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Posted by 京つう運営事務局  at 

2018年07月18日

祇園祭 前祭 山鉾巡行が終わりました

7/17 祇園祭 前祭の山鉾巡行が執り行われました。


らくたび講師は3班に分かれて「 祇園祭まなび席(京都市観光協会) 」、
「 辻廻し観覧プレミアム席(京都市観光協会) 」、「 観覧席から祇園祭を
楽しむ(JR東海 「 そうだ 京都、行こう。 」) 」にて山鉾巡行の魅力を
たっぷりとご案内させていただきました。




最高気温が38℃を越える暑さの中、受付・添乗スタッフも大奮闘。




ご参加くださいました皆さま、応援メッセージを下さった皆さま、
ありがとうございました~!!!

来年の祇園祭が今から楽しみです~♪

らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 10:00散策・講座のご案内らくたび会員さまへのお知らせ

2018年07月12日

新企画・第1回「らくたび京町家 で 京の仕出し料理 を 味わう!」 レポート

らくたび会員限定! 新企画・第1回「らくたび京町家 で 京の仕出し料理 を 味わう!」 を7月8日にらくたび京町家で開催した時のレポートです。

このたび、京都のおもてなし文化のひとつである “ 仕出し料理 ” を味わうイベントが、 毎月1回・第2日曜日 に開催される運びとなりました。 第1回目は「 辻留(つじとめ) 」 さんの仕出し料理です。記念すべく初回ということで、辻留京都店店主・平晴彦さんの講が叶いました ( 第2回以降は店主の講義は未定 )。



辻留さんは明治35年創業、初代より裏千家の家元に手ほどきを受け、以後裏千家の懐石料理をあずかる出張専門の料理屋さんです。今回は辻留店主の講義と茶席風仕出し弁当(折詰)を楽しみました。


辻留・平晴彦さんの講義はおもに千利休のお話でした。千利休の言葉に 『 振舞は こまめ(小豆)の汁に えびなます 亭主給仕を すればすむ也 』 があります。料理は一汁一菜の質素なものでいい、亭主自らが給仕に専念せよという意味だそうです。ヨーロッパ では主人が客人を招くとき絢爛豪華な部屋で客人と一緒に食事をとるスタイルが多いのに対して、 日本の茶道 では、主人は客人と一緒に食事はせず、ひたすら客人へ給仕を行う。そして部屋の飾りも質素にする。日本の茶道は ヨーロッパとは真逆のもてなし をしているのが面白いということでした。



平さんは、京の町に息づく仕出し料理屋は、「あの家の亭主は筍が好きだったね」といった得意先の情報を知り得ているから客への気配りや配慮ができる。店と客との信頼関係がとても深いと言っておられました。

最後に日本の茶道におけるお土産という考え方についてお話がありました。「茶道でお土産といえば、持って帰る黒文字一つくらい。持ち帰った黒文字に月日や心に残った言葉を書き留めると良い思い出の一つになりますよ」と心和むお話で講義を締めくくっていただきました。

辻留店主の茶事における心温まるお話が冷めやらぬ間に、仕出し弁当をお出しして和やかなお食事タイムを楽しんでいただきました。

★次回の第2回は、8月12日(日)らくたび京町家で午前11時★からはじまります。テーマは『 寺院 』で、ミニ講座と京都の名だたる寺院御用達の仕出し料理店『矢尾治』さんの精進料理(お膳でご用意)でお楽しみいただきます。

らくたび京町家で、「ミニ講座」とワイワイガヤガヤとおしゃべりしながら美味しいランチタイムを過ごすイベントに参加しませんか?お一人様からでも気軽に参加できます。お電話からでもお申込み可能です。みなさまのご参加お待ち申し上げております。
※この企画はらくたび会員様限定の企画となっておりますのでご注意ください!


★お電話からのお申し込み★
らくたびTEL 075-257-7320 まで(受付9:00~18:00)



【今回のお弁当】
ご飯は今が旬の鱧寿司、だし巻卵、鱸幽庵焼き、魳おろし和え三つ葉、小茄子田楽、蓬麩旨煮、三度豆胡麻浸しなど。



【今回の食後のお菓子】
建仁寺の鎮守社の京都ゑびす神社近くにある鍵甚良房さんの『 鉾餅と干菓子 』。お茶は一保堂茶舗の水出し玉露『 滴露 』。



【お弁当のアレコレ】
お箸袋の揮毫(きごう)と辻留さんの看板の字は北大路魯山人によるもの。



お弁当を包んでいる包装紙は昭和に活躍した日本画家・池田 遙邨(いけだ ようそん)の京都絵地図。岡山県出身。1918年大正7年に竹内栖鳳の門をたたき、1949年昭和11年から24年まで京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)助教授をつとめた。




らくたび 谷口真由美

  

Posted by らくたびスタッフ    at 16:15らくたび京町家谷口