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Posted by 京つう運営事務局  at 

2016年09月12日

比叡山に行ってきました!

先日、出町柳駅を出発し、比叡山に散策に行ってきました!

使ったチケットは『比叡山延暦寺入山きっぷ』。
叡電と叡山ケーブル・ロープウェイ、比叡山内シャトルバスの往復券、延暦寺の巡拝券がついたチケットです。

出町柳をスタートし、叡電の八瀬比叡山口駅へ。
橋を渡り5分くらい歩くとすぐに叡山ケーブルの駅が見えてきます。

叡山電車 出町柳駅



運転手さんが道中解説をしながら上に登っていくので、景色を楽しむだけではなく、ケーブルの歴史も勉強できるのでとても楽しめました!

急勾配を登るケーブルは、乗っているだけでとてもワクワクします!


その後ロープウェイに乗り換えて比叡山山頂に到着。
雨の日というのも重なってかなり涼しかったので、これからの季節は羽織り物がある方が良いかもしれないですね。


山頂には『ガーデンミュージアム比叡』があり、陶板で描かれた名画と色とりどりのお花が咲き誇っていました。
お天気がよければ比叡山から望むとっても綺麗な琵琶湖の景色を観ることができます!
園内にはカフェやショップもあり、とっても可愛らしい小物や食材、お土産が販売されていたので幅広い年代の人が楽しめそうです。
コラボ商品や星の王子様の限定グッズも素敵でした!

陶板の絵画のイメージに合わせたお庭はとっても綺麗!


お天気がよければもっと綺麗な琵琶湖の景色を見ることができます。




ガーデンミュージアムの後はバスに乗り比叡山延暦寺へ!
東塔エリアの大講堂や根本中堂を拝観。
ガイドの方にご説明していただけたので、とても勉強になりました。
根本中堂のご本尊の前には千二百年間灯り続けている「不滅の法灯」が安置されており、私たちも拝見することができます。

大講堂


根本中堂


帰る頃には雨も上がりとても綺麗な景色を観ることができ、さらにケーブルでは運良く野生の鹿に出会えとても楽しかったです。

ガーデンミュージアムや延暦寺、そして秋には紅葉と比叡山は見所が沢山あります!
皆さま秋の行楽シーズンにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?face02


らくたび 渡部


  

Posted by らくたびスタッフ    at 17:46渡部

2016年09月12日

海外旅行気分で朝ごはん

先日、河原町通を歩いているときに、ゲストハウスの場所を探している
外国人観光客さんに遭遇しました。

地図を見ながら、一緒に探すことになったのですが、見つけたゲスト
ハウスの1階部分は、宿泊者でなくても利用できるカフェ&バーに
なっていて、開放的な空間がとてもいい感じ。

気になったので翌日、朝ごはんを食べに行ってみました。

モーニングプレートとカフェラテをいただきました。
クロワッサンがサクサクしてとってもおいしかったです。

ホステルを利用する各国のバックパッカーをはじめ、旅行者、通勤前と見られる人、
近隣の住民など、いろいろな人がゆったりと過ごしていました。


お店を出るときには「Have a nice day!(よい一日を!)」と見送っていただき、
なんだか海外旅行に行った気分を味わうことができました。

Hostel Len (ホステル レン)
http://backpackersjapan.co.jp/kyotohostel/

らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 13:44

2016年09月11日

《京阪電車&-洛を旅する-らくたび》“龍馬ウォーク/動乱の時代を駆け抜けた英雄 ≪ 坂本龍馬 ≫  散策レポート4

≪幕末の志士たちの史跡を訪ねて≫
9月3日にガイドの山下輝雄がご案内いたしました京阪ウォーク“龍馬ウォーク”の散策レポートです。



今回の幕末の志士たちゆかりの散策は、円山公園からねねの道、二年坂手前の龍馬坂に入り坂本龍馬の墓がある京都霊山護国神社へとめぐりました。

左は知恩院、右はねねの道へと続く円山公園


最初に円山公園にある坂本龍馬と中岡慎太郎像を訪ねました。銅像は、坂本龍馬が新しい時代を遠く見据えるかのような立ち姿、中岡慎太郎は座って新しい時代の足元を固めるような姿で建てられています。これは、土佐の高知県県人会の方によって昭和37年に作られ、銅像台座の名前の文字は元総理大臣・吉田茂のものだそうです。
坂本龍馬、中岡慎太郎像




