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2017年03月06日

若村亮 新著書”京都の隠れ名所”取材インタビュー

らくたび代表の若村亮が京都の隠れ名所を紹介する本を1月28日に発刊いたしました。3月4日は河原町御池のゼストにあります”ふたば書房”さんにて発刊記念のトークショー&サイン会を行いました。たくさんの方がお越しくださり、トークショー&サイン会は盛況に終わる事ができました、たくさんの書籍をご購入くださりありがとうございました。らくたびより御礼申し上げます。

さて、”京都の隠れ名所”発刊にともない、らくたび京町家のお雛様が飾られた大広間で、らくたび代表の若村亮に著書の内容についてインタビューを行いました。らくたびで働いて満一年となった京阪祇園四条駅・観光案内所に勤務する渡部里保さんと私、谷口真由美が取材いたしましたので、その模様をご報告いたします。インタビュアーは渡部里保さんです。


-京都の隠れ名所発刊
実業之日本社・中込さんとの出会い-


渡部-若村さんの新著書「京都の隠れ名所」発刊おめでとうございます。著書の発刊は何年ぶりですか。
若村-そうですね、今まで本はいっぱい書いていますが一番最初の著書は「京都半日とっておきの散歩道」「地球の歩き方」です。これがおそらく著者として書いた本の最初かな。
渡部-だいたい何年前ですか。
若村-7、8年前かもしれないね。著書として僕の名前が出るのはほんとに久しぶりです(笑)。
渡部-らくたびの年齢とほぼ一緒ですね。
若村-そう、らくたび立ち上げた当初の頃に書いたのが最初かな。あとはらくたび文庫を創刊したり、昭文社のまっぷるシリーズとかいろんな本を手掛けながら、久しぶりに京都の隠れ名所が自分の名前で著書として出版した本になります。
渡部-私はすごい時期というか記念の年に入社したということですね。
若村-そうですよ!!
渡部-さて、この著書を出版するきっかけは何ですか。
若村-今回、出版会社である実業之日本社の編集担当だった中込さんが、東京で開催している僕の京都講座に受講生として来てくださっていたのが始まりと記憶しているのだけれど…。出会ったときから中込さんは京都の本を作ろうと思われていて、東京で開催している僕の京都講座を受講されていました。そんなことがご縁で中込さんとはよく食事をして東京の社寺巡りを一緒にしましたよ。そのうち親交が深まり、京都本出版の話が出て実業之日本社の中で企画が通り、本を出してみましょうとなりました。

-隠れ名所新発見はひたすら京都を歩く-

渡部-中込さんとのご縁が出版につながったということですね。それでは、今回の著書にある京都の隠れ名所などはどうやって知るのですか。
若村-隠れ名所を知るにはとにかく京都を歩く。歩いて地図を見ながら現地に赴く。そしてこの神社はどんな歴史があるのだろうかとか、行ったことがある神社仏閣でも境内の端っこまで見て歩き、ああこんな史跡が隠されているんだとなったら隠れ名所新発見ですよ。
渡部-なるほど。若村さんが歩いて集めた歴史の集大成、達成感が詰まった本なんですね。
若村-そう!らくたびを起業して11年。ひたすら京都を歩き続けた成果をこの本の中にギュッと凝縮して詰め込んだのです。

-ほとんど誰も訪れない隠れ名所と
誰もが知っている社寺の隠れ名所-

渡部-それでは、ちょっとだけこの本の内容を教えてください。この中で若村さんが気になるおすすめのスポットを少しご紹介していただけますか。
若村-そうですね、それでは三嶋神社をちょっとご紹介します。京都女子大学の近くで馬町の交差点から渋谷街道を東へ行くと三嶋神社があります。本書では112ページになります。秋篠宮様のお子様がお生まれになるときに安産祈願に訪れられた神社で、800年前の後白河天皇以来の天皇家ゆかりの神社です。
渡部-なるほど、地元の人でも知っているかどうかというスポットですね。
若村-そうそう本当に隠れ名所です。隠れ名所のおもしろいところはあまり人に知られていないところでも驚くような奥深い歴史があったりするのが魅力ですね。
渡部-三嶋神社、ぜひ行ってみたいと思います。天皇家ゆかりというと、らくたび京都さんぽでも「歴代天皇陵墓&社寺シリーズ」が始まってますね。
若村-そうです。天皇ゆかりの陵墓と社寺を巡るツアーですね。なかなか普段は天皇家の陵墓を巡らないので、ぜひ京都さんぽにご参加してもらいたいですね。
渡部-それではあともう一つくらい若村さんおすすめのスポットを本の中からご紹介していただけますか。
若村-はい、それでは清水寺の隠れ名所を一つご紹介しましょうか。本堂や清水の舞台は誰もが一度は目にする観光スポットですが、本堂の飾り金具など見たことがありますか。「忍び除け」とか「泥棒除け」の蝉の飾り金具があるのですよ。本書では108ページになります。細かいところまではなかなか見ないでしょう。でもそんなところにもおもしろい魅力があります。
 著書では大きく二つのポイントに分けて紹介しています。一つは三嶋神社のように本当に訪れる人が少ない隠れ名所と、もう一つは清水寺のような誰でも行ったことがあるような大きなお寺や神社の隠れ名所です。


-知るを楽しむ学習観光
見る楽しみから知る楽しみへ-


渡部-ぜひこの本を持って歩いていただきたいですね。さて著書の序文で「学習観光」という気になるキーワードを見つけたのですが「学習観光」とは?
若村-これまでの観光と言えば物見遊山的なお寺、神社を見て巡る観光だったのですが、今はリピーターも多くなり再度訪れて今まで知らなかったことを学ぶことで、学習が観光の楽しみや喜びの一つになると考えます。著書の「京都の隠れ名所」はきっと二回目、三回目に訪れる人に“京都へ来られるならこういう楽しみ方がありますよ”という提案ができる一冊になると思います。

-京都の隠れ名所55スポットを全制覇せよ!-

渡部-では最後に、私は京阪祇園四条の観光案内所でもお客様に京都の隠れ名所をお教えしたいので現在、地図の上に名所をマーキングしているのですが、京都の地図と一緒に隠れ名所を調べながら歩くと楽しそうですね。
若村-本を読むだけでなく、やっぱり地図を見て歩いてもらうのが一番楽しいと思います。本を読んでその現地に行ってみて何を感じるのか、どんな楽しみがそこにあるのか、それをぜひ見つけてもらいたいです。例えばこの本には55の隠れスポットがあります。それを全制覇する。行ったところを地図の上にマーキングして落としていく。目的ができて楽しいですね。
渡部-私たちも観光案内所に来所されたお客様に知る楽しみを伝えられたらいいなと思います。
若村-観光案内所で清水寺をご紹介するときに清水寺の隠れ名所をご案内してもいいし、清水寺への道中にも隠れ名所が点在しているので、目的地へのアクセス情報の他に隠れ名所のような情報が案内できると非常に付加価値の高い観光案内ができるんじゃないかな。

-第二弾の京都の隠れ名所は-

渡部-京都は1200年の都とあって、同じ場所でも、例えば西本願寺であれば宗祖・親鸞聖人の歴史のほかに新選組が関わっているなど、時代ごとにエピソードがたくさんありますから隠れ名所はまだまだいっぱいありますよね。第二弾の隠れ名所の書籍の出版予定はあるでしょうか。
若村-出版したばかりで気が早いかもしれませんが、ぜひ「隠れ隠れ名所」とか「隠れ名所パート2」とかそんな感じで皆さんからのご要望があれば発刊したいなと思います。
渡部-次回は「㊙京都」が出版されるかもしれませんね。本日は忙しいスケジュールの中、インタビューの時間をいただきありがとうございました。第二弾を楽しみにしています。





サインを書く若村亮
サインはうまく書けるようになりました!!
京都の隠れ名所 京都各書店にて好評発売中!
書店の京都コーナーにあります。

実業之日本社HPはこちらです。
実業之日本社HPの書籍紹介はこちらです。



京都を愛してくださる皆さまにこれからも京都を知る楽しさと醍醐味を
たくさん伝え続けます。どうぞよろしくお願い申し上げます。



らくたび 谷口




  

