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Posted by 京つう運営事務局  at 

2016年11月29日

山科の「 諸羽神社 」の絵馬がすばらしい

昨日は紅葉のご案内で山科エリアを散策しました。
途中立ち寄った「 諸羽神社(もろはじんじゃ) 」には、来年の干支(酉)の絵馬が
奉納されていたのですが、こちらがすばらしい!



実は4年連続でこの時期に訪問していますが、毎年手の込んだ絵馬が見られます。
しかも年ごとに緻密になっていて、「 今年はどんなんだろう? 」と訪問が楽しみに
なっています。

2年前のヒツジの絵馬はこちら(モコモコした質感がいいでしょ?)


今年もいよいよあと一か月です。(ひぇ~!!)

らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 12:00

2016年11月29日

<紅葉ゆるり茶会>開催しました

<紅葉ゆるり茶会>
 ―鮮やかな紅葉が舞う季節に一服―





今週末も紅葉を楽しみにお出かけする人で賑わった京都。
らくたび京町家では、11月26日に毎月恒例のゆるり茶会を開催いたしました!

まずは紅葉にまつわるミニ講座。今回は山村が講師を務め、
京都の紅葉の名所についてお話しました。




今回の点心は・・・こちら!




鴨のスモーク、吹き寄せ、柿なます、雲母漬け、焼き栗など。
食前酒は、もうすぐノーベル賞の授賞式!ということで、
ノーベル賞の晩餐会の席でも出されたという神戸・酒心館の『福寿』をいただきました。
お味はいかがでしたでしょうか?^^

お茶の安達先生が用意して下さる箸袋には「かえで」の文字が。
今月もすてきです♪


そして、お茶の席へ・・・。
11月は「炉開き」の月でもあるため、今月はお茶室にて行いました。



数名ずつ、お座敷からお庭を通ってお茶室へ。
皆さま毎回楽しみにしてくださっているお茶菓子は、だんだんと冷えてくるこの時期を思い、温かいぜんざいをご用意しました。

お茶席をお待ちの間は、お座敷にて歓談。
おひとり様のご参加が多いですが、皆さまお話を楽しまれていましたよ。


さて、来月のゆるり茶会は・・・、
<クリスマスゆるり茶会>-聖なる夜を祝して一服- です!!
クリスマスツリーで町家を彩り、いつもとはひと味違った会になる予定。
らくたびサンタからのプレゼントも・・・!?
限定20名様の受付けですので、お申し込みはお早めにどうぞ。

お待ちしております!!

らくたび 奥村  

Posted by らくたびスタッフ    at 11:57らくたび京町家

2016年11月28日

12月4日(日)下鴨エリアを散策します

「 らくたび 」では、下鴨神社(糺の森)の紅葉と、今秋に公開が始まった
ばかりの話題のスポット「 旧三井家下鴨別邸 」を訪問する散策を企画しました。

12月 4日(日)
初公開!豪商旧三井家下鴨別邸と
暮秋を彩る下鴨神社の名残の紅葉



集合場所 : 10時 地下鉄・今出川駅 南改札前
ご案内 : 講師・森 明子
くわしくは こちら へ

ちなみに・・・
昨日(11月27日)の「 旧三井家下鴨別邸 」の紅葉は「 色づき始め 」といったところ。



これから日を重ねるごとに彩りを増していくことでしょう。12月4日(日)が楽しみです。
一緒に今年最後の紅葉狩りへ~。ご参加お待ちしています。

らくたび 森  


Posted by らくたびスタッフ    at 18:00散策・講座のご案内

2016年11月26日

12月 3日 京都さんぽのお知らせ

12月 3日(土)

◎ 京阪ウォーク ◎
 
今秋最後の紅葉を訪ねて長楽寺と
昭和の名庭・友禅苑の美しい彩り





集合場所 : 13時 京阪・祇園四条駅 観光案内所前(地下)
ご案内 : 講師・田中 昭美

くわしくは こちら へ

  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00散策・講座のご案内

2016年11月25日

12月 4日(日) 京都さんぽ「 旧三井家下鴨別邸と名残の紅葉 」のお知らせ

京都の紅葉もいよいよフィナーレに近づいてきました。
今年は例年と比べると少し紅葉の訪れが早かったような気がします。

しかし!!
京都の各所で紅葉が散り始めるころ、いよいよ色づき始める紅葉スポットが
あるのです。それが「 下鴨神社の糺の森 」。例年、紅葉が見ごろを迎えるのは
12月に入ってからのこと。