坂本龍馬と中岡慎太郎は幕末の転換期に尽力した二人でしたが、志半ばにして1867年の11月15日に近江屋(四条河原町)で刺客に襲われ亡くなりました。これが近江屋事件です。木屋町三条の酢屋に滞在していた坂本龍馬は近江屋へ移り、逃げ道が確保されている土蔵の蔵に隠れ住んでいましたが風邪をひいて蔵から表の二階座敷に部屋を移し、中岡慎太郎と密談をしていたときに刺客に居場所がみつかり暗殺されました。

また、11月18日に、御陵衛士の屯所のリーダー伊東甲子太郎が新撰組に襲われ亡くなっています。佐幕派の新撰組にいた伊東甲子太郎はいつしか思想の違いから新撰組を脱退することを考え、孝明天皇を守ることを口実に新撰組を脱退し1867年6月にねねの道の東側にある場所(月真院)で孝明天皇を守る屯所を構えました。これをよく思わない新撰組の近藤勇が北辰一刀流の伊東甲子太郎を言葉巧みに酒の場へ誘い、酔った伊東甲子太郎を帰り道の本光寺(七条油小路)の門前で暗殺しました。七条油小路の事件です。ほんの数日間で幕末の志士たちが亡くなりました。
ねねの道にある孝明天皇の御陵衛士の屯所であった月真院




坂本龍馬と中岡慎太郎の亡骸は、二年坂手前の通り龍馬坂の先にある霊明神社で葬儀をされました。亡骸を担ぎながらこの坂道を葬列したのでしょうか、道には「幕末志士葬送の道」と記す看板がありました。

霊明神社に続く坂道



龍馬坂を上りきると左に京都霊山護国神社があります。明治天皇が招魂社として建立。幕末の志士たちを英霊としてお祀りしました。お墓には坂本龍馬、中岡慎太郎はじめ日清、日露、太平洋戦争の兵士7万3千柱が祀られています。京都における戦死者を祀る神社です。
京都霊山護国神社参拝



京都霊山護国神社の墓地は山肌の小高い所にあり、階段で上ると京都の市街が広がります。新しい時代を見守るかのように墓地は京都の街並みに向いてあります。今も国の礎となった幕末の志士たちを訪ねにたくさんの方がお参りされています。

幕末志士の名前が並ぶ墓石の地図



墓地から京都市内を見下ろす



幕末に活躍した志士たちの史跡をたどる他に、祇園のエリアを散策しました。

≪南座≫
建物は昭和4年の建築のため建物の耐震補強工事が予定され、現在は休館となっています。そして今年の12月の京の風物詩「顔見世興行」は先斗町歌舞練場でされることが決まっています。散策では、役者の名前が書かれた“まねき”が先斗町歌舞練場ではどのようにまねき上げされるのか話題になっていました。今年の12月検証したいと思います。
今は休館中の南座



≪白川南通≫
戦争前までは白川に「大友(だいとも)」という大きなお茶屋さんがあって、文芸芸者の女将を慕って当時の市長や文豪、文化人などが集まったそうです。特に吉井勇はこの祇園を愛し、お茶屋の座敷で詠んだ歌が白川沿いの石碑になっています。「かにかくに祇園はこひし寝るときも枕のしたを水のながるる」という歌です。常に枕元に白川の水の音が聞こえるように、とにもかくにも祇園が恋しいと言った、祇園への哀愁をあらわした歌です。石碑は吉井勇が70歳の古希に仲間たちから贈られたもので昭和30年に建てられました。11月8日には毎年「かにかくに祭」が行われ、祇園をこよなく愛した吉井勇を偲んで芸舞妓が白菊を手向けお茶のお点前などを披露します。祇園の中心であり象徴的なエリアです。