Posted by らくたびスタッフ    at 13:55Comments(0)書籍執筆谷口

2017年03月05日

3月3日京都さんぽ散策レポート♪

3月3日京都さんぽ 《ひな祭り限定!三十三間堂の「春桃会」と法住寺の「つり雛展」》 散策レポート


3月3日はひな祭り!ということで京都各地で行事なども行われておりますが、
今回の散策では、豊臣秀吉縁の地が多く残る七条駅周辺に、三が重なる3月3日に行われる三十三間堂の「春桃会」やお向かいにある後白河法皇縁の寺院・法住寺の「つり雛展」を拝観いたしました。
日中は少し暖かく、梅の花などを眺めながら春の訪れを感じることのできる散策でした♪



七条駅で集合し、初めに豊国神社に向かいます。
途中方広寺・大仏殿の正面の道だったことから名付けられた正面通を通り、朝鮮出兵の際、手柄を示すために塩漬けにし日本に持ち帰った討ち取った敵の耳や鼻を供養した耳塚にも立ち寄りました。耳塚には現在もお花やお供え物が供えられております。


~正面通~



~耳塚(鼻塚)~



その後、耳塚の前を通り豊臣秀吉がご祭神の豊国神社と、豊臣家滅亡のきっかけとなった梵鐘の残る方広寺へ!
境内に入る鳥居の下にある石段の周りの石垣の巨石は、豊臣秀吉が方広寺の大仏殿を建てる際各国の大名から寄進させたと伝わっているそうで、その大きさに秀吉の権力の大きさを垣間見ることができます。
国宝でもある豊国神社の豪華絢爛な唐門は、伏見城の遺構であるといわれており、二条城から南禅寺・金地院をへて現在の場所に移築されました。
大きさや豪華な彫刻と飾り金具を施された門は、参拝に訪れた人々を魅了します!

~豊国神社 唐門前~



神社のから方広寺の境内にに入ることができます。
方広寺の梵鐘は、東大寺・知恩院とならび日本三大梵鐘に数えられているとても大きな梵鐘であり、豊臣家の滅亡のきっかけとなった「国家安泰・君臣豊楽」の文字が刻まれております。
この梵鐘は、秀吉が創建し方広寺の大仏が大地震により崩壊。その後大仏殿も焼失しましたが、息子秀頼が再建を進め大仏殿完成し、梵鐘も鋳造されました。
ですが梵鐘に刻まれた文字が徳川家康の怒りに触れ、「家康の名を引き裂いて呪詛するモノだ!」といいがかりをつけられ、後にここからに大阪冬の陣に繋がっていったといわれています。
「国家安泰・君臣豊楽」の文字は白い線で見やすいように囲われており、本来は鐘を外から見ることができるのですが、現在は建物の工事のためシートに覆われて見ることができなくなっていました。

~方広寺 梵鐘~



そこから方広寺を抜け、豊国神社の裏にある大仏殿跡へ。
方広寺の大仏は「京の大仏さん」として親しまれておりましたが、落雷や火災などで焼失し、その後再建もされましたが昭和48年に火災によって焼失し現在は大仏殿跡地が広場として残されております。


~大仏殿跡~



その後、東大路通に出て妙法院と智積院に立ち寄ります。
妙法院は天台宗・三門跡寺院の一つに数えられており、国宝の庫裏(寺院のお台所)や幕末には「七卿落ち」ゆかりの寺院であることでも有名です。
今回は拝観致しませんでしたが、現在開催中の「京の冬の旅」で寺院の特別公開をされています!
智積院も入り口の前でのご説明でしたが、寺院には長谷川等伯一門の描いた「桜図」「楓図」などの素晴らしい障壁画などが残っています。


そこからもう一度東大路通を通り、細い道を抜け「つり雛展」の開催されている法住寺に到着!
後白河法皇に大変ゆかりが深く、院の御所として定められており法住寺殿と呼ばれております。
今回は建物内で「つり雛展」が開かれており、沢山の人で賑わっておりました。
中を見学した後には甘酒がいただけたので、とても温まりました!

~法住寺~



最後に淀君やお江さんが父・浅井長政の菩提を弔う為に建立された養源院の前を通り、最終目的地である三十三間堂に到着!
正式名は蓮華王院ですが、内陣の柱の間が三十三あることからそう呼ばれています。
散策日の3月3日は「春桃会」が行われており、通常拝観料がかかる寺院に無料で拝観することができます。
また、この日だけ特別に1001体の千手観音をお堂の中の奥に設けられている高壇から、いつもと違う視点から拝観することができます。
さらに「春桃会」だけ限定の女性を守ってくれるお守りも授与されます!

~三十三間堂~



今回の散策は三十三間堂での解散となりました。
京阪・七条駅周辺には豊臣秀吉や後白河法皇などゆかりの地や、国立博物館など観光におすすめな場所が沢山ございます!
各場所も距離もさほど離れていませんので、これからの暖かくなる季節に、ぜひ散策されてみてはいかがでしょうか?
らくたびの運営する京阪・祇園四条案内所では周辺の地図もご用意しておりますので、ぜひ散策の際、ご活用ください。face02

京都さんぽ・観光案内所で皆様のお越しをお待ちしております♪icon12


らくたび 渡部


  

Posted by らくたびスタッフ    at 19:03Comments(0)渡部

2017年03月05日

おおきにファクトリーに行ってきました

元祇園の芸妓・真箏さんが昨年にオープンした「OOKINI FACTORY(おおきにファクトリー)」に行ってきました。


販売されているのは、生チョコレートをわらび餅で包んだという和洋折衷なお菓子「上生ちょこれぃと〜和yawara〜」(現在はプレーンとココアの2種類)のみの一本勝負。ぷるんとしたわらび餅と濃厚な生チョコのコラボレーションを堪能しました。お持ち帰りもできます。




とても気さくで楽しい真箏さんとお話をしながら一服できるのも魅力的。

お店の場所、営業日はホームページをご覧くださいませ。

おおきにファクトリー
http://ookini-f.com/index.html

らくたび 森
  

Posted by らくたびスタッフ    at 17:51Comments(0)

2017年03月04日

3月18日(土) ≪ 京阪ウォーク ≫のご案内

3月18日(土) ≪ 京阪ウォーク ≫のご案内
3月第2回目の京阪ウォークは“淀を望んだ閑雅な茶室・淀看席と豪商・三井家寄進の涅槃図参拝へ”です。


今回の京阪ウォークは京阪の>鴨東エリアから始まるさんぽです。毎年、お釈迦様が入滅されたこの時期にお釈迦様の涅槃図(入滅の図)が公開されている真如堂をたずね、馬酔木の花とともに春の訪れを感じましょう!ご案内はらくたびガイドの山下輝雄です。

【見どころ】
① 「京の冬の旅」にて公開中の西翁院を参拝。高台に位置し、淀まで遠望できたことから淀看席と称される閑雅な茶室が見どころです。
② 豪商三井家の菩提寺・真如堂では、江戸中期の涅槃図を拝観。127種類もの動物が描かれ、種類の数では日本最多ともいわれています。
③ 京の三熊野のひとつ熊野神社、交通安全で信仰される須賀神社を参拝。真如堂では毎年この時期に馬酔木(あせび)の花が咲き誇ります。



ご案内 講師・山下輝雄
参加費 一般:3000円 会員:2500円
(西翁院600円、真如堂600円の拝観料が別途必要です)
集合 13時 京阪・神宮丸太町駅 改札口


行程 京阪・神宮丸太町駅 → 鴨東運河(戎川ダム・北垣国道像) → 熊野神社(京の三熊野のひとつ) → 聖護院(外観) → 須賀神社(交通安全) → 西翁院(「京の冬の旅」特別公開/茶室・庭園) → 真如堂(涅槃図/涅槃の庭)→ 市バス停・錦林車庫前
※16時頃解散予定 ※歩く距離:3.1㎞

詳しくはこちらまで。
  

2017年03月03日

2/21 京都さんぽ散策レポート♪

2/21京都さんぽ 《歴代天皇の陵墓&社寺シリーズ① 桓武天皇など歴代13天皇陵巡拝》 散策レポート♪


今月からの始まった新シリーズ《歴代天皇陵墓&社寺シリーズ》
第一回目の今回は、平安京を遷都した桓武天皇陵や東京行幸を実行した明治天皇陵など合わせて15天皇陵を巡りました!