今年の紅葉が全般的に少し早かったこともあって、「 もしや、下鴨神社も早い? 」
と心配になり、本日様子を見に行ってきましたが・・・ 
ご覧の通り、まだ「 青もみじ 」です。安心しました・・・ (11月25日16時頃撮影)



これから日を重ねるごとに色づきが増して、京都の紅葉絵巻のフィナーレを
飾ってくれることでしょう。

「 らくたび 」では、この下鴨神社の紅葉と、今秋に公開が始まったばかりの
話題のスポット「 旧三井家下鴨別邸 」を訪問する散策を企画しました。

12月 4日(日)
初公開!豪商旧三井家下鴨別邸と
暮秋を彩る下鴨神社の名残の紅葉



集合場所 : 10時 地下鉄・今出川駅 南改札前
ご案内 : 講師・森 明子

くわしくは こちら へ

一緒に今年最後の紅葉狩りを楽しみましょう。
ご参加お待ちしています。

らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 21:00散策・講座のご案内

2016年11月25日

11/25京都さんぽ 《圧巻の紅葉参道・粟生光明寺と道真が名残を惜しんだ長岡天満宮》散策レポート♪

11/25京都さんぽ 《圧巻の紅葉参道・粟生光明寺と道真が名残を惜しんだ長岡天満宮》散策レポート♪


今回の京都さんぽは、西山エリアの紅葉の名所・長岡天満宮から粟生光明寺界隈を散策して来ました!
先日と同じ西山エリアですが、大原野の紅葉とはまた違う鮮やかな美しい紅葉でしたicon12


阪急電車の長岡天満宮駅から出発し、歩いて10分ほどで長岡天満宮に到着!
菅原道真公が太宰府に左遷されるとき、京の都に名残を惜しんだ地に創建された神社。
春の時期の霧島ツツジで有名な神社ですが、参道や境内の”錦景苑”の紅葉もとても素敵でした♪

~長岡天満宮 参道~





~錦景苑~




次に向かったのは、早良親王や弘法大師空海との縁のある乙訓寺へ!
こちらも春には美しい大輪の牡丹を咲かせることで有名なお寺です。
今の時期は、境内の紅葉とたわわに実った柑橘樹が人々の目を楽しませてくれます。

~乙訓寺 境内~



西山と畑の広がる風景を眺めながら散策し、最後に向かったのは粟生光明寺!
西山浄土宗総本山であり、法然上人が最初に念仏の教えを説いたと伝わる地に弟子の熊谷次郎直実が開いたといわれています。
秋には境内の至る所が鮮やかな紅に染まり、特に緩やかな坂道の参道は”紅葉参道”と呼ばれています。
両側の木々が大きく枝を伸ばし、華やかに色付いた紅葉のトンネルは必見です!


~粟生光明寺 表参道~



~紅葉参道~




先日の大原野方面と合わせて西山エリアは紅葉の名所が沢山です!
今がちょうど見頃の紅葉を観に行ってみてはいかがでしょうかface02

らくたび 渡部  

Posted by らくたびスタッフ    at 20:29

2016年11月24日

西本願寺「 埋め木 」探しがとても楽しい!

先日、浄土真宗本願寺派の本山である西本願寺に行ってきました。

この時期には御影堂の前に建つ大きな銀杏の木が見事に
色づき、参拝の目を楽しませてくれています。(11月20日撮影)

本日も訪問しましたが、まだまだきれいでしたよ。

さて、今日は西本願寺の「 御影堂 」「 阿弥陀堂 」の「 埋め木 」に
ついてご紹介しましょう。

「 埋め木( うめき ) 」とは・・・
お堂の縁側や廊下の節穴や亀裂に埋め込まれた木のこと。
単に「 修復 」するだけでなく、そこに動物や植物、モノをかたどった木を
埋め込むことによって、参拝される人びとを少しでも癒すことができればという
大工さん達の粋な気遣いがあるそうです。

ということで・・・ 探してみると・・・ 
富士山、ナス、鷹(?)、帆掛け船、花、瓢箪、魚など、あるわ、あるわ・・・(笑)
これは楽しい!お参りに来ていたちびっこたちも夢中になって探していました。
(こういうのってこどもの方が見つけるのがうまいんですよね~)