吉井勇のかにかくに碑



≪進々堂≫
祇園の芸舞妓さんから親しまれているお店の進々堂さん。祇園の喫茶店で芸舞妓さんがお稽古帰りなどに顔出しされるお店です。また、芸舞妓さんが、12月13日の事始めにお世話になったお店や得意先へご挨拶される際に渡される「福玉」をこちらのご主人が作っておられます。淡いピンクと白の可愛い丸い入れ物(ドッジボールの大きさ)の中にミニチュアサイズの郷土玩具や縁起物が入っています。ご主人は年間600個ほど作られるとか。この福玉の開封は除夜の鐘が鳴ってからのお楽しみという約束事があるそうです。お正月には、少なからず京都の子供もお年玉と一緒にこの福玉を楽しみにしています。

芸舞妓さんが顔出しされる進々堂さん



福玉



≪八坂神社≫
祭神は素戔嗚尊、櫛稲田姫命、八柱御子神(8人の子供を総称している神)です。昔は祇園社や祇園感神院とも呼ばれ、今でも「祇園さん」の名でも親しまれています。八坂神社といえば祇園祭。祇園祭の由来は869年、日本全国に疫病が流行り、疫病を鎮めるための神事の御霊会です。当時、日本の国の数は66国。神泉苑に66国の剣鋒を立てて、神泉苑の水で剣鋒を清め神輿を出して疫病を鎮めました。後に町衆もこの御霊会に参加し、山鉾を作り巡行で町中を清め、神事の神輿が巡行する現在の形の祇園祭となりました。

青空と朱塗りの楼門が美しい




今賑やかな観光地の祇園界隈も歴史を細かく紐解けば幕末の志士たちが活躍していた時もあり、とても不思議な感じがしました。京都は時代が幾重にも交差する町なのだなと実感する散策でした。私は特に幕末時代を知らなかったので、この散策では山下ガイドにくいついて聞いておりました。また、幕末ゆかりの地を訪ねて勉強したいと思います。

らくたび 谷口
  

Posted by らくたびスタッフ    at 20:50谷口京阪・祇園四条駅観光案内所

2016年09月10日

京阪祇園四条駅観光案内所からのお知らせです

京阪祇園四条駅観光案内所からのお知らせです

京阪祇園四条駅観光案内所に新しく設置されましたデジタルディスプレイ(情報掲示板)と9月17日(土)京阪ウォーク/東山ウォークのご案内です!

この度、京阪祇園四条駅観光案内所スタッフの手書き案内(掲示板)とともに、京都の観光情報をより多く皆様にお伝えしようとデジタルディスプレイの掲示板も設置することになりました。

京阪ウォークのチラシを投影するデジタルディスプレイ



好評のスタッフが描く手書き案内(掲示板)もこれまで通り京都観光情報を楽しくお伝えします!乞うご期待!京阪祇園四条駅観光案内所へお立寄りの際は情報チェックをお願い申します。

スタッフの渡部も新掲示板に負けじと頑張ります!



