」では、緑のお庭を眺めながらお抹茶とお菓子をいただきました。



声明(しょうみょう。仏教の儀式音楽。)がBGMとして流れ、心静かに
このひと時を過ごすことができました。





次に向かったのは、勝林院の僧房のひとつ「実光院」です。



明治以降、「普賢院」と「理覚院」が無住となり、その2院と統合するかたちで、
旧普賢院の地に移転し、現在に至っています。



このお庭は、旧理覚院の寺地で、実光院と統合後、荒廃していたところ、
以後の歴代住職が作庭整備して、この美しい状態を保ってきたそうです。



玄関先に二葉葵を見付けました。



実光院をあとにして、三千院の門前を通り、「来迎院」へ向かいました。
川沿いの緑が綺麗な坂道をしばらく進むと、門が見えてきました。



この来迎院は、伝教大師最澄の直弟子である慈覚大師円仁が、
声明の修練道場として開山しました。



ひっそりと佇む本堂の中には、本尊・薬師如来坐像、釈迦如来坐像、
阿弥陀如来坐像が安置されています。
この日は他にお参りする人もほとんどおられず、私ひとりが仏像様から
じーっと見つめられ、心が洗われたような気がしましたICON45

そして最後に向かうのは「寂光院」です。

歩いていく道すがら、建礼門院ゆかりの「朧の清水(おぼろのしみず)」
を通ります。



そこからさらに先へ進み、まもなく寂光院という少し手前で、真っすぐ
続く石畳の脇道が現れます。



その先には「建礼門院陵」があり、お参りしてから寂光院へ向かいました。



「寂光院」は、天台宗の尼寺で、594年に聖徳太子が御父・用明天皇の
菩提を弔うために創建されました。






建礼門院御庵室跡


岩の割れ目に小さな仏像を見付けましたicon12

盛りだくさんの大原さんぽを終え、満足気に大原バス停へ戻る途中、
畑の中に猫を発見ICON141



また来るね~、と心に誓い、意気揚々と歩き続け、このあと田んぼの
真ん中で道に迷いました・・・face07



季節が変わったら、また訪れてみたいと思いますICON122  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00河村