京阪丹波橋駅からスタートし、まず最初に桓武天皇の御陵(みささぎ)である柏原陵へ。
駅から歩いて行き途中緑の多い参道に入ると、坂を上った所に御陵の入り口が見えてきます。
第50代天皇・桓武天皇は、京都に平安京を遷都した天皇として、とても有名です。
御陵の柏原という名は、かつて御陵のあった地名からきており、桓武天皇は柏原天皇とも呼ばれております。

~柏原陵~



そこからさらに南に進み、次に明治天皇の御陵である伏見桃山陵へ向かいます。
途中、キャッスルランドの跡地に建つ伏見桃山城に向かう分かれ道もありますが、そこを通り過ぎさらに坂道をぐんぐんと上ります。
参道は、南側はとても230段も急な階段が、柏原陵から向かう際はなだらかですが坂道が続いているので、ランニングやウォーキングされている方も多くいらっしゃいました。
第122代天皇・明治天皇は、将軍徳川慶喜の大政奉還に勅許を与え、王政復古の大号令を発し幕府を廃止。明治と改元し、東京に行幸後は大日本帝国憲法の発布や様々な改革制定もされるなど、天皇を中心とする近代国家体制を実現されました。
明治天皇陵のすぐ近くには昭憲皇太后の御陵もあり、天皇陵の参道である石段の上からは、伏見や川向こうの向島の町並みを一望することができます。

~伏見桃山陵~




石段の下から眺めると、その高さにびっくりします!


その後、歩いて10分ほどの場所にある京阪・桃山南口駅から電車に乗り深草駅へ。
深草駅からは名神高速沿いの下の道を歩き、仁明天皇の御陵である深草陵へ到着!
仁明天皇は、藤原氏が他氏排斥をした承和の変の時代の天皇ですが、弓射や音楽にも優れ多くの女性を愛す等、雅やかな宮廷文化実現の為散財を惜しまなかったとも伝わっております。

~深草陵 参道入り口の看板~



最後は歴代12人の天皇の御陵である、後深草天皇深草北陵に向かいました。
細い路地の間を進み、「歓喜天嘉祥寺」の石碑が建つ嘉祥寺のお隣のJR線路沿いにあります。
こちらは歴代天皇10人と北朝天皇2名の御陵で、隣の嘉祥寺の地にかつて創建された安楽行院というお寺の法華堂に、後深草天皇の遺骨が納骨されてからの歴代天皇の遺骨が納骨されました。
応仁の乱では境内が一部焼失し荒廃していましたが、江戸時代中期頃に再建されました。
その後神仏分離令によりの法華堂の周辺ごと分離され、現在のように御陵として整理されています。


~深草天皇深草北陵 参道入り口の看板~


参道の入り口の看板に、各天皇の名前が書かれています。


次回の「歴代天皇の陵墓&社寺シリーズ」は、3月19日(日)
地下鉄の竹田駅から出発し、城南宮や鳥羽離宮跡を巡ります。
詳しくはこちらから。

皆様のご参加お待ちしております。face02



らくたび 渡部


  

Posted by らくたびスタッフ    at 18:30Comments(0)渡部

2017年03月01日

3月5日(日)杉本家のお雛祭りへ

2017年3月5日(日)の京都さんぽは・・・
特別公開「杉本家のお雛飾り」と旧五条大路から路地裏をさんぽ



京都で最大規模を誇る「 杉本家住宅 」(重要文化財)では、
「桃の節句」を迎え、お雛飾りが展示されます。雅な京雛と
町家建築を存分にお楽しみください。

散策では五条天神宮に伝わる義経伝説や、菅大臣神社に
伝わる菅原道真の飛梅伝説をご紹介。平将門の霊を弔った
神田明神へも足を運びます。

春の訪れを探しながらの路地裏さんぽ。京都の魅力が存分に
感じられる散策ですよ。

ご案内はらくたびガイド・富田啓子。
路地裏歩きが大好きで、時間があれば京都の町を
歩いています(笑)

散策の詳細・お申し込みは・・・
http://www.rakutabi.com/sanpo_sp1.html#s20170305

皆さまのご参加お待ちしています。

らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00Comments(0)

2017年02月28日

特別公開の「久昌院」と「知恩院 大・小方丈、方丈庭園」へご一緒しませんか

こんにちは。

凛とした空気のなか、かぐわしい梅の香がふわっと鼻孔をくすぐっていく季節になりました。おかわりございませんか?

さて、来る3月4日(土)の京都さんぽ(京阪ウォーク)は、『京の冬の旅』で特別公開されている「久昌院」「知恩院方丈」も拝観いたします。祇園の町をゆるりと歩きながら、この時期にだけお目見えする襖絵などを楽しみましょう!

建仁寺 久昌院

「長篠合戦図」の襖絵は、じっと見入ってしまいますよ。
〇や〇や〇を使って描いた「牧童笛吹図」もユニークです。さて、いったい何を使って描かれたのでしょう。それは当日のお楽しみに。
方丈の庭園は東向きで、「上る月をここから眺めたらすてきだろうなぁ」と思えるようなお庭です。

知恩院 国宝・三門

言わずと知れた堂々たる三門。
三門をくぐって男坂、女坂、どっちから上がりますか?今日は女坂から上がってみました。

知恩院 方丈庭園

江戸初期、小堀遠州とゆかりのある僧・玉淵によって作庭されたと伝わります。冬にあってなお、吸い込まれそうな緑です。

散策の前には、京阪ツーリストインフォメーション祇園四条の休憩所スペースにて、「桜」のおすすめスポットをお話しいたしますよ。王道の桜、内緒にしておきたい桜、などなど。無料ですから気負わずふらりと聞きにいらしてくださいね~。

らくたび
田中昭美
  

Posted by らくたびスタッフ    at 18:37Comments(0)

2017年02月25日

2月25日 濃茶のゆるり茶会 

2月25日 四季のゆるり茶会
濃茶のゆるり茶会を開催しました。



本日は、ミニ講座に点心、お茶席と春のゆるり茶会を開き、皆さまとひととき楽しくすごしました。

最初の講座は、茶道の安達先生より茶室についてのお話がありました。茶室にもいろいろなお部屋があり、みなさん真剣に聞き入っておられました。



講座の後は点心で小腹をふくらませていただこうと、和久傳さんの”鯛チラシ弁当”をご用意しました。食前酒は佐々木酒造さんの”美しい鴨川”というお酒です。





和久傳さんの”鯛ちらし弁当”



皆さま和気あいあいとお食事をされていました。美味しいお酒に春のお弁当をいただきながら、笑い声も聞こえて皆さま楽しんでおられました。




お食事も宴たけなわで、茶道の安達先生より、本日のメインお濃茶の作法が説明されました。いつものお茶会と違うのは、お抹茶が濃い事。お点前を頂いた後の作法も違ってくるので、まずは飲まれた後のお茶碗を”紙小茶巾”で拭く作法を教えていただきました。


皆さまいつもより真剣です。いざお茶席へ。



紙小茶巾を使う他に、お抹茶茶碗の下に正客以外はふくさを使うという事を学びました。いつもと少し風景が変わって見えました。




皆さま和やかにお茶を飲まれたのですが、お茶のお道具の説明もあって普段聞けないことをゆるり茶会で質問されていました。こうゆう機会はなかなかありませんよね。


気軽にお茶の先生とお話できるのが、らくたびゆるり茶会の醍醐味でもあります。いつも美味しいお茶をいただきましたと言っていただくと同時に、先生と作法のお話が気軽にできて良かったと言っていただくのがいちばん嬉しい瞬間です。



本日はお濃茶だったので、お口を整えていただくのにほうじ茶を別テーブルでご用意したのですが、ここでも知らない方同士の団らんができていました。端から見てほのぼのといたしました。




なんと、ほのぼのとしたお茶会だったでしょうか!スタッフも喜んで帰られるお客様を見て、今日一日良かったと思いました。来月も3月25日(土)”桃の節句ゆるり茶会”で皆さまのお越しをお待ち申し上げております。大好評の”投扇興””貝合わせ”で楽しんでいただけますので、どうぞご参加くださいませ。

3月25日”桃の節句ゆるり茶会”はこちらまで!!