京阪電車沿線の神社仏閣をわかりやすくピックアップ



二つの掲示板で京都観光の情報をお伝えいたします




また、次回の京阪ウォークは9月17日(土)東山ウォークです。祇園界隈をギュッっと凝縮した、祇園良いとこ取りの散策になっていますので、京都の観光の醍醐味・祇園を知る上で最適のコースです。京都にお住いの方も、そうでない方も、9月17日に京都へ来られる方も、「また京都へ再来したい」と思う内容になっておりますのでご参加ください。

★東山ウォーク 9月17日(土)13:30~16:00 
参加費 3000円
京情緒あふれる ≪ 石塀小路 ≫ から ≪ 清水寺 ≫ 社寺めぐり


◎ 集合場所 : 京阪・祇園四条駅 観光案内所 13時30分( 30名限定 )
祇園四条駅・・・八坂神社(厄除け)・・・美御前社(美人祈願)
・・・円山公園・・・高台寺(豊臣秀吉・北政所ゆかりの寺院/拝観)
・・・二年坂・・・三年坂・・・清水坂・・・清水寺(観音霊場/拝観) 
現地16:00頃 解散予定 / 徒歩3.2km

9月17日(土)東山ウォーク
http://essay.kyo2.jp/e492379.html


当日参加も大歓迎  ☎ 075 - 257 – 7321 ※受付専用電話
主催: 株式会社 らくたび
〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町333 らくたび京町家
電話 075-257-7320( 平日9:00~18:00 ) FAX 075-257-7350

( ※定員に達し次第、募集を終了します )

らくたび 谷口

  

Posted by らくたびスタッフ    at 13:39谷口京阪・祇園四条駅観光案内所

2016年09月08日

高台寺近くですてきなカフェを見つけました

京都・東山の「ねねの道」から路地に入ったところで、すてきなカフェを
見つけました。


なんといっても素晴らしのは、店内からの眺め。
窓は全面パノラマビューになっていて、樹齢を重ねたもみじなどの木々や
小川が流れるお庭を一望することができます。


ちょっと調べてみたところ・・・
もともとこの場所は昭和の名優・石原裕次郎さん、森繁久彌さんらがこよなく愛した
数寄屋造りの料理旅館 「 川太郎 」があった場所だそう。
2年前にモダンな寛ぎのカフェへと改装されました。


「 景色を存分に楽しむために・・・ 」とテーブルもゆったりと配置されています。
風にそよぐ木々を眺めながら優雅なひとときを過ごすことができますよ。


紅葉の季節に、もう一度訪問したいと思います。

cafe Kawataro (カフェ カワタロウ)
京都市東山区高台寺鷲尾町505
11時~18時 (不定休)

らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 13:17

2016年09月07日

9月17日 町家イベントのお知らせ

9月17日(土)

- 京町家で感じる京の四季 ≪ 長月 ≫ -

「 観月の宴 」
中秋の名月が明るく照らす京町家の庭園
“月”にちなむ銘酒を手に“月見の間”から
名月を仰ぐ



平安の昔から、銀色に輝く月の美しさに心を奪われてきた都人たち。
なかでも秋の夜空に輝く特別な想いを寄せて、貴族たちは雅や
かな月見を愉しんできました。そんないにしえの人びとに想いを馳せ
月見の宴を催します。澄んだ夜空にぽっかりと浮かぶ名月を愛で
ながら、“月”にちなむ銘酒を飲み交わしながら、秋の夜長をゆる~り
とお過ごしください♪

集合場所 : 19時 らくたび京町家

★ 20名様限定
★ 申し込み期限 : 9月14日(水)

くわしくは こちら へ  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00らくたび会員さまへのお知らせらくたび京町家のご案内

2016年09月06日

京の夏の旅特別公開/世界遺産と旧社家がテーマの定期観光バスに参加しました。

京の夏の旅特別公開は今回で41回目を迎えました。今回は世界遺産と旧社家がテーマの定期観光バスに参加しました。コース内容は上賀茂神社…本殿・権殿・庁屋、下鴨神社…本殿・大炊殿、上賀茂西村家庭園…旧社家、下鴨旧浅井家住宅…旧社家、昼食…山ばな平八茶屋、お土産…葵家やきもち総本舗です。約5時間/9000円コースです。

