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2009年06月12日

弾正町の弾正さんって!?

上京区一条大宮東入ルを上がった所の町名は弾正町と言います。

         弾正町の弾正さんって!?
                   
この辺りは、近くに、秀吉が造った聚楽第があった為、全国の大名達がその屋敷を営んだ地域です。
職場の近くなので、以前から「弾正さんって誰かな?」と思っていました。
いつもは通らない道ですが、久しぶりに歩いていると、真新しい石碑が出現!!
よく見ると、「上杉景勝屋敷跡」と書かれていて、その前のお宅の壁には説明版がかかっています。

               弾正町の弾正さんって!?

               弾正町の弾正さんって!?
 
                                 
何と、そこには上杉景勝が「弾正少将」であるという事、又、重臣「直江兼続」も出入りしていたのは間違いないと、そして、江戸時代からこの辺りの町名が「弾正町」であると書かれていました。
石碑は今年の4月に建てられたとか!
まさにNHKの大河ドラマは直江兼続の「天地人」!  何とタイムリーな(と云うか、合わせたと云うか?)
これで、私の「弾正さんって?」は解決です☆
思いもかけずの発見にワクワクでした。
ちなみに、弾正町のお隣は、黒田勘兵衛ゆかりの「如水町」です。

               弾正町の弾正さんって!?
らくたびレポーター 安達



Posted by らくたびスタッフ    at 20:26

この記事へのコメント
安達さん
こんばんは。

凄いタイムリーな情報ですッ!!
さらに隣町が如水町っていうのも凄いです。
聚楽第があった時代はまさに大名屋敷群だったんでしょうね。
今度、早速チェックさせて頂きます。

そう言えば、昨年は小松帯刀に関する石碑が出来ていたような・・・
最近は石碑だけではなく説明板もあるのも驚きです。
Posted by もりた at 2009年06月12日 22:35
もりたさん

こんばんは!
コメント有難うございます。
洛中、洛外は歩いているだけで、「何で?」とか「へぇ~!」とかに出会います。
本当にささやかですが、ワクワク楽しいですよね。
Posted by 安達 at 2009年06月14日 21:25
初めまして。
たまたまネットで拝見して思わず書き込みさせて頂きました。

上杉景勝屋敷跡碑を建てられたN先生とは少し面識があるので、お話しを伺ったことがあるのですが(因みに小松帯刀寓居跡碑もN先生が建てられたものだと思います。)、N先生曰く、

「石碑が建っているとあたかもそこがその場所であったように思われがちだたが、実は京都に数多くある石碑の大半が、歴史的根拠に乏しい情報を基に建てられたものが多い。

石碑を建てること自体は、歴史的事項を後世に伝えるために大切なことだと思うが、誤った情報を後世に伝えないためにも、そこに石碑を建てた歴史的根拠をしっかり提示しないといけない」

との信念から、N先生が建碑されるときには、なるべく皆に分かりやすいように、詳細な説明とフリガナ(子供でも読めるように)をつけるように心がけてるそうです。

・・・・長々と失礼致しました。。
Posted by rinko at 2009年07月03日 15:06