本日のお菓子は、大極殿さんの”梅”です。




お茶会が終わった後の木漏れ日の中のお道具たち




らくたび 谷口


  

Posted by らくたびスタッフ    at 21:27Comments(0)らくたび京町家谷口

2017年02月24日

“京都十二薬師霊場・お薬師さんぽ 第二回源平ゆかりの史跡と東寺へ” レポート

2月8日に京都さんぽ添乗に行きました。“京都十二薬師霊場・お薬師さんぽ 第二回源平ゆかりの史跡と東寺へ”です。少し遅くなりましたが、レポートをご報告いたします。

出発はJR西大路駅です。JR京都駅の一つ手前の駅でありながらお客様の中には「この駅は初めて」とおっしゃる方もおられましたが、京都さんぽのツアー名のとおり源氏、平氏ゆかりの濃い地域でもあり、らくたび講師の森明子が史跡をたっぷりご案内いたしました。
JR西大路駅にて出発



【若一神社】
今から800年前の平安時代、若一神社の周辺から梅小路公園にかけては平清盛の西八条第でした。平清盛といえば平家ゆかりの土地として六波羅第が有名ですが、西八条第も約50の建物を有した別邸だったそうです。平清盛は人の出入りと情報が行き交う都の玄関口の羅城門や道路の八条大路が都合よいので梅小路エリアに邸宅を建て平家の勢力を図りました。その西八条第の鎮守社として建てられたのが若一神社で、紀州熊野の若一王子の御霊を招いたのが神社の始まりです。後に建物は焼き払われましたが、この神社だけが残り平清盛の歴史を今も伝えています。
若一神社にて



境内の中に平清盛から寵愛を受けた白拍子・祇王の歌碑があります。「萌出づるも枯るるも同じ野辺の草 いづれか秋にあはで果つべき」と刻まれ、世の常を憂う歌が詠まれています。西八条第に白拍子の祇王が住んでいました。ある日、仏御前と名乗る白拍子が屋敷を訪ね、舞を舞いたいと申し出たところ、平清盛はうちには祇王という白拍子がいるのでいらいないと断りましたが、優しい祇王は間を取り持ち、仏御前は平清盛の前で舞を舞うことができました。舞を見て一目惚れした平清盛は、あろうことか仏御前を邸宅に住まわせ、祇王を追い出しました。その時に祇王が一首書き残したのが歌碑の歌です。“いま青い若葉も枯れようとする葉や草も、同じ野辺の草のように秋なれば枯れ果ててしまうのです”という気持ちを残して寂しく嵐山の往生院(祇王寺)に移り住みました。後に仏御前も祇王と同じ運命を辿り屋敷を去ることになります。この歌を詠んで自分も同じようになると悟っていたのか、仏御前は祇王を頼って往生院で一緒に住みます。なんとも儚いお話が残ります。

白拍子の祇王歌碑



また、神社にはシンボルとしてひときわ目に着く大きな楠があります。この木は平清盛が太政大臣になった時に植えられ、不思議なエピソードがあるのです。昭和になって神社の前の八条通りを整備するときにちょうどこの楠が通りにかかるので伐採しようとされましたが、不幸なことが続いたので切られず、道路が楠を避ける形で作られ、今は無い市電もこの楠を避けて路線を走っていたそうです。悲哀と神秘に満ちた神社です。
平清盛ゆかりの楠



【稲住神社】
 若一神社を後にして一行は民家の細い道を歩きながら稲住神社へ。この神社は平安時代に陰陽師で知られた安倍晴明ゆかりの神社です。安倍家を継承して14代目の安倍有世(ありよ)は公卿にのぼりつめ、名前を安倍から土御門(つちみかど)と改め土御門家の元祖となりました。神社はこの土地ゆかりの安倍晴明を祭神としてお祀りしています。

稲住神社前にて



祭神 安倍晴明お祀りの社前にて



この稲住神社の横に少し斜め向いて建っている魔王尊を祀ったお堂があります。魔王尊とは鞍馬寺の祭神で鞍馬寺を遥拝するために建てられたと思われます。鞍馬寺は京都の北方を護るお寺であり、天体観測は天体の中心である北極星が重要視されるため、北に因んで鞍馬寺の魔王尊も一緒に祀られたのでしょうか。
 
祭神のお社と並ぶ魔王尊



【水薬師寺】
 稲住神社を出て町の小さな通りの西塩小路通に出ると十二薬師巡り三番札所の水薬師寺に着きました。902年にこの地の池から薬師如来が見つかり、醍醐天皇が理源大師に命じて薬師如来を本尊とするお寺を建てたのが始まり。後に衰退、再興、将軍家が尼寺として再興するなど皇室や将軍家の援護を受けたお寺で、本堂の大檀、須弥壇は御所から下賜された御所の証を見る事ができます。

水薬師寺本堂



 正式名を“塩通山医王院水薬師寺”と言います。“○○山”は山号の地名、“○○院”は院号のお祀りしている仏様、“○○薬師”は寺号の仏様の名前を現しています。「塩通山」は字のごとく“塩が通る道”を示し、京都駅前を走る“塩小路通”の通り名と同じく塩の通る道の地域で、福井の小浜から奈良東大寺二月堂まで水が流れ着くように塩も運ばれた道があったようです。「医王院」は病を治す医者を意味し、「水薬師寺」は水から現れた薬師様を祀ったお寺ということを説明しています。この地域は水の豊かな湿地帯で芹田や稲の田んぼが広がっていたようですと、ご住職から説明を受けました。
水薬師寺の歴史を聞く



 水といえば境内に水にまつわる弁財天の図子があり、平清盛ゆかりの伝説があります。その昔、境内の弁天堂の床下に石井と呼ばれる井戸がありました。平清盛が熱病を患ったときにこの井戸の水を汲んで浴したところたちまち水は湯となって清盛の熱は下がったということです。弁財天は七福神の中で唯一の女神で水に因む神様。弁財天近くには堀や池がある事が多く水薬師寺も水の豊富な地域にあり、水ゆかりのお寺として信仰をあつめたと思われます。ご本尊は毎年1月8日のみ御開帳だそうです。
平清盛ゆかりの井戸があった弁天様をお祀りする



【西寺跡】
 水薬師を離れ御前通を南へ歩くと西寺跡に着きました。西寺は794年に東寺と並んで国の官寺として建立されました。平安京ができる前の都・奈良では東大寺や唐招提寺などの仏教徒が国や政治に口出しをするようになり、朝廷は奈良を離れて長岡京へ都を置きましたが続かず、遷都して794年に平安京を作りました。平安京を作った桓武天皇は仏教徒に関わりを断つために天皇が許可した寺院しか建ててはならないとして、都の安寧のための寺である西寺と東寺だけが建立されました。西寺は990年に火災で焼失し再興されませんでした。一方、東寺は今も多くの信仰を集め残っています。 西寺が消滅したのは、湿地帯であった都の西に位置して病気が流行り人口が東へと移り住んだ事と、西寺の僧・守敏は優秀であったけれども、中国で密教を学んだ東寺の僧・空海に及ばず、空海が確実に人の心をとらえたからでした。西寺の建物の大きさは東寺とほぼ同じ大きさだったそうですが今は石碑を残すのみと成り果てました。
今は寂しく西寺の石碑が残る



【鎌達稲荷神社】
 西寺跡を後にして近くの鎌達稲荷神社へ行きました。この神社は土御門邸の鎮守社で、明治にこちらへ移されました。剣の達人に通じると言う事から戦に勝つとされ、日露戦争、第二次世界大戦では京都駅から出発する兵士が弾丸を受けないようにとこの神社をお参りして出発されたそうです。

