《桃の節句ゆるり茶会》 - 雅な遊びに興じて一服 -

らくたびスタッフ  

2017年03月25日 17:03

春の日差しに心が浮き立つ3月、旧暦の桃の節句にちなんだお茶会で、皆様をお迎えしました。


~お座敷の雛人形~


まずは、若村とお茶の先生がご挨拶。童心に戻って、「あかりをつけましょ、ぼんぼりに~♪」を、声をそろえて歌います。

点心(軽食)は、菜の花やタケノコで春らしさを演出。百合根で作ったやさしい色合いの花びらが、ハラハラと舞っています。

もちろん、白酒も用意しましたよ。


さて、食事の後は雅な昔遊びの時間です。
的に向けて扇を投げて得点を競う投扇興(とうせんきょう)や、貝の絵柄をそろえる貝合わせは、時の経つのも忘れるほどの盛り上がり。

~投扇興~

~貝合わせ~


そして、最後はお茶会でしめくくります。
本日のお茶菓子は、京都のひなまつりには欠かせない引千切(ひちぎり)。その昔、宮中で人手が足りない時に、餅を丸める手間を惜しんで引きちぎったことにちなみ名付けられたお菓子です。

大いに遊び、味わい、都人に成り代わって春うららかな一日を過ごしました。

さて、来月4月16日(日)は、 桜花ゆるり茶会です。
生け花の桜を茶席に据え、いづ重の名物・上箱寿司をいただきます。

春爛漫の京町家で、皆様をお待ちしています

らくたび・戸塚

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