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Posted by 京つう運営事務局  at 

2008年09月13日

千本閻魔堂の迎え鐘

「京の夏の旅」で紹介されている千本閻魔堂に行って来ました。

閻魔大王や小野篁、紫式部の話など、大変詳しく説明があり、中身の濃い時間でしたが、それとは別に、鐘楼の中に入って迎え鐘の仕掛けの話が聞けました。

「この鐘は迎え鐘ですので、押して撞くのでなく、この紐を引っ張って撞くのです。仕組みは滑車にあります・・・」と説明があり、よく見ると、紐を下に引っ張ると、滑車によって引っ張った力が、写真の右後方から左側への押す力になって鐘が撞かれるという仕組みになってました。知ってしまえば”なあんだ、こうなっているのか”と単純な話ですが、良くできてますね。六道珍皇寺の迎え鐘はどういう仕組みなのでしょうか? 興味が出てきました。



らくたびレポータ坂田
  

Posted by らくたびスタッフ    at 22:00らくたびレポーター

2008年09月13日

「日暮らし門」は確かに・・・




西本願寺の唐門は通称「日暮らし門」と呼ばれています。
眺めているとあまりの美しさに日が暮れるのを忘れてしまうことからそう呼ばれているのですが・・・

ふと「そんな特別にきれいやったかなぁ?他にも似たような門なかったっけ?」 と疑問に感じました。

たまたま西本願寺に行く機会があったので再確認。

安土桃山時代の特色である豪華な彫刻は確かに目を引く美しさがあります。
しかもよく見てみると、とても立体的にできています。
(後で調べたところ「丸彫」という特別な彫刻だそうです)
羽を広げたくじゃく、いろんなポーズの獅子、勇ましい虎、馬に乗った人間の姿も
あります。

豪華な彫刻は二条城の唐門でも見られますが、なんせ高いので見えにくい!
その点こちらは低い分細部までよく見えます。

「あっ、子供の獅子発見!松、竹、、、梅はないんか?」
「麒麟はやっぱりあの麒麟(ビール会社の麒麟)や」
「左右にはちゃんと阿吽の獅子がいるんや~」
「馬の脚きれい!」

などなど思いながら夢中で見ていた私。

そう、「日暮らし門」は確かに「日暮らし門」だと納得できました。

(参考文献:らくたび文庫ワイド『京都国宝の美』)

                        らくたびレポーター 森
  

Posted by らくたびスタッフ    at 20:15