ご参拝の時には足元にも注目してみてください。







らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 18:00

2016年11月23日

12月 3日 京都さんぽ≪京阪ウォーク≫のお知らせ

12月 3日(土)
◎ 京阪ウォーク ◎


今秋最後の紅葉を訪ねて長楽寺と
昭和の名庭・友禅苑の美しい彩を
楽しんでみませんか。




集合場所 : 13時 京阪・祇園四条駅 観光案内所前(地下)
ご案内 : 講師・田中 昭美


くわしくは 
↓ ↓ ↓
http://www.rakutabi.com/sanpo_sp1.html#s20161203
  

Posted by らくたびスタッフ    at 21:40

2016年11月23日

■特別講座 ■ 12月3日(土) 11:00~11:40

■特別講座 ■ 12月3日(土) 11:00~11:40
『年の瀬の恒例行事にでかけよう!初詣の人気社寺もご紹介』

師走に入ると京都のあちこちで冬の風物詩・恒例行事が執り行われます。千本釈迦堂の「大根炊き」や北野天満宮の「大福梅の授与」や「終い天神」、知恩院の「除夜の鐘の試し撞き」などなど、寒さも吹き飛ぶ由緒ある社寺で、ゆく年に感謝しくる年の招福息災を願いましょう!



参加料金:無料(自由聴講 / イス席20名・立ち見は自由)
場所:京阪・祇園四条駅 観光案内所休憩スペース
講師:田中昭美(京都学講師/らくたび)

  

Posted by らくたびスタッフ    at 21:22京阪・祇園四条駅観光案内所

2016年11月23日

11月23日京都さんぽ  《平安貴族にも愛された西山の紅葉 深紅に彩られた紅葉と美仏の競演》散策レポート♪

11月23日京都さんぽ 
《平安貴族にも愛された西山の紅葉 深紅に彩られた紅葉と美仏の競演》散策レポート


今回は、京都の紅葉の名所“西山エリア”の中でも、特に彩りが美しい勝持寺や、
国宝・如意輪観音像を祀る願徳寺から大原野神社、正法寺を拝観・散策をしてきました♪


23日当日は朝から冷え込んでおり、冬の訪れを感じる中JR向日市駅前のバス停から出発!
阪急バスに乗り目的地の最寄り南春日町まで向かいます。
バスは1時間に1本のみ!そこから20分ほどバスに乗ります。


バス停に到着し、そこから歩いて約20分。
参道の途中様々な史跡を見ながら最初に着いたのは勝持寺。
参道から真っ赤な紅葉が他の木々と合わさり、色のグラデーションがとても綺麗なお庭でした!
宝物館では仁王像やご本尊の薬師如来に日光・月光菩薩、十二神将像などが安置されており、拝観することもできます。
また、西行法師が出家したお寺と伝えられており、彼の植えたとされる桜は西行桜と称し「花の寺」として花の名所としても有名です。

~勝持寺 紅葉~



~勝持寺 境内~



その後勝持寺のお隣の宝菩提院願徳寺へ!
こちらのお寺では応仁の乱の戦火を逃れた平安時代に造られた仏像が安置されています。
ご本尊の如意輪観音菩薩半跏像は平安時代前期に1本の榧の木から彫られており、国宝にも指定されています。
元々金箔や色彩などは施されておらず、今の色合いは木の肌が千二百年の間に自然と色が変わったそうで、とても美しいお姿でした。


寺院を出て来た道を戻り、次に大原野神社に向かいます。
平安貴族・藤原氏の氏神としても厚く崇敬された神社で、奈良の春日大社の神々をこの地にお祀りしていることから「京春日」とも呼ばれております。
こちらも紅葉の名所としても有名で、参道やお茶屋周辺の池に鏡のように映り込んでおりとっても綺麗でした!

