12月28日は仕事納めの日。
大掃除のあと、スタッフと町家サポーターさんで町家にお正月飾りを
用意しました。
表玄関には、京都ならではの松飾り「 根引松(ねびきまつ)」を飾りました。
一尺(30.3cm)あまりの根付きの若松に、半紙と水引を巻いた
シンプルな飾り。雄雌一対で飾っています。
玄関の間には松とともに「 餅花(もちばな) 」を作って飾りました。
1階の大広間もお正月らしく縁起のいいお飾りを。
鶴の掛け軸とお花の先生が生けてくださった万年青(おもと)。
鏡餅のお餅は12月23日のお餅つきのときに作った自家製です。
華やかな扇とともに。
こちらは柚子。「 大きな柑橘(かんきつ) 」が「 大きな吉(=すなわち大吉) 」に
通じるそうです。
控えの間の床の間には、申の烏帽子の掛け軸と大松の扇を。
お茶室もお正月ならではのしつらえに。
「 炭飾(すみかざり) 」というそうです。お茶の先生が作ってくださいました。
香合はお猿。ちょこんと座った姿がかわいいです。
お庭には万両がかわいい実をたくさんつけてくれています。
苔庭に赤がアクセントになってとてもきれい。
2015年からスタートした「 らくたび京町家 」。
らくたび会員さま、関係者さまには一年間たくさんのご支援をいただき、
本当にありがとうございました。2016年もどうぞよろしくお願い致します。
来る新年が皆さまにとってすてきな一年になりますように・・・
らくたび 森