2012年07月18日
祇園祭の山鉾巡行レポート~大船鉾編~
7月17日は祇園祭の山鉾巡行の日。
らくたびオフィスのある郭巨山町の巡行の様子はすでにお伝え
しましたが(こちら)、私にはもうひとつ、嬉しい巡行がありました。
それは・・・らくたびがボランティアに参加させていただいてきた
大船鉾の唐櫃巡行(からびつじゅんこう)。
幕末の大火で鉾を失い、明治3年に一度、唐櫃巡行をしたのを
最後に巡行に参加されていなかった大船鉾ですが、2年後の
鉾復興を見据えて、今年、142年ぶりに唐櫃巡行に参加された
のです。
出発前、町内ではあちらこちらから、「おめでとうございます」「いよいよ
ですね」という祝福の声が。報道陣もたくさん集まっておられました。
囃子方さんたちもそろって記念撮影。
私が初めてボランティアをさせていただいたのは6年前。
その頃は小さかった子どもの囃子方さん達は、1年、また1年と年を
重ねるたびに大きく成長されてこられたのですが、この日は
より一層大きく輝いて見えました。皆さんとっても誇らしそう。
さぁ、いよいよ出発です。
お囃子の音色が奏でられたとたん・・・一緒にボランティアをしてきた
仲間のIさんと私は涙、涙、涙・・・ 囃子方さんの目にも涙が・・・
四条通を晴れやかに進んでおられる姿を見ながら、夢を見ているような
気持ちになりました。
6年前、鉾が復興するとは考えられなかった頃。大船鉾のお囃子の演奏や
会所飾りをご覧になって下さる方はあまりなく、「なんや、鉾はないの?」
「巡行にでないなら粽はいらんわ~」という言葉を何度も聞いてきました。
それが今年は粽や手拭いなどは完売。大船鉾の会所をわざわざ探して
見に来てくださる方、寄付をしてくださる方、「2年後を楽しみに長生きする」と
お声をかけててくださる方・・・大船鉾の復興は大勢の方の夢になっている
ことを実感しました。
2014年、大船鉾が150年分の思いを載せて都大路を航海する日まで・・・
応援を続けていきたいと思います。
最後に・・・
今年も大船鉾ちまき授与ボランティアにご参加くださったらくたび会員さま、
ご協力ありがとうございました。
≪ 2012年 らくたび × 大船鉾 ちまき授与ボランティア ≫
藤原 みどり 様
西田 きみこ 様
新田 久美子 様
鴨田 一美 様
五島 千恵 様
岩崎 真紀枝 様
「大船鉾は平成の町衆の力で復興できたんや~」と100年後、200年後の
人びとに喜んでもらえるよう、来年も頑張っていきましょう!
らくたび 森
らくたびオフィスのある郭巨山町の巡行の様子はすでにお伝え
しましたが(こちら)、私にはもうひとつ、嬉しい巡行がありました。
それは・・・らくたびがボランティアに参加させていただいてきた
大船鉾の唐櫃巡行(からびつじゅんこう)。
幕末の大火で鉾を失い、明治3年に一度、唐櫃巡行をしたのを
最後に巡行に参加されていなかった大船鉾ですが、2年後の
鉾復興を見据えて、今年、142年ぶりに唐櫃巡行に参加された
のです。
出発前、町内ではあちらこちらから、「おめでとうございます」「いよいよ
ですね」という祝福の声が。報道陣もたくさん集まっておられました。
囃子方さんたちもそろって記念撮影。
私が初めてボランティアをさせていただいたのは6年前。
その頃は小さかった子どもの囃子方さん達は、1年、また1年と年を
重ねるたびに大きく成長されてこられたのですが、この日は
より一層大きく輝いて見えました。皆さんとっても誇らしそう。
さぁ、いよいよ出発です。
お囃子の音色が奏でられたとたん・・・一緒にボランティアをしてきた
仲間のIさんと私は涙、涙、涙・・・ 囃子方さんの目にも涙が・・・
四条通を晴れやかに進んでおられる姿を見ながら、夢を見ているような
気持ちになりました。
6年前、鉾が復興するとは考えられなかった頃。大船鉾のお囃子の演奏や
会所飾りをご覧になって下さる方はあまりなく、「なんや、鉾はないの?」
「巡行にでないなら粽はいらんわ~」という言葉を何度も聞いてきました。
それが今年は粽や手拭いなどは完売。大船鉾の会所をわざわざ探して
見に来てくださる方、寄付をしてくださる方、「2年後を楽しみに長生きする」と
お声をかけててくださる方・・・大船鉾の復興は大勢の方の夢になっている
ことを実感しました。
2014年、大船鉾が150年分の思いを載せて都大路を航海する日まで・・・
応援を続けていきたいと思います。
最後に・・・
今年も大船鉾ちまき授与ボランティアにご参加くださったらくたび会員さま、
ご協力ありがとうございました。
≪ 2012年 らくたび × 大船鉾 ちまき授与ボランティア ≫
藤原 みどり 様
西田 きみこ 様
新田 久美子 様
鴨田 一美 様
五島 千恵 様
岩崎 真紀枝 様
「大船鉾は平成の町衆の力で復興できたんや~」と100年後、200年後の
人びとに喜んでもらえるよう、来年も頑張っていきましょう!
らくたび 森