~大原野神社~



~大原野神社 鯉沢池~




最後に神社の向かいにお向かいの正法寺へ。
うさぎや象、ライオンなどに見立てた自然石を配置したユニークな枯山水庭園がお部屋の前に広がり、お天気が良い日には稲荷山や音羽山、醍醐山など東山の方まで景色を望むことができます。
西山の昔の景色を描いた書院襖絵や、紅葉や桜の時期には境内が鮮やかに彩られる美しい寺院です。

~正法寺 石庭~




~正法寺 参道~



今回の散策レポートは以上です!
西山のエリアの紅葉の見頃もあと少し!
皆さまぜひ足を運んでみてはいかがでしょうかface02


らくたび 渡部


  

Posted by らくたびスタッフ    at 19:56渡部

2016年11月20日

11月27日 京都さんぽのお知らせ

11月27日(日)
 
早朝に眺める紅葉名所・東福寺と
光明院・知積院など隠れた紅葉へ




集合場所 : 8時 京阪・東福寺駅 東改札前(JR東福寺駅と直結)
ご案内 : 講師・山村 純也

くわしくは こちら へ
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00散策・講座のご案内

2016年11月19日

11月26日 京都さんぽのお知らせ

11月26日(土)
 
金戒光明寺の紅葉ライトアップ
闇夜に社寺を巡るナイトツアーへ




集合場所 : 17時 京阪・神宮丸太町駅 改札前
ご案内 : 講師・若村 亮

くわしくは こちら へ
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00散策・講座のご案内

2016年11月18日

11月18日 床の間のお花

皆さまこんにちは。


お花の先生が、床の間にお花を生けてくださいました。


寒桜


イリス


鮮やかな青紫色のイリスと、小さくて可愛い花をつける寒桜。


新しいお花が床の間に生けられる日が、本当に楽しみです。
この町家の中で、季節を感じられる場所のひとつです。
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00らくたび京町家河村

2016年11月18日

11月25日 京都さんぽのお知らせ

11月25日(金)
 
圧巻の紅葉参道・粟生光明寺と
道真が名残を惜しんだ長岡天満宮




集合場所 : 13時 阪急・長岡天満宮駅 改札前
ご案内 : 講師・山村 純也

くわしくは こちら へ
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00散策・講座のご案内

2016年11月17日

クラブツーリズム様主催の散策が始まります

毎月初、クラブツーリズム様より発行される冊子 「 旅の友 」の裏表紙にて、
来年1月からスタートする新企画をご紹介をしていただきました。

早々にたくさんのお申し込みをいただいたそうで、現在、クラブツーリズム様
にて追加日を設定中です。

この「 丸竹夷のわらべ唄で京さんぽ 」は、一年前に「 京都さんぽ 」で実施して
きた人気シリーズ。今回は昼食付きで、さらにたっぷりとまち歩きをお楽しみ
いただけます。

「丸竹夷のわらべ唄 」にあわせて、一緒に京都散策を楽しみましょう。

◆ ツアーの詳細・お問い合わせは…
http://tour.club-t.com/vstour/WEB/web_tour3_tour_tmp.aspx

ご参加お待ちしています。

らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00

2016年11月16日

11月13日 京都さんぽ 大原&秋の紅葉レポート

11月13日の京都さんぽで秋の大原へ行きました。田中講師の散策案内のもと添乗をいたしました。秋の大原散策は紅葉に色付きはじめているグラデーションの紅葉情報も併せてレポートいたします。

地下鉄の国際会館前で下車し、京都バスで19番の大原行きに乗りました。京都バスの大原バスターミナルで13時に集合し一路、三千院へ向かいました。

三千院へ向かう途中の道でしば漬けのお漬物店が軒を並べ、帰りの道では絶対に買うぞと思いながら歩いていると、参道の道も黄色から紅く染まり始めの紅葉が見えてきました。
土産物店を横目に歩く



参道脇に沿って紅葉が見える



三千院門跡石碑の前



三千院に近づくほど紅葉は紅くなっていました。門前の紅葉は見頃です。石垣に囲まれた御殿門は門跡寺院にふさわしい風格です。階段下から見上げる風景は圧巻です。
真っ赤に染まる紅葉



三千院の御殿門前



三千院の前身は比叡山東塔の草庵でのちに梶井門跡として妙法院、青蓮院とともに天台宗三門跡の一つとなりました。客殿から最初に見えるお庭が聚楽園。少しだけ黄色く色付きはじめていました。聚碧園を見ながら客間を通って宸殿へ。

聚碧園



宸殿でお参りをして振り向くと眼下に広がる雄大な有清園。高い杉の合間に黄色とオレンジ色に染まった木々が地面の苔の緑と相まってとても綺麗でした。
聚碧園で木々のトンネル