世界文化遺産の上賀茂神社(賀茂別雷神社/かもわけいかづちじんじゃ)と下鴨神社(賀茂御祖神社/かもみおやじんじゃ)のお社を訪ねて、21年に一度の式年遷宮のお話を聞きました。上賀茂神社・檜皮葺の優雅な社殿は賀茂別雷神を祀る「本殿」と常設の仮殿「権殿」があります。式年遷宮のときはこの権殿に本殿に座する神様を移して本殿の修理修復するのだそうです。伊勢神宮は修理修復ではなく、新しく建物を建て替えるので、世界文化遺産には指定されないことを知りました。そして20年度に一度の式年遷宮の伊勢神宮に対し上賀茂神社の式年遷宮は21年度に一度はなぜ?これは、伊勢神宮と同じでは恐れ多いとして一年多くなっているのだそうです。
式年遷宮の祝ののぼりが立つ上賀茂神社前



上賀茂神社細殿・立砂



下鴨神社は上賀茂神社の祭神・賀茂別雷神の祖父賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と母の玉依媛命(たまよりひめのみこと)が祀られています。この祭神のいわれには、“玉依媛命が賀茂川にいたとき上流から流れてきた矢を拾い持ち帰ったところ懐妊して男の子を生んだ。これを祝い賀茂建角身命が神々を集めて酒宴を開いて、この席で御子(子供)に「汝の父と思う神に盃を捧げよ」と盃を渡したところ御子は「わが父は天津神なり」と答え、雷とともにそのまま昇天され賀茂別雷神になった”という話があります。隣接する上賀茂神社、下鴨神社の御祭神のつながり(相関関係)がうまくできているなと感心しました。

下鴨神社前



今回のテーマの中には上賀茂神社、下鴨神社に仕えた神官や学問所の絵司などの役職の人が神社の周りに住んだ社家の特別公開があり、神職に臨む暮らしぶりがよくわかりました。

下鴨神社近くの社家・旧浅田家の秀穂舎(しゅうすいしゃ)は公文書や歴史教育の官の絵司として仕えた人の住居でした。禊場である泉川が建物沿いに流れ、鳥居の形をした華表門(かひょうもん)や、その前に歳神様を招く神籬(ひもろぎ/民家の門松にあたる)である歳木(としぎ)を年中置くなど、神社に仕える者の住居らしさが外からも伺えました。住居の中心には神棚の間が一部屋あり、毎日この神棚の間で拝み身を清めて下鴨神社に通われたと察します。

社家・旧浅田家の秀穂舎 華表門



門松にあたる歳木




また上賀茂神社近くの社家・西村家庭園では、神官の住居で上賀茂神社源流の明神川を庭園に取り込み曲水の宴をしたり、神事の前に身を清めた禊の井戸や神山を形どった降臨石など当時の神官の暮らしが偲ばれました。非常に興味深かったのが、汚れた水を捨てる井戸があり水質保全の知恵に驚きました。住居の暮らしの中でも神事が中心だったのですね。

社家・西村家庭園



汚れた水を捨てる井戸




お楽しみの昼食は400年の歴史を持つ「山ばな平八茶屋」さんの名物“麦飯とろろ”をいただきました。麦飯とろろは比叡山の僧が立ち寄り食したお料理で、麦飯は消化が悪いのでとろろをかけたのが始まりだそうです。お店の前の通りは若狭街道につながっており、鯖が運ばれた街道・鯖街道としても知られています。鯖を塩でしめて運ばれますが、ちょうど平八茶屋の店あたりで塩の塩梅が良くなるので、若狭の守がいつも平八茶屋で籠を止めては塩周りの良い鯖を味わったというお話が残っています。

400年の歴史を持つ 山ばな平八茶屋



麦飯とろろと京料理がセットになって



比叡山の僧が食した麦飯とろろ




今回は、神事に携わった人の暮らしを学んだコースでした。歴史は違えども、私たちの暮らしの中にもまだ残る神事、例えばお正月の門松など身近なもので比べることができてとても楽しかったです。42回も続いている式年遷宮の上賀茂神社から毎日行われている神事。同じことを繰り返すこの行いが神髄なのではないかと思う散策でもありました。

京の夏の旅も9月で終了お早めに!

