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2016年05月02日

日野で51年ぶりのお薬師さんを拝観

新緑の綺麗な季節になりましたね!
昨日(5月1日)は京都さんぽで日野~醍醐方面へ
散策に行ってきました。参加人数は29名です!

お目当ては、何と言っても51年ぶりの公開となった
『乳薬師』の通称名で知られる法界寺の本尊・薬師如来。
普段は、国宝の阿弥陀如来と阿弥陀堂の拝観を楽しみに
訪れますが、今日は初めて拝めるお薬師さん目当てに
さすがに多くの方がいらしてました。

薬師堂の中は狭く、外陣で説明を受けたのちに右の
内陣へ。ここに六体の十二神将。さらに裏へまわって
厨子の横からお薬師さんと日光・月光菩薩を拝みました。
横から拝むという今までにない新しい?スタイル。これは
寺院の方の説明によると正面から拝むのは畏れ多いとの
こと。写真でご覧いただけないのが残念です。
さらに前に戻ってきて左側の内陣からもう六体の十二神将を拝観しました。
公開は5月8日(日)までですので、ぜひこの機会に!

その後は、日野誕生院へ、藤棚の藤が紫とピンク色の
2種類があり、綺麗に咲いてました。

日野で51年ぶりのお薬師さんを拝観

さらに住宅地を歩いて、平重衡の墓へ。平家物語の中で
栄枯盛衰の一つの象徴として描かれた悲運の武将に
想いをはせます。(山村語りました^^)

日野で51年ぶりのお薬師さんを拝観

さらに一言寺では、ひとつだけ願いを叶えてくれるという
ことで、しっかり祈願し、帰りに参道途中に横切っていた
「頼政道」へ。ここは一言寺門前に住む会員のN様の案内で
うっすら残る頼政道の散策となりました!

もうひとつのお楽しみは、奈良街道沿いに佇む善願寺へ。
安産祈願の寺院としてしられ、こちらも法界寺同様
特別公開を行っていました。腹帯地蔵の大きさに驚き、
なんと生木に彫られていた西村公朝さん作のお不動さんにも
しっかりお参りできました。

日野で51年ぶりのお薬師さんを拝観

最後は、ひっそりとした醍醐寺へ。桜の新緑の青さに
癒されつつ、京都さんぽは解散となりました。

日野で51年ぶりのお薬師さんを拝観

普段あまり歩くことのないエリアですが、こういった場所に
いくのが京都さんぽの醍醐味かな!という締めにしたいと
思います笑。


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Posted by らくたびスタッフ    at 11:37 │山村