雄大な庭園



聚碧園の中にある往生極楽院阿弥陀堂。安置されているのは国宝・阿弥陀三尊像。阿弥陀如来の両脇侍は平安時代のもので、倭座(やまとすわり)で有名な観音菩薩と勢至菩薩です。倭座とは少しだけ腰を浮かして座っておられる姿のことを言います。今から極楽往生へ迎えんとする瞬間の姿を表現されているそうです。蓮の台に魂を乗せて極楽に向かう。死を迎える時、阿弥陀様が極楽浄土へ導いてくださるのだそうです。とても神聖で神秘です。

往生極楽院阿弥陀堂前で



三千院のお庭を堪能した後は勝林院へ。勝林院は円仁(慈覚大師)の弟子寂源が法儀声明の修練道場として創建(1013年)したのが始まりです。後に仏を讃える歌謡や経を読む音律として広がった天台声明の根本道場となりました。また、1186年に天台宗の顕真が浄土宗の法然を招いて法然上人が唱える専修念仏について論議した「大原問答」が行われたところでも有名です。近くには“法然上人のこしかけ石”や法然上人の弟子・熊谷直実が護衛の鉈を捨てたとされる“鉈捨薮跡”などの伝説が残っています。
勝林院前で



大原問答で法然上人を守ろうと熊谷直実が持っていた鉈を、法然上人に諭されて鉈を捨てたとされる薮跡



勝林院を後にして一行は寂光院へ。道すがら歩く道の風景は紅く色付く前の黄色、オレンジの紅葉がグラデーションで彩られていました。大原の田園風景を楽しみながら歩くと出家した建礼門院徳子が余生を送る寂光院へ行く途中で、泉に春のおぼろ月夜と自分の姿を映し見たとされる“朧の清水”があります。

少しだけ面影を残す建礼門院ゆかりの朧の清水



まだ緑の紅葉が残る寂光院参道の風景



寂光院門前で売られている伽羅蕗や山菜の佃煮を売るお店



寂光院の門前では赤と黄、緑の紅葉が広がっていました。真っ赤に燃える紅葉風景もよいですが三色揃った紅葉もまた趣が変わってよかったです。

三色の紅葉。寂光院門前



境内も赤の紅葉がアクセントになっています



寂光院は1400年前、聖徳太子が父帝用明天皇の菩提を弔うために創建されたと言い伝えられています。800年前に源平戦乱の末に敗れた平清盛の娘徳子が東山の長楽寺で出家後29歳の時に大原の里に住まわれ、この寂光院で夫高倉天皇や子安徳、平家一門の菩提を弔い、生涯を静かに閉じられたそうです。本堂は平成21年に不慮の火災により焼失。本尊の地蔵菩薩は全身を焦がしながらも残っていたそうです。本尊地蔵菩薩はじめ本堂などは建て直され真新しい姿の本尊地蔵菩薩を拝顔することができます。
本堂



苔もきれいです



寂光院を後にして、帰りの道へ。道の途中気になっていた大原の味噌屋さんへ寄りました。自家製のお味噌をはじめ白みその生キャラメルやアイスクリームを買っておられました。
大原の味噌屋さんでお土産の品定め



帰り道の大原の里田園風景



私も、お土産にしば漬けを買いました。さっそく夕食で頂きました。また、次の日のお弁当にもしば漬けを入れました。しば漬け三昧です。

大原名物しば漬け



茄子と茗荷のきざみしば漬け



大原の里は京都市内とはまた違った風景が広がり、比叡山が近いことから歴史もたくさん点在します。参道沿いにはお土産物屋さんが軒を並べているので歴史を検証しながらそぞろ歩きの散策にピタッリだと思います。これから一挙に紅葉は紅く染まりあがります。古の秋の大原を紅葉、お土産ともにお楽しみください。もう見頃ですよ~。

らくたび 谷口  

Posted by らくたびスタッフ    at 18:02らくたびガイドと歩く散策谷口

2016年11月16日

11月23日 京都さんぽのお知らせ

11月23日(水・祝)
 
平安貴族にも愛された西山の紅葉
深紅に彩られた紅葉と美仏の競演




集合場所 : 12時50分 JR・向日町駅 改札前
ご案内 : 講師・山下 輝雄

くわしくは こちら へ
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00散策・講座のご案内

2016年11月15日

11月22日 京都さんぽのお知らせ

11月22日(火)
 