鎌達稲荷神社にて



【千本通】
 次に訪れたのは、平安京のメイン通りの朱雀大路だった千本通。794年の朱雀大路は今とは違って84メートルの道幅を有して南北を貫く通でした。千本通の南端には羅城門があり、北へ4キロメートル行くと内裏がありました。当初はこの千本通が中心でしたが、豊臣秀吉の時代には西が衰退して千本通は都の西の端になり、洛中と洛外の境目に作られた秀吉の御土居(都のエリア)は平安京よりもだいぶ東よりになりました。明治時代まで御土居は残っていました。今も御土居の名残が見受けられます。
こんもり盛り上がる御土居を検証



【六孫王神社】
 一行は、千本通りを北へ歩き六孫王神社へ着きました。六孫王神社の名前は、清和天皇の六男を父として生まれた源経基ゆかりの神社で、源経基が皇室では六男の六と天皇の孫にあたることから由来します。
 源経基の子孫として、よく知られている松平、足利、細川、島津、明智などが名を連ねそれぞれ子孫が繁栄されているため、出世の神様として信仰が厚いです。源氏の家柄を説明されるときに “清和源氏の流れをくむ…”と説明をされたらこの神社を思い出してください。この地域も“源町”と言われています。

六孫王神社前の太鼓橋を渡って本殿へ



六孫王神社本殿



【東寺】
 本日最後の訪問の寺は、京都十二薬師霊場巡りの第二番札所の真言宗教王護国寺・東寺です。東京のスカイツリー建設に参考にされたという55メートルの五重塔を見て金堂へ。
東寺五重塔



金堂は1486年に焼失し1603年に豊臣秀頼の援助で再建されました。真言宗は本来、大日如来をご本尊として安置しますが東寺は国家が持つ悩みを治す寺であるため国の病を治す寺として薬師如来がご本尊になります。比叡山も国を護ることからご本尊は薬師如来です。中国から仏師を呼び作られた薬師如来は1600年代でありながら厳しさが感じられます。ご本尊の特徴は薬師如来なのに手に薬壺(やっこ)を持っていないことです。秀頼の再建時も平安時代の特徴をそのままにと薬壺を持たない薬師如来となりました。もう一つの特徴として、薬師如来像の脇侍に日光・月光菩薩、そして十二神将が周りに立ちますが、ここでは十二神将は薬師如来像の台座に刻まれている点です。特徴を勉強して拝観するとまた見方が変わってきます。

ご本尊が安置されている金堂



次は、講堂へ行きました。講堂の中は空海の構想による21尊が立体曼荼羅として安置されています。中心に真言宗の大日如来があって向かって左に厳しいお顔の仏様・明王、右に優しいお顔の仏様・菩薩が配置されています。明王は厳しく導き、菩薩は優しい姿で正しい道へ導くとされ、訪れる人の状態に合わせて作られたのが空海の立体曼荼羅でした。仏教の教えは経典に書かれてありますが、文字を読めない教養のない人にも理解できるようにと仏教の世界や教えを建物の中に表現しました。見どころはたくさんありますが、日本で最初に作られ、ここから全国に広がったともいわれている不動明王は有名で、空海作とも伝わる貴重な仏像でもあるのでお見逃しなく。また、帝釈天はお顔が男前で評判があります。

ワイドなサイズにも入りきらない講堂全景



 本日は平安京時代にタイムスリップした京都さんぽでしたが、ところどころに歴史をたどるヒントがあって、らくたび講師の森が解説すると「なるほど~」と当初の時代背景を頭に描くことができて楽しい一日でした。

 次回の京都十二薬師霊場巡りは3月8日です。らくたび講師・森明子と巡るらくたび京都さんぽ添乗の谷口も皆さまのご参加をお待ち申し上げております。先取りの春のさんぽを一緒に歩いて古の京都を訪ねましょう!

 3月8日の京都さんぽ 
第三回 京都十二薬師霊場巡り 


鎌達稲荷神社 苔が鮮やかな手水





らくたび 谷口
  

Posted by らくたびスタッフ    at 20:55Comments(0)らくたびガイドと歩く散策谷口

2017年02月24日

3月3日 京都さんぽのお知らせ

3月3日(金)

ひなまつり限定!三十三間堂の
「春桃会」と法住寺「つり雛展」




集合場所 : 12時半 京阪・七条駅2番出口(地上 マクドナルド前) 
ご案内 : 講師・安達 千鶴子

くわしくは こちら へ
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00Comments(0)散策・講座のご案内

2017年02月21日

2/18京阪ウォーク 散策レポート♪

京阪ウォーク《2/18 幕末の英雄が愛した伏見巡り 危機一髪、龍馬の脱出ルートへ》 散策レポート♪


毎月第1・第3土曜日に開催中の《京阪ウォーク》
今回の散策では、京阪・中書島駅を出発し、坂本龍馬や動乱の幕末に縁のある史跡が数多く残る伏見界隈を散策して参りました!
伏見には日本酒の酒蔵も数多くあり、土曜日ということもあり沢山の観光客の方でにぎわっておりました。


京阪・中書島駅から歩いて5分ほど行くと、長建寺に到着。
赤い土塀と中国風な山門がとてもあでやかな寺院で、地元では”島の弁天さん”とも呼ばれています。
京都市内では珍しく、ご本尊に弁財天をお祀りされており、付近を通る船の守護神としても厚く信仰されております。
山門をでて向かい側には川が流れており、川沿いからは酒蔵の並ぶ風景を見ることもできます!

~長建寺~



寺院の前にかかっている弁天橋を渡り、坂本竜馬ゆかりの宿・寺田屋へ向かいます!
途中、月桂冠大倉記念館の前を通ります。
川沿い周辺には月桂冠や黄桜カッパカントリーの記念館や、利き酒のできるお店など酒蔵の町・伏見ならではのスポットが沢山!
寺田屋は坂本龍馬が身を寄せていた船宿で、寺田屋騒動や幕末の当時の様子を伝える資料などが残されております。
現在は建物内の見学の他、宿泊も可能なのだそうです。
歴史好きな方や海外からの観光客の方も多く、散策当日もとても沢山の人で賑わっておりました!

~川の向かい側には酒蔵が並びます~



寺田屋を後にし、次に向かったのは西岸寺。
寺田屋で襲撃された際、竜馬が追手から逃れる為に身を隠したと伝わる寺院です。
祀られている地蔵尊は油懸地蔵と呼ばれており、昔山崎の油売りがお寺の前でこぼしてしまった油の残りを、地蔵尊にかけて供養したところ商売が繁盛し大金持ちになったというお話が由来です。
今も多くの方から厚く信仰されており、本堂には沢山の油がお供えられておりました。

~西岸寺~



その後、油掛通の電気鉄道発祥の碑に立ち寄り、竜馬商店街を抜け北に進み大黒寺に向かいます。
元は円通寺と呼ばれる弘法大師・空海の開基と伝わる寺院。
豊臣秀吉などの武家からの信仰も深く、薩摩藩の祈願所に定められた際大黒寺と名前を改められたそうです。
境内には西郷隆盛が建てた寺田屋殉難九烈士の墓をはじめ、様々な方々のお墓や墓碑が残ります。
大黒寺を出た後、途中伏見城の遺構をと伝えられる三門が美しい源空寺にも立ち寄りました。

~大黒寺~



~源空寺~



そのまま大手筋商店街を京阪・伏見桃山駅の方角へ進み、鳥羽伏見の戦いの弾痕跡が残る料亭・魚三楼の前でご案内後、道向かいの和菓子屋の駿河屋に立ち寄りました。
土日限定15本しか販売されない蒸し羊羹は、秀吉にも絶賛されたと伝わっております。
テレビでも紹介されたそうで、思わず私も1本購入してしまいましたがとってもなめらかな口触りにもちっとした食感でとても美味しいです!

~鳥羽伏見の戦いの弾痕跡~



お向かいに駿河屋がございます。


その後、伏見奉行所跡に向かい、そこから最後の目的地御香宮神社に到着!
御香宮神社は、幕末の鳥羽伏見の戦いで薩摩軍が陣を構えた神社。
新政府軍と旧幕府軍との間で激しい戦いが繰り広げられた舞台でもあります。
境内では、神社の名前の由来になった御香水と呼ばれる湧き水が今もこんこんと湧いており、お水を飲むこともできます。

~伏見奉行所跡~



~御香宮神社~




これから暖かい季節になってまいりますので、皆さま幕末の史跡や伏見の地酒を楽しみに散策に行かれてみてはいかがでしょうか?


