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2009年09月05日

念願の狂言デビュー

2005年秋。
ある出来事をきっかけに突然京都に興味を持ち、幸運にも
らくたびさんにめぐり合えたことで京都の魅力にどんどん
ハマッていきました。

あれから4年。
京都のいろいろな楽しみを知る事ができたのですが、
どうしても足を踏み入れられない分野がありました。

「伝統芸能」の世界です。
歌舞伎・能・狂言、どれも「一度行ってみたいなぁ」とは
思うものの、「むつかしそうやし・・・」という理由で
行かずじまい。4年が経過してしまいました。

最近では「私には無理かな」とあきらめ半分だったのですが
1週間前に市バスの中で見つけたチラシに見入ってしまいました。
念願の狂言デビュー
〜 市民狂言会 〜
昭和32年にスタートし、今回215回を迎える市民狂言会。
大蔵流茂山社中の出演で観客を笑いの世界へ誘う


何よりも私が惹かれたのが「存分に狂言を楽しめるようにはじめに
内容の解説がある」
と書かれていたことでした。

50年以上続けられてきた会で、内容解説もあり、前売りで2500円・・・
狂言が「笑い」であることもあまり理解していなかったのですが、
「これならば」と思い切って行って参りました!

念願の狂言デビュー
  平成21年9月4日(金) 京都観世会館にて

もちろん観世会館に行くのは初めて。少々キンチョーして行ってみると
開演前なのに行列が!「全席自由席」なので皆さん早くから並んで
おられたのです。

館内に入ると立派な能舞台が!すごぉぉぉ〜い!すでに感激!
念願の狂言デビュー

そして開演。
はじめにお約束通りこの日の演目のあらすじが説明されます。
「ここまで説明しておけば、皆さんに笑って帰ってもらえると思います」
というところまで教えていただき、いよいよスタート。
この日の演目は4つあり、一言に「狂言」といってもその中には
室町時代から続くものからフランスの喜劇をもとにしたものまで
様々なジャンルがあるようです。しかしどれも大道具や音響効果は一切なし。
舞台にあがる狂言師さんの“芸”一つで同じ舞台がある時は大名屋敷に、
またある時はお寺に、あるいは河原へと展開していきます。
あらかじめ解説も聞いていたので話の内容も理解できました。

そして、一番肝心なこと・・・「笑えたかどうか」ですが、

場内大爆笑でした!もちろん私も!

特に最後の「濯ぎ川(すすぎがわ)」という演目は最高でした(大笑)
「伝統芸能」というとすごく難しいイメージを持っていましたが、
狂言が題材にしているのはごくごく身近な日常生活の出来事。
室町時代も現代も変わらない普遍的な笑いの芸能だったのですね。

「寝てしまったらどうしよう」と心配していましたが、笑いに笑って
あっという間の2時間でした。

次回の市民狂言会は 平成21年12月15日(金)19時開演

“市民”とついていますが、どなたでもご覧いただけます。
笑いの世界に気軽にふれてみませんか・・・?
               
                              らくたびレポーター 森


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Posted by らくたびスタッフ    at 15:25 │