錦秋彩る洛北屈指の紅葉スポット
圓光寺・詩仙堂・金福寺の名庭へ




集合場所 : 13時 叡電・一乗寺駅 改札前

ご案内 : 講師・富田 啓子

くわしくは こちら へ
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00散策・講座のご案内

2016年11月14日

11月26日 ゆるり茶会のお知らせ

皆さまこんにちは。
いつもはんなりエッセイをご覧いただき、ありがとうございます。

もうすっかり、秋色に染まりつつある京都。
らくたび京町家のお庭も、少しずつ色付き始めています。

マンリョウ


松の木の根元に生えている小さい木。これは何という木でしょうか。
去年より少し大きくなりました。


落ち葉


らくたび京町家で、を感じてみませんかICON122

      11月26日(土)
    - 京町家で行う四季ゆるり茶会 ≪ 霜月 ≫ -

  ◆◆ 紅葉ゆるり茶会 ◆
     - 鮮やかな紅葉が舞う季節に一服 -

山麓から町中に至るまで、京都には数多くの紅葉の名所があります。
種類も多く、その日の天候や時間、さまざまな条件によって表情が変わる
紅葉
は、散ってなお美しく、古来人びとの目と心を楽しませてきました。
本茶会では、町家のなかでも秋を満喫していただけるような点心とともに、
この時季ならではの和菓子もご用意していますので、どうぞ、楽しみに
お越しください。

集合場所 : 12時 らくたび京町家

★20名様限定
★申し込み期限 : 11月23日(水)



まだまだ緑色ですが、少しだけ赤くなってきましたよICON122
『紅葉ゆるり茶会』が開催される11月26日には、きっと、もっと赤く
色付いていることでしょうICON122face02



  

Posted by らくたびスタッフ    at 18:11散策・講座のご案内河村

2016年11月13日

《京阪ツーリストインフォメーションセンター祗園四条・旬風景11》

朝晩が寒くなった京都。紅葉も京都の北部に位置する大原から紅くなったと京阪祇園四条駅観光案内所へ情報が入った11月11日。出勤前に見た八坂神社楼門に“ 祝 七五三まいり ”の旗が風になびいていました。七五三詣りの季節だと懐かしく思い八坂神社へ。私もこの八坂神社で両親と七五三詣りをしたんだと思い出しました。

11月11日の八坂神社



大きな七五三詣りののぼり



七五三詣りののぼり



境内も七五三詣りをお迎え支度



さて、七五三詣りの由来は定かではないですが、江戸幕府第五代江戸幕府第5代将軍である徳川綱吉の長男の健康を祈願したことからはじまったという説があります。江戸時代以降、子どもの成長を祝って神社・寺で詣でる日本の年中行事になりました。

日付は秋の収穫を神に感謝する月の11月と、旧暦の15日は鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たるため何事をするにも吉とされた日を選んで11月15日になったという説があります。15日に関して単純に七五三の七と五と三を足して15にしたと言う説もあります。

七五三の年齢は、“髪置きの儀”や“袴儀”、“帯解きの儀”を迎える子どもの成長の節目の歳や、奇数が縁起の良い数と考える思想からきているとも言われています。

忘れてはならないのが、千歳飴。長細い短冊型の袋に入った長細い飴。皆さま記憶にあるかと思いますが、字のごとく「千歳」つまり子どもが長生きしますようにという願いが込められた飴は、お詣りをした子どもに振る舞われます。千歳飴の袋には日の出や鶴亀、松竹梅と縁起物勢揃いの絵柄で飾られて、嬉しい気分になる福袋です。

恥ずかしながら、わたくしもずいぶん気の遠くなる前に氏神様の八坂神社で七五三詣りをしています。職場から家に帰りアルバムを見たら七五三詣りの写真がありました。もう昭和のノスタルジックな世界が広がっています。大丸百貨店の袋を見ると懐かしいと思えるのは少ないのではないでしょうか(笑)。

うん十年前の七五三詣り 母と私(氏神八坂神社の本殿横)



手に持つ大丸の袋が昭和ノスタルジック



七歳の七五三詣り



うん十年前に母と写真を撮った本殿横の景色は今も変わらず




京都では子どもの成長を祝う行事として“十三詣り”という慣わしがあります。節目節目の行事はいつまでも受け継いでいきたいと思います。11月15日どうぞお子さまと一緒に八坂神社へお詣りください。

境内の紅葉も紅く色づき始めて



紅葉しています




らくたび 谷口
  

Posted by らくたびスタッフ    at 20:16谷口京阪・祇園四条駅観光案内所