らくたび 谷口
  

Posted by らくたびスタッフ    at 11:36谷口

2016年09月05日

京都さんぽ《西陣・藤田家住宅の見学と、芙蓉の花が彩る妙蓮寺へ》 散策レポート

京都さんぽ《西陣・藤田家住宅の見学と、美しい芙蓉の花が彩る妙蓮寺へ》


ガイド・安達千鶴子がご案内いたしました、9/4京都さんぽの散策レポートです。
西陣織会館から出発し、大宮通や西陣織の職人たちが住んでいた三上家路地など町中を散策しながら、「京都夏の旅」で公開されている藤田家住宅の見学や、妙蓮寺では長谷川等伯の襖絵などを観賞いたしました。


西陣織会館から出発し大宮通へ



千両ヶ辻の町並みや考古学資料館の前を通り、昔西陣織の職人さんの住まいが並んでいたという細い道を皆さんと通りながら、三上家路地へ。
かつて西陣織の職人さんが住んでいた路地の奥には、はちみつを販売されている「ドラート」さんがお店を構えており、店内には様々な種類のはちみつが並んでいます。

三上家路地




路地を散策後、「京都夏の旅」で特別公開中の藤田家住宅へ。
西陣の元帯屋のを営んでいた町家で、応仁の乱の西軍・山名宗全の邸宅跡に立っています。
建物内は伝統的な町家の東棟と、暖炉のある洋室や三階まで吹き抜けた廊下のある西棟に分かれており、凝った意匠の調度品やお部屋を見学できます。
※「京都夏の旅」の藤田家住宅の特別公開は9月30日まで。

藤田家住宅



そして最後に訪れたのは妙蓮寺!
今の季節、山門の前の芙蓉の花がとても美しく咲いています。
妙蓮寺の僧、玉淵坊日首作の枯山水庭園「十六羅漢石庭」や長谷川等伯一派の障壁画、幸野豊一画の襖絵などを解説を聞きながら観賞。
石庭、障壁画、襖絵はどれも美しく、時間を忘れて見入ってしまいました。


妙蓮寺 山門前





らくたび
渡部



  

Posted by らくたびスタッフ    at 19:30渡部

2016年09月02日

9月ゆるり茶会 多数のお申込みありがとうございます

9月24日(土) ≪ 爽秋ゆるり茶会 ≫ -菊花に不老長寿を願って一服-
定員(20名様)に達しました。多数お申込みいただき、ありがとうございます。

秋(10月~12月)にも楽しいお茶会を開催いたしますので、どうぞお楽しみに♪ 
詳細は近日公開します。

■ 四季・ゆるり茶会について・・・
http://www.rakutabi.com/yururi_chakai.html

らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 10:34散策・講座のご案内らくたび京町家

2016年09月01日

大原に行ってきました!

先日、京阪電車の出しているチケットを使用し、京都・大原を散策して来ました!


使用したチケットはこちら↓


京阪電車と叡電の八瀬比叡山口駅までと、京都バスの出町柳~大原の区間が乗り放題のチケット。
チケットには寺院の優待特典もついているので、拝観料が少しお安くなりました。
大原に行くだけですと少し高くなってしまいますが、
大原だけではなく、他の京阪・叡電の一部沿線上の観光地も回るの方にはお得です!



祇園四条駅をスタートし、出町柳駅へ。
そこから京都バスに乗ること約35分。icon18
渋滞もなくスムーズに進み、終点の大原バスターミナルに到着!
そこから歩いて最初に『寂光院』を目指します!