次回の京阪ウォークは、祇園四条駅出発し祇園界隈や京の冬の旅で10年ぶりの特別公開をされている「久晶院」を拝観致します。face02
詳しくはこちらから。

皆さまのご参加お待ちしております!icon12


らくたび 渡部



  

Posted by らくたびスタッフ    at 20:40Comments(0)渡部京阪・祇園四条駅観光案内所

2017年02月19日

お抹茶リティー ありがとうございました。

東日本大震災・熊本地震 復興支援特別企画
らくたび京町家 特別公開《 お抹茶リティー 》 を開催しました。


「 お抹茶リティー 」とは・・・
「 お抹茶 」 + 「 チャリティー 」のこと。
( くわしくは・・・ http://essay.kyo2.jp/e500902.html

本日は築80年の京町家「 らくたび京町家(旧村西家住宅)」を
特別に公開し、おいしいお抹茶とお菓子で一服。

さらに投扇興や貝合わせなどの遊びを楽しんでいただきました。
投扇興は大いに盛り上がりました。


本日の収益は、東日本大震災・熊本地震の復興支援として
寄付させていただきます。

多数のご来場、ご寄付、ボランティアのご協力、ありがとうございました。
「 らくたび 」では今後もチャリティー企画を続けていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願い致します。


らくたびスタッフ一同  

Posted by らくたびスタッフ    at 19:00Comments(0)

2017年02月18日

二条城 東大手門の修復が進んでいます

今年「 大政奉還150年 」で話題になっている二条城では、
現在、東大手門の修復工事が進められています。

柱を装飾する「錺金物(かざりかなもの)」も修復され、
江戸初期の建設当時のきらびやかな姿がよみがえりました。

お城の正門に金箔の金物を使用している例は、全国的に見ても
極めてまれなのだそう。ここにも徳川将軍家の威厳が感じられ
ますね。工事は3月に終了し、3月22日から通行可能に。
楽しみですね。

そうそう、二条城といえば・・・
とてもかわいい柵(単管バリケードというらしい)があるんです。

「 工事中どすえ、かんにんしておくれやす 」って言っているのかな(笑)

二条城は「 らくたび 京都さんぽ 」でも訪問しますよ。
2017年3月12日(日)
大政奉還の舞台・二条城と公儀橋を渡って梅薫る京都御苑へ

http://www.rakutabi.com/sanpo_sp1.html#s20170312

らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 18:00Comments(0)散策・講座のご案内

2017年02月18日

2017年3月4日(土) ≪ 京阪ウォーク ≫のご案内

2017年3月4日(土) ≪ 京阪ウォーク ≫のご案内
3月第1回目の京阪ウォークは3月4日4(土)開催の“10年ぶりの公開「久昌院」にて戦いの手柄を称えた襖絵を堪能!”です。


今回は「京の冬の旅」シリーズから2か所の特別公開を訪ねる楽しい祇園コースです。主に徳川家にゆかりのある寺院を訪問し、豪華な建築や庭、襖絵など、祇園・東山エリアならではの伝統文化をお楽しみください。らくたび講師の田中昭美がご案内します。





【見どころ】
① 建仁寺塔頭の久昌院は、徳川家康の家臣・奥平信昌の菩提寺で、戦いの功績を称えて描かれた「長篠合戦図」の襖絵が残っています。
② 浄土宗総本山・知恩院では重要文化財の方丈が特別公開となり、華麗なる建築や狩野派の筆による豪華な襖絵は見ごたえ十分です。
③ 知恩院方丈庭園は、小堀遠州ゆかりの僧・玉淵による作庭と伝わり、背後の東山の風光と相まった風情ある景色をお楽しみください。

ご案内 講師・田中昭美
参加費 一般:3000円 会員:2500円
(久昌院600円、知恩院600円の拝観料が別途必要です)
集合 13時 京阪・祇園四条駅 観光案内所前(地下)


行程 京阪・祇園四条駅 → 建仁寺(境内) → 久昌院(「京の冬の旅」特別公開/建仁寺塔頭) → 花見小路通(祇園のお茶屋街) → 八坂女紅場学園(芸舞妓さんの芸事教育施設) → 知恩院(「京の冬の旅」特別公開/大方丈・小方丈・方丈庭園)
※16時頃解散予定 ※歩く距離:2.5km

詳しくはこちらまで!! 
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00Comments(0)

2017年02月16日

第6回 東日本大震災・熊本地震 復興支援チャリティー企画

第6回 東日本大震災・熊本地震 復興支援チャリティー企画
らくたび京町家・特別公開 ≪ お抹茶リティー ≫

らくたびでは2012年より、東日本大震災からの復興を願って散策や
講座などのチャリティー企画を実施し、2016年4月に発生した
熊本地震におきましても皆さまからお預かりした参加費の一部を
義援金として寄付させていただきました。

本企画では、築85年の京町家オフィス・らくたび京町家( こちら )を
特別公開し、おいしい抹茶と和菓子でほっこりとしたひとときをお過ごし
いただくとともに、投扇興(とうせんきょう)や貝合わせなどの雅な
遊びを体験していただきます。



チャリティー企画となりますので、当日の収益は全額復興支援として
寄付させていただきます。ぜひとも町家にお越しくださいませ。

◆ 日程 : 2017年2月19日(日)

◆ 会場 : らくたび京町家( こちら

◆ 費用 : お一人様 800円 ( 抹茶・和菓子付き )

◆ 時間 : 10時半~16時 ( 15時半 受付終了 )
  ※事前予約は不要です

★ 11時~/15時~ 茶道の先生のお点前によるお抹茶席があります。
  各回 先着10名様、見学は自由です。
★ 13時~ 投扇興大会
  先着10名様、「 投扇興体験 」は時間中随時可能です。








皆さまのご来場をお待ちしております。

~ これまでのチャリティー企画の様子 ~
◆ 第1回 ( 室町通を北から南へ ) こちら

◆ 第2回 ( ハンサムウーマン・新島八重 ) こちら

◆ 第3回 ( 旧東海道を歩く ) こちら

◆ 第4回 ( 京都講座特別編 )こちら 

◆ 第5回 ( 町家公開 お抹茶リティー )こちら 


らくたび 森  

Posted by らくたびスタッフ    at 12:00Comments(0)散策・講座のご案内らくたび京町家

2017年02月15日

2月25日 ゆるり茶会のお知らせ

2月25日(土)

- 京町家で催す四季ゆるり茶会 ≪ 如月 ≫ -

≪ 濃茶のゆるり茶会 ≫
   -
の訪れを喜んで一服 -



立春が過ぎて、冬から春へと季節が移り替わる時期、待ち焦がれた
“ 春の訪れ ”を喜ぶ茶会を催します。通常の「ゆるり茶会」では薄茶を
お点てしていますが、2月は特別に濃茶(こいちゃ)をお楽しみいただき
ます。また、点心(軽食)には京料理の名店・和久傳の鯛ちらしをご用意。
ほんのりとまろやかに下味をつけたご飯の上に鯛を敷いた自慢のお弁当
をご賞味ください。

申込期限 : 2月22日(水)
20名様限定

集合 : 11時 らくたび京町家

くわしくは こちら へ
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00Comments(0)散策・講座のご案内らくたび京町家

2017年02月14日

2月21日 京都さんぽのお知らせ

2月21日(火) 

歴代天皇の陵墓&社寺シリーズ①
桓武天皇など歴代13天皇陵巡拝



集合場所 : 13時 京阪・丹波橋駅 北改札前(南改札ではありません)
ご案内 : 講師・若村 亮

くわしくは こちら へ
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00Comments(0)散策・講座のご案内

2017年02月13日

2月3日(金)京都さんぽ“平安神宮「節分祭・鬼の舞」見学と専門店で味わう絶品天ぷらランチ”行ってきました!

2月3日(金)京都さんぽ“平安神宮「節分祭・鬼の舞」見学と専門店で味わう絶品天ぷらランチ”行ってきました!

