日本の伝統芸能をコンパクトに堪能 「 ギオンコーナー 」

らくたびスタッフ  

2017年08月27日 17:00

京都・祇園の中心に位置する文化観光施設「 弥栄会館 ギオンコーナー 」
では、舞妓さんによる京舞をはじめ、茶道、華道、箏曲、雅楽、狂言、文楽
の7つの伝統芸能を約1時間で鑑賞することができます。



【 茶道 】
お点前は立礼で行われます。同時に舞台ではお琴の演奏と生け花が披露され、
とても華やかでした。


【 雅楽 】
聖徳太子の時代に大陸から楽器や楽曲が伝来。平安時代以降、朝廷での儀式や
仏教の法楽で用いられるようになり、日本独自の発展を遂げました。


【 狂言 】
能楽の合間に演じられる一種の喜劇。15世紀に田植えや豊作を祈願する
神社の祭りの時に演じられたことから始まり、16世紀以降は将軍の庇護のもと
民間にも広がりました。


【 京舞 】
祇園の芸妓・舞妓によって演じられる京舞は京都を代表する芸術のひとつ。
衣装の美しさも相まって、優雅かつ絢爛そのものです。


【 文楽 】
一つの人形を3人の人形遣いが息ぴったりに操り、その動きはリアルその
もの。情感たっぷりに演じられていました。


今春に全面リニューアルが行われ、音が響きやすいように舞台の床板を
ヒノキに変更。館内もとてもきれいになりました。一度に日本の伝統文化を
コンパクトに堪能できるとあって、特に外国人観光客から人気。

さらに、上演中の写真撮影が許可されているものうれしいところです。
私が訪問した日も満席の賑わいぶりで、日本が誇る伝統芸能の奥深さを
あらためて感じたひとときとなりました。

弥栄会館 ギオンコーナー 公式サイト
http://www.kyoto-gioncorner.com/

■ 公演日時/毎日18:00〜、19:00〜
■ 演目/京舞・茶道・華道・箏曲・雅楽・狂言・文楽

らくたび 森

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