寂光院は平家物語に登場する、平清盛の娘・建礼門院ゆかりの寺院。
向かう途中の道でもゆかりの史跡が残っています。
朧の清水↓


聖徳太子創建と伝わる寺院。
壇ノ浦で滅亡した平家一門と、我が子安徳天皇の菩提を弔い終生この地で過ごされた女院の閑居御所とされました。

寂光院


本堂前の百日紅がとても綺麗でした。



寂光院を後にし、いったん大原バスターミナルまで戻り、
続いて、フォークソング京都~大原三千院♪の歌で有名な『三千院』へ!
バスターミナルから歩いて15分ほどで到着。
参道には沢山のお店があり、楽しみながら歩けます。

天台宗五箇室門跡のひとつの由緒ある寺院。
杉木立の中の苔のお庭・紅葉はとても有名ですね。

三千院


お庭も苔の緑が美しかったです。



三千院をでて5分ほど歩くと、
左手側に魚山大原寺 勝林院を本堂に頂く僧坊のひとつ『実光院』、
まっすぐ進むと『勝林院』が見えてきます。

実光院では、音声案内で寺院、お庭の解説を聴きながら、お抹茶とお菓子をいただけます。
客殿内では仏教声楽「声明」を練習するための楽器の音を鳴らすことができ、
お庭の散策と合わせて楽しむことができます。

実光院



勝林院は、法然上人が浄土の宗議について論議を交じわさえれた「大原問答」がおこなわれた寺院。
本堂の阿弥陀如来像は、大原問答の際に手から光明を放ち極楽浄土の証拠を示した「証拠の阿弥陀」として親しまれています。

勝林院 本堂の彫刻も見事でした。



最後に訪れたのは『宝泉院』。
受付をすませ門を抜けると、目の前にはとても大きな松が!
建物の中では松を眺めながらお抹茶とお菓子をいただけます。
観る角度によってうける印象が違い、楽しめます。
鶴亀庭園、奥にある庭園の宝楽園もとても美しく、時間を忘れて見入ってしまいます。icon12

宝泉院



御朱印
寂光院・三千院


実光院・宝泉院




気候も蒸し暑さなどはなく、とても過ごしやすかったので、とてもおすすめです!face02
皆さまもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?face01

らくたび 渡部里保







  

Posted by らくたびスタッフ    at 15:04渡部

2016年09月01日

明日は朝礼当番です

「らくたび」では毎朝、朝礼を実施しています。
各スタッフのスケジュールや業務の進捗状況を報告したあと、
「今日のひと言」では朝礼当番がおすすめのお店や最近の出来事などを
自由に話します。

当番を知らせるのは、「朝礼当番」のタスキをかけたまねき猫。

さて、明日は何の話しをしようか…と思案中です(笑)

らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 13:53

2016年09月01日

JR東海 「 そうだ 京都、行こう。 」イベントレポートでご紹介いただきました

「 らくたび 」では、今年の春からJR東海 「 そうだ 京都、行こう。 」様と
タイアップをして、京都の魅力をお伝えする取り組みをさせていただいています。




7月には弊社町家オフィス( らくたび京町家 )を拠点に、祇園祭で
賑わう山鉾町を散策する企画を実施し、多数ご参加いただきました。

その時の様子が、JR東海 「 そうだ 京都、行こう。 」イベントレポートに
掲載されましたのでご紹介します。

◆ JR東海 「 そうだ 京都、行こう。 」イベントレポート
http://souda-kyoto.jp/card_member/report/index.html


~ これまでの記録 ~
◆ オリジナルガイドブックの製作

http://essay.kyo2.jp/e485272.html

◆ イヤホンガイドでめぐる京都御所

http://essay.kyo2.jp/e485811.html

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
次回は・・・
10月22日(土) 時代祭 歴史絵巻を鑑賞しよう 
http://souda-kyoto.jp/card_member/event/r7.html
※本イベントはJR東海 「 そうだ 京都、行こう。 」エクスプレスカード会員さま
限定の企画となっております。ご了承くださいませ。
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これからも様々な形で京都の楽しみを発信できるよう、がんばります~♪

らくたび 森
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00らくたび京町家