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Posted by 京つう運営事務局  at 

2018年09月30日

“ 観月の夕べコンサート ”- 秋の夜に天まで届く箏の調べ -

9月22日らくたび京町家
“ 観月の夕べコンサート ”
- 秋の夜に天まで届く箏の調べ -


❤ らくたび京町家で観月の夕べコンサートを開催しました。 ❤

若村の月にまつわる講演の後、らくたび京町家の“ 月の間 ”から見える月を眺めて美酒をいただいたあと、一階の大広間で 箏を奏でるシンガーソングライターの真依子さん をお迎えして、これから満ちる月に向かって奏でる箏の音と、清らかな真依子さんの声をお届けました。


お月見には、一年のうちでもっとも美しいとされる秋の十五夜を愛でる習慣や、秋の収穫を祝いまん丸いお餅を供えてお月見をする風習など月を見るにもさまざまな歴史をたどることができます。日ごとに満ちていく月を待つのに“ 待宵(まつよい) ”、そして満月の十五夜が過ぎると“ 十六夜(いざよい) ”と月に名前をつける感性は四季を愛する日本人特有のものではないかな?とあらためて感じます。本当にこうした日本の行事は風情があっていいものですね~。




さて、今回らくたび京町家のメインは「観月の夕べコンサート」です。前庭をバックにした舞台づくりで庭をほのかにライトアップさせて、昼のらくたび京町家とは趣を変える幻想的な空間を演出しました。軽やかな箏の音、ギター演奏、リズムを刻むパーカッションにのせて真依子さんの歌声が響きわたりました。京都の通り名の歌 「 ♪丸竹夷に押御池~♪ 」 も真依子さんの曲風で歌ってくださるなか、観客の私たちも通り名を口ずさんでいました。







これからもこのような京町家を利用した催しを行ってまいりますので、京都の古式ゆかしい行事にふれ、非日常であったり、共感や感動ををみなさまに提供できればと思っています。




今年のお月見は愛でるだけでなく音楽と一緒にみなさまと楽しみました。

らくたび 谷口
  

Posted by らくたびスタッフ    at 20:33らくたび京町家谷口