古くから四季の節目の節分(立春、立夏、立秋、立冬)では鬼が出ると言い伝えられています。特に立春前日の二月三日の節分は、豆をまいて鬼を追いやる追儺式を大々的に行うため、一年に四回ある節分の中でも重きに置かれています。二月三日の京都の神社仏閣は、オリジナリティーあふれた鬼さんを登場させ豆まきで退治したり、節分祭にしか授かれない護符を与えるなどこの日ばかりは様々な悪鬼の演出で邪気退散に躍起になるのです。
らくたびの京都さんぽでも邪気退散で良き立春を皆さんに迎えてもらおうと、らくたび講師の森明子がご案内する“平安神宮「節分祭・鬼の舞」見学と専門店で味わう絶品天ぷらランチ”の散策を行いました。私も添乗させていただきましたので、そのレポートをご報告いたします。
京阪の祇園四条駅観光案内所から一行は八坂神社を目指し出発いたしました。

京阪祇園四条駅にて集合


【八坂神社】
 八坂神社の祭神は素戔嗚尊、櫛稲田姫命、八柱御子神で厄除けの神様として崇敬されています。八坂神社の二月三日の節分祭には舞殿で時間ごとにいろんな行事がとり行われます。私たちがお参りした時間帯は平安末期に行われていた歌舞の白拍子の奉納がありました。白拍子というと平清盛の愛妾となった祇王や仏御前、源義経の愛妾の静御前を思い浮かべます。白拍子は今様を歌いながら舞いを舞ったのだそうです。
八坂神社では舞殿の奉納行事の他に豆まきや、くじ引きがありました。舞殿から行事ごとに福豆がまかれ、舞いを奉納した白拍子が一斉に福豆がまかれると、観客の福豆争奪戦の始まりです。くじ引きは福豆を購入して運を授かります。講師の森さんはくじ引きで缶コーヒーを授かられたようです(笑)。

八坂神社節分白拍子の豆まき


白拍子


八坂神社の引き


【大神宮社】
 賑わう舞殿から視線を横に向けると八坂神社境内東側に真新しい木材の鳥居が目につきます。それは第62回伊勢神社式年遷宮による神宮殿舎撤去材を譲り受けて建てられた大神宮社(内宮・外宮)です。祇園に祀るお伊勢さんとして建てられました。撤去材と思えないくらい綺麗なお社です。内宮は素戔嗚尊の姉神である天照大御神と、外宮は衣食住と産業の守護神の豊受大御神が祭神で伊勢神宮と同じ神様がお祀りされています。伊勢に行けなくてもこの八坂神社の大神宮社に来ればお伊勢参りができるというわけですね。ありがたや…ありがたや…。
大神宮社



【白川・行者橋・古川町商店街】
 八坂神社の大神宮社を参拝し、円山公園を通って知恩院の国宝・三門を横目に、浄土宗の学校が集まる華頂道へ。華頂道を西へ歩いて白川と合流する門前へ出ると有名な“行者橋”が白川に架かっています。

知恩院前



 白川の水は比叡山のふもとで湧きます。水路は銀閣寺周辺から南禅寺の琵琶湖疏水と合流し、平安神宮の琵琶湖疏水で分かれて知恩院の西側に流れつき、鴨川に合流する淀川水系の川です。白川の名前は、比叡山の麓から花崗岩の白砂が採掘され、水と一緒に白砂が流れ着くことから由来します。比叡山から運ばれてきた白砂で川底一面が白かったので「白川」と呼ばれたのだそうです。白砂は良質で明治まで採掘されていました。今は採掘されない貴重な砂であるため、白砂を使った庭園を所有されている神社仏閣は自慢の一つとなっているのだそうです
 知恩院門前の白川にかかる一本橋は通称・行者橋とも呼ばれます。幅80センチの細い石橋で、比叡山の阿闍梨修行・千日回峰行の満行の際に渡る橋として有名です。最近はある人気の映画の1シーンで使われたからか、若い女性が訪れ映画のシーンと同じように橋を渡る風景が見られます。らくたびの一行も楽しく渡りました!
行者橋を渡るらくたび一行
 


行者橋を渡ってすぐに昭和な佇まいを残す古川町商店街があります。全長300メートルあるかないかの短い商店街ですが、ここもまた有名女優さんが繰り広げた検事ドラマの舞台にもなった商店街です。まるで白川・行者橋・古川町商店街はスクリーンのセットのようです。
古川町商店街



【満足稲荷神社】
 古川町商店街を北へ上がると三条通に出ます。三条通を少し北へ上がり、西へ行くと満足稲荷神社へ着きました。満足稲荷神社も節分祭を行っていて行き交う参拝者と飴湯のお接待で賑わっていました。

満足稲荷神社前



満足稲荷は、豊臣秀吉が戦勝を稲荷大神に祈願したところ効果があったので、伏見城を建てるときに城の守護神として伏見稲荷の祭神を祀ったのが始まりです。秀吉が出世し、城も無事に建ち十分なご加護があったとして満足されたことから“満足稲荷”と呼ばれたのだそうです。江戸時代になって一国一城制度ができたため伏見城は取りつぶしされ、城を無くした満足稲荷は現在の地に移されました。

本殿お参り



 境内の中には多くのご利益があり、その中の一つに“岩神さん”があります。名前の通り大きな岩が神様で、岩を撫でた後に自分の痛いところや悪いところをさすると治るとされています。このほかに樹齢四百年のご神木“もちの木”などがあります。磐や大木と自然に満ちた神様が鎮座するお社でした。皆さんお参りのあとはお接待の飴湯でほっこりとされていました。飴湯のもらい福ですね。

岩神さんを摩ってお願いする



【六勝寺】
 満足稲荷を後にして古川町通りを北へ歩くと仁王門通りあたりから琵琶湖疏水が見えます。この辺りは春になると琵琶湖疏水に沿って桜が咲く名勝です。ここは岡崎と呼ばれ京都の文化エリアです。岡崎エリアには平安時代後期から室町時代にかけて、白河天皇など帝の願いを受けた院政中枢を担う六つのお寺がありました。

琵琶湖疏水沿いに咲く桜並木
 


六つのお寺の名前には「勝」の文字があったので総称して“六勝寺”と呼ばれています。お寺の名前は法勝寺、尊勝寺、最勝寺、円勝寺、成勝寺、延勝寺です。今は石碑を残すばかりですが町名に寺の名前が残っています。跡地には美術館や市民ホール、学校などが建っています。今回のお食事処の“天ぷら圓堂”さんも尊勝寺があった場所に位置します。

最勝寺があったロームシアター京都



【天ぷら圓堂】
 平安神宮の追儺式(午後二時半)に合わせて京都のさんぽのコースが組まれたため、天ぷら圓堂さんでのランチは少し遅めの食事となりました。圓堂さんは目の前で食材を揚げて頂ける天ぷら料理で有名なお店です。カウンター席のみならず、26名という団体でも天ぷらを揚げている板前さんの姿を見ながらお料理が頂ける昼食はとても楽しく予想外でした。三人の板前さんが新鮮な季節の食材を次から次へと揚げて、中居さんが天ぷらを一つ一つ給仕し食材の説明までしていただけます。11食材13品の天ぷらとご飯、デザートのコースでランチタイムを楽しみました。

岡崎天ぷら圓堂



カウンター前で揚げる天ぷら



【ランチのコース】
1品目:圓堂名物“とうもろこし”/2品目:海老のすり身を塗った“えびパン”/3品目:“海老”3匹/4品目:豆をペースト状にして鞘に入れ揚げた“えんどう豆のコロッケ”/5品目:椎茸の中に海老のすり身を入れた“しいたけ”/6品目:“鱒の紫蘇巻”/7品目:“たけのこ”/8品目:“本もろこ”/9品目:“むかご”/10品目:早摘みの金時人参“京かんざし”※髪飾りのかんざしに似ている事からついた京野菜/11品目:“穴子”/ご飯物:かき揚げご飯、赤だし、漬物/デザート:グレープルビーフルーツのシャーベット
圓堂名物とうもろこし



