2/16 ゆるり茶会報告レポート第2弾

らくたびスタッフ  

2019年02月20日 11:03

先日京菓子づくりとゆるり茶会に参加してきました。

先生は亀屋良長の職人さん。
テーブルにそれぞれ丸盆が置かれ、中に丸いピンクと白あん、
そして小さな白あん、黄色いあんの材料が、
このあんは京の和菓子の定番練り切り備中(岡山県)産白小豆は最高級品とのこと。
小道具には茶巾と鉛筆のような棒、おしぼりが用意されてました。

各自両手を消毒しお菓子づくり開始。
ピンクあんを手のひらで伸ばし、小さな白あんも伸ばしたものをピンクあんの
中央に重ねて裏返しておきます。
そしてピンクあんの真ん中に白あんを置いて
お菓子を回しながら親指と人差し指で少しづつ包んでいきます。
緑色の小さなあんが配られ細長く伸ばし包んだお菓子の側面に貼り付けます。
はい葉っぱの部分です。

それから茶巾を広げておかしを包み込み茶巾を絞ります。
茶巾を広げ、絞った部分に潰して中央を棒で穴をあけた黄色あんを飾ると
椿の花が出来上がりました。
ピンクと白のグラデーションの花に緑の葉っぱと中央の黄色がアクセントの
素敵なお花です。食べるのが惜しいくらいです。自画自賛してます(笑)
このお花は後のゆるり茶会でのお楽しみに。

その後、先生からお菓子の始まりや由来、
現在の和菓子業界の流れなどの話を伺いました。
何と今の若い職人の8割が女性とのことで
先生の修行時代には考えられなかったと。
また京都の和菓子は東京その他の地域と違って色も淡く
決して自己主張せずあくまで主役であるお茶を引き立たせるものである。
一言でいうとはんなりしてるとのこと。
いろんな楽しいお話を聞かせていただきました。

いよいよお茶席で安達先生にたてて頂いた薄茶で椿の花を完食
美味しかった。幸せな午後のひと時でした。

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