2008年10月11日
一ヶ所で三三ヶ所....!? 石川県那谷寺
石川県にある那谷寺に行ってきました。
パンフレットによると、ここは白山信仰の寺で、養老元年(717)越の大徳泰澄禅師によって開創された寺で、禅師が夢に見た十一面観世音菩薩を自ら造り、洞窟内に安置し岩屋の胎内をくぐって、人としての罪を白く清める霊場としたそうです。
その後、寛和二年(986)に西国三十三番札所を開かれた花山法皇がこの地に御幸された折、夢のお告げがあり、「朕が求むる三十三ヶ所は全てこの山にあり」と言われ、西国三十三ヶ所第一番紀伊の那智山と、第三十三番美濃の谷汲山の各一字を取って那谷寺と改められたという事です。
この事から、ここにお参りするとここだけで三十三ヶ所のお寺を巡礼したことになるとか!?(ありがたいことです~!)
京都では花山法皇一千年御恩忌ということで清水寺をはじめ、三十三ヶ所霊場の御本尊が次々と御開帳されて話題になっていますが、那谷寺では全くそのことには触れていませんでした。
この温度差は??と思いました。
山門をくぐって杉木立」の参道を進み、視界が広がったと思うと、池の向こうに、参詣の人を圧倒する巨大な奇岩遊仙峡がそびえています。
これは、太古の火山噴火の跡で、長い年月、波に洗われ現在の形になったと伝わっています。
(カメラの視界に入りきらず、写真ではこの岩の迫力がもうひとつですが、本当に圧倒される凄いスケールで感動、感動でした)
本殿は四棟舞台造り(重文)で御本尊の周りを廻る胎内くぐりが出来、松尾芭蕉がこの寺を訪ね、奥の細道にしるした「石山の 石より白し 秋の風」の句碑や三重塔もあります。
らくたびレポーター 安達
同志社大学経済学部父母会 らくたびの“千年の都「京都」を歩く”ツアー
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Posted by らくたびスタッフ
at 01:34
│らくたびレポーター
コメント有難うございます。
肝心の本堂の外観の写真を撮るのを忘れていてちょっと残念だったんですが、思わぬ偶然で訪ねることが出来たお寺です。
西国33ヶ所もそうですが、花山法皇って何処まで行きはったん!?...千年も前にすごいな~!と思いまいた。