トリプルへッダー

らくたびスタッフ  

2008年09月15日 20:54




 13日(土)に、らくたびレポーター2人とレポーター候補生1人の計3人で、知恩院の「集会堂平成大修理」を見学に行ってきました。大正13年以来の屋根葺き替えとの事です。ヘルメット着用で地上約4.6Mの足場に入らさせていただくと、そこには「まさに修理中の屋根部分」が壮大なスケールで広がっていたのでありました。屋根材(瓦や野地板等)が外され、垂木や母屋がむき出しになったその状態は、まるで「約80年前の巨木たちが現在の空気を吸っている」様にも見えました。新調される木材の他に、これからも使い続ける木や、継木による補修をした木を含め、新旧の部材が手を取り合ってこれからもお堂を支え続けていくとのことです。あらためて、「木の強さ」に感動したとともに、木材ひとつひとつの状態を見極める修理手の方々のご努力に厚いエールを送りたくなりました。皆さん、頑張ってください!
平成23年の完成がとても楽しみです。
(らくたびレポーター 松山)



 知恩院の「平成の大修理」を見学した後に、3人で清水寺に行ってきました。
目的はただ一つ!!
8年振りに御開帳されている【十一面千手観世音菩薩】を見ることです。
流石に清水寺です。
参道である清水坂が人で埋め付くされてるではありませんか。
しかし、その人波を掻き分けなんとか仁王門に到着。
御本尊が安置されている場所は内々陣という場所で、中は薄暗いですね。
内々陣ではまず御前立ちの十一面千手観音が見えてきます。
清水式といい二本の腕を頭上に掲げ掌で阿弥陀様を持ってる姿をしています。
そして、いよいよ秘仏である御本尊の登場です。
厨子の中に安置されている御本尊は立派な光背があり、その姿から慈悲に心が
満ち溢れているようでした。
三人とも時を忘れて見とれてしまいました。
(らくたび会員:森田)




そして続いて、地主神社へ行きました。
ここは京都の「縁結びの神様」の東の横綱。
そう言えば、つい3週間ほど前にらくたび京都さんぽで
西の横綱「野宮神社」へ行ったばかり・・・・
わずか3週間で東西に行けるとは有難いことです。

清水寺の本堂同様に混雑していましたが、女子高生に混じってお参りをしてきました。
そしてその後、おみくじを引いてみると結果は「半吉」。
良くもなく悪くもなく、、、、まぁ良いとしておきましょう。

これからも色々な方との良いご縁にめぐりあえますように!
修学旅行気分で楽しい時間でした。
(らくたびレポーター:森)

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