もろこの天ぷら



かき揚げのご飯


【須賀神社】
 ランチのあとは平安神宮の追儺式の前に須賀神社の節分祭に行きました。須賀神社は素戔嗚尊を祀り、厄除け交通安全を祈願する神社として信仰があつい神社です。
須賀神社前
 


この神社は二月の二日と三日だけ“懸想文売り(けそうぶみうり)”という人物が登場し、良縁を結ぶお守りを授けます。懸想文売りは、公家が烏帽子をかぶり水干(すいかん/昔の衣装)を身にまとい、白い布で顔を覆い目元だけ出した怪しいお姿で、文をつけた梅の枝を持って立っています。懸想文売りは公家で、お小遣い稼ぎに字が書けない人のために代筆して恋文を売っていたのですが、公家の身元がばれないように顔を布で覆っていたのだそうです。懸想文売りは須賀神社のシンボルかキャラクター的存在になっています。

節分祭のシンボル須賀神社の懸想文売り
 

懸想文は縁談、商売繁盛などの人々の欲望を叶える符札です。懸想文を人知れず鏡台や箪笥の引き出しに入れると顔や形が美しくなり、着物が増え良縁に恵まれるということで古くから買い求められたのだそうです。今も良縁を求めて来られます。
 【平安神宮】
 本日最後の節分祭・平安神宮に着きました。天皇が東京へ行幸されて京都は活気のない街になりましたが、京都を元気づけるために明治27年に岡崎で博覧会を開催しました。現在ある平安神宮はその博覧会で作られた社殿などの建物(パビリオン)を残して桓武天皇と孝明天皇を祭神とする神社として創建されました。大内裏の約八分の五に縮小して模してある平安神宮は京都市府民のテーマパークでもあるのです。
平安神宮の節分祭
 

節分祭の追儺式は、方相氏(正義の味方)が鬼を退治する演出で繰り広げられます。「鬼は外、福は内」という掛け声の中、鬼が社殿から応天門にかけて苦しまみれに逃げていく様は劇を見ているようでとても楽しかったです。狂言・茂山社中が扮する鬼は圧巻で見応えがありました。来年も平安神宮の節分祭を見たいと思います。

平安神宮の鬼たち1



平安神宮の鬼たち2
 


今年の節分祭は京都さんぽの添乗もあって数カ所巡ることができました。京都の神社仏閣が、冬の終わりを告げ春の始まりを告げる節分に一同祭祀していると思うと、すべての節分祭にお参りしたいと欲張りになります。数年かけて節分祭をめぐるのも楽しいなと思い始めた本日の京都さんぽでした。

お守りと福豆




らくたび 谷口
  

Posted by らくたびスタッフ    at 17:24Comments(0)らくたびガイドと歩く散策谷口

2017年02月12日

2月19日 町家イベントのお知らせ

2月19日(日)

- 京町家で感じる京の四季 ≪ 如月 ≫ -

東日本大震災・熊本地震 復興支援特別企画
らくたび京町家 特別公開 ≪お抹茶リティー≫


らくたびでは2011年より、東日本大震災からの復興を願ってチャリティー
企画を実施し、2016年4月に発生した熊本地震におきましても皆様から
お預かりした参加費の一部を義援金として寄付させていただきました。
本企画ではオフィス「らくたび京町家(旧村西家住宅)」を公開し、お抹茶
を味わうとともに、投扇興貝合わせなどの遊びを体験していただきます。
当日の収益は全額復興支援として寄付いたします。



時間 10時半~16時(15時半受付終了)※事前予約は不要です
料金 800円(お抹茶・和菓子付き)

≪ お点前の披露 ≫
11時~15時~  
 ( 上記の時間帯は先生のお点前によるお抹茶席となります )
 ( 当日受付 ・ 各回先着10名様 / 見学は自由です )

≪ 投扇興大会 ≫
13時 ~
( 当日受付 ・ 先着10名様 / “投扇興体験”は随時可能です )

くわしくは こちら へ
  

Posted by らくたびスタッフ    at 09:00Comments(0)散策・講座のご案内らくたび京町家

2017年02月11日

2/4 京阪ウォーク散策レポート♪

2/4京阪ウォーク 《『京の冬の旅』公開の西福寺と、祇園の路地裏ぶらりご案内♪》 散策レポート

毎月第一・第三土曜日開催中の”京阪ウォーク”!
今回の京阪ウォークでは、祇園界隈の路地を散策し『京の冬の旅』で地獄絵図や寺院が特別公開中の西福寺を拝観いたしました。


当日は京阪電車・祇園四条駅の観光案内所前に集合し、散策に出発!
四条通から大和大路通に入り、そこから細い裏の道に進み、花見小路通に向かいます。
べんがら色の一力茶屋や、舞妓さんや芸妓さんの通う芸事の学校・女紅場、織田信長の実弟・織田有楽斎ゆかりの有楽稲荷大明神など、色々と立ち寄りながら祇園の花街を散策しました。

~祇園の小路を散策~




~有楽稲荷大明神~



かつてこの地には織田信長の弟・織田有楽斎の再興した正伝院があり、彼の墓所もあったそうです。
有楽斎にちなみ「楽しみが有る」とされ、芸能の稲荷社として祇園の茶屋や芸舞妓さんから信仰を集めています。


~八坂女紅場~



学校に通う生徒は15~80歳過ぎまでととても幅広い!
花見小路と切り通しに黒板があり、そこに時間割(授業の予定表)が書き出され各々自分が受けたいと思う授業に参加します。
舞、鳴物、茶道、三味線などの必須科目があり、それ以外は好きな科目を選択できますが、大体は自分のお姉さんと同じ科目を勉強されるそうです。


~足下を見てみると・・・~



小路同士の交差点には、小路の名前が書かれたプレートが道に埋め込まれています。



花見小路通の周辺を散策した後は、正伝永源院前を通り宮川町通へ向かい、恵美須神社、禅居庵に立ち寄ります。
正伝永源院は「有楽稲荷大明神」の場所にあったとされる織田有楽斎ゆかりの「正伝院」と、細川家にゆかりのある「永源庵」が明治時代に統合され、現在の名に改められました。
建仁寺塔頭寺院ですが、春など季節の特別公開の時のみ拝観可能なため、今回は外観だけのみとなりました。

~正伝永源院~




~禅居庵~




開運勝利の御利益のある摩利支天が祀られており、日本三大摩利支天の一つとして数えられている寺院。
摩利支天は七頭の猪の上に座ったお姿をしていることから、境内には沢山の狛猪が祀られています。


その後「京の冬の旅」で特別公開中の寺院・西福寺に到着!
通常はお盆の時期に公開される「檀林皇后九相図」や「地獄絵図」などを特別に見ることができます。
うち捨てられた遺体が変化していく様子を九段階に分けて描かれた九相図は、死後の肉体が朽ち行く様子を生々しく表現されていました。

~西福寺~



西福寺のお向かいには、女性の幽霊が夜な夜な飴を買いにきて、赤ん坊を育てていたお話の残る「幽霊子育て飴」のお店があります。

~幽霊子育て飴~




西福寺を参拝し、最後に細い路地に様々な作家さんのお店が並ぶ「あじき路地」へ!
向かう途中、南天路地や八朔路地など可愛らしい路地を見かけました♪
ほとんどのお店が土日のみ開いているあじき路地には、アクセサリーや帽子、鞄や焼き菓子など色々なお店が細い路地の中並んでいます。
入り口をくぐり路地の奥に進めば、素敵なお店ばかりでとってもわくわくします!


~あじき路地~







今回の散策では、普段あまり歩かないような祇園の路地やスポットなどを散策したので、皆さまにとても喜んでいただけました!
人気観光地の祇園ですが、大通りから少し外れるだけでもとても素敵な路地や町並みの場所が沢山ございます。
皆さまもぜひ一度足を運んでみられてはいかがでしょうか?face02


~次回予告~
次回の京阪ウォークは、特別版!
祇園四条駅からではなく京阪・中書島駅に集合し、幕末の英雄・坂本龍馬が愛した伏見周辺を散策致します♪

詳しくはこちらから。

皆さまのご参加お待ちしておりますface01


らくたび  渡部




  

Posted by らくたびスタッフ    at 18:43Comments(0)渡部京阪・祇園四条駅観光案内所