2017年09月06日
涼を求めて、東福寺周辺を散策しました
いつもはんなりエッセイをご覧いただきありがとうございます。
こちらでははじめまして、出版部門の今田です。
さて、連日スタッフが夏の散策レポートを更新しておりますが
私も先月、東福寺周辺をめぐってまいりました。
たどったコースはJR・東福寺駅をスタートし、まずは瀧尾神社へ。少し歩いて泉涌寺と塔頭寺院にお参りしたあと、東福寺と塔頭寺院のお庭をめぐりました。
たくさんめぐったので、ピックアップしてご紹介します。
=泉涌寺 総門=
泉涌寺周辺は即成院、戒光寺、今熊野観音寺、来迎院をめぐり、泉涌寺へ。
総門をくぐると、夏の暑さを吹き飛ばすような涼やかな空気に一変します。
=今熊野観音寺 鳥居橋=
晩夏とはいえ、緑はまだまだ美しいですね。
続いて、秋は多くの観光客が訪れる東福寺。
この時期は比較的人波もおだやかで、じっくり拝観することができました。
=東福寺 臥雲橋=
=東福寺 方丈=
=東福寺 通天橋=
閉門間近な時間帯だったこともあり、通天橋からの景色は独り占め状態!
なかなかこんな機会はないな……!とひとりで悦に浸っておりました。
=東福寺 東司=
六波羅門のそばにある東司は、室町時代に建てられた日本最古のトイレとして重要文化財に指定されています。
禅僧にとっては用便も修行のうちということで、作法も細かく定められていました。
方丈庭園、通天橋、紅葉と見どころ満載の東福寺ですが、こちらも要チェックですよ!
どんどんまいります。
塔頭のお庭めぐりは芬陀院、光明院へ。
=芬陀院 鶴亀の庭=
芬陀院では、水墨画家・雪舟が作庭したとされる鶴亀の庭を見てきました。
二度の火災と長い歳月の中で荒廃していましたが、東福寺の方丈庭園を手掛けた重森美玲の手によって復元されています。
こちらも独り占めだったので、静まり返ったお庭を眺めながら、のんびりと物思いにふけったり。
=芬陀院 図南亭=
お茶室からの景色もパシャリ。
紅葉の名所は緑の名所!ということであのお寺、あのお庭も……と歩いていたらなんと4時間越えの散策になっていました。
ふだんはオフィスで座りっぱなしなので、散策で動き回ったり社寺の荘厳な雰囲気に触れると、体も心もリセットして「明日もがんばろう!」と思えます。大満足の休日になりました。
これからの季節は過ごしやすく散策にぴったりなので、みなさまもぜひお出かけくださいね。
おまけ。
東福寺塔頭のひとつ、正覚庵の門前でたぬきを発見。蓮の花を手にした姿がとってもキュートでした。
らくたび 今田
こちらでははじめまして、出版部門の今田です。
さて、連日スタッフが夏の散策レポートを更新しておりますが
私も先月、東福寺周辺をめぐってまいりました。
たどったコースはJR・東福寺駅をスタートし、まずは瀧尾神社へ。少し歩いて泉涌寺と塔頭寺院にお参りしたあと、東福寺と塔頭寺院のお庭をめぐりました。
たくさんめぐったので、ピックアップしてご紹介します。
=泉涌寺 総門=
泉涌寺周辺は即成院、戒光寺、今熊野観音寺、来迎院をめぐり、泉涌寺へ。
総門をくぐると、夏の暑さを吹き飛ばすような涼やかな空気に一変します。
=今熊野観音寺 鳥居橋=
晩夏とはいえ、緑はまだまだ美しいですね。
続いて、秋は多くの観光客が訪れる東福寺。
この時期は比較的人波もおだやかで、じっくり拝観することができました。
=東福寺 臥雲橋=
=東福寺 方丈=
=東福寺 通天橋=
閉門間近な時間帯だったこともあり、通天橋からの景色は独り占め状態!
なかなかこんな機会はないな……!とひとりで悦に浸っておりました。
=東福寺 東司=
六波羅門のそばにある東司は、室町時代に建てられた日本最古のトイレとして重要文化財に指定されています。
禅僧にとっては用便も修行のうちということで、作法も細かく定められていました。
方丈庭園、通天橋、紅葉と見どころ満載の東福寺ですが、こちらも要チェックですよ!
どんどんまいります。
塔頭のお庭めぐりは芬陀院、光明院へ。
=芬陀院 鶴亀の庭=
芬陀院では、水墨画家・雪舟が作庭したとされる鶴亀の庭を見てきました。
二度の火災と長い歳月の中で荒廃していましたが、東福寺の方丈庭園を手掛けた重森美玲の手によって復元されています。
こちらも独り占めだったので、静まり返ったお庭を眺めながら、のんびりと物思いにふけったり。
=芬陀院 図南亭=
お茶室からの景色もパシャリ。
紅葉の名所は緑の名所!ということであのお寺、あのお庭も……と歩いていたらなんと4時間越えの散策になっていました。
ふだんはオフィスで座りっぱなしなので、散策で動き回ったり社寺の荘厳な雰囲気に触れると、体も心もリセットして「明日もがんばろう!」と思えます。大満足の休日になりました。
これからの季節は過ごしやすく散策にぴったりなので、みなさまもぜひお出かけくださいね。
おまけ。
東福寺塔頭のひとつ、正覚庵の門前でたぬきを発見。蓮の花を手にした姿がとってもキュートでした。
らくたび 今田
Posted by らくたびスタッフ
at 20:55
2017年09月06日
2017年09月06日
根本中堂だけではもったいない!比叡山横断のススメ
9月に入り、急に涼しくなりましたね。
お変わりなくお過ごしですか?
さて私は先月、晩夏の比叡山をめぐってまいりました。
世界遺産登録の比叡山延暦寺を懐に抱き、日本仏教の母なる山と称されるこの地を1日たっぷり、そしてお得に回れる“巡拝チケット”があるのです!
たどったコースは…京阪・祇園四条駅を出発、まずは大津市へ。延暦寺の門前町・坂本から山を目指します。東塔・横川・西塔間の移動はシャトルバスで。帰りは京都市側へ下りて京阪・祇園四条駅へ戻りました。まさにぐるっと一周してきました~。
ちょこっとだけですが、写真を撮りましたのでご紹介しますね。
地下鉄東西線に乗り入れている京阪電車で、三条京阪駅から浜大津駅へ。
京津線に乗り換えて終点・坂本駅へ。乗ったのは「ちはやふる」のラッピング電車。この漫画に出てくる近江神宮は京阪沿線にありますからね~。10月の京都さんぽでもご案内しますよ。詳しくはこちら!
日本一の営業距離(約2㎞)を誇る坂本ケーブルの、ケーブル延暦寺駅からの眺め。ひろびろ~。気持ちいい~。
東塔エリアの国宝・根本中堂は大改修中ですが、堂内拝観はできますよ。来年春には修学スペースというのが建設されて、屋根の高さまで登って工事の様子が見学できるとか。
絵になる横川中堂。私が撮れば全く絵にならないことがよくわかりました…とほほ。
おみくじ発祥の地・元三大師堂。場の雰囲気から、(おみくじは)軽い気持ちでひくものではない、というのがひしひしと伝わってきます。
西塔エリアの釈迦堂では、現在内陣が特別公開中です。10月1日からは併せて秘仏本尊・釈迦如来像の特別御開帳も始まりますから、貴重な機会となるこの秋に拝観されてみてはいかがでしょう。(~12月10日まで)
京都市側。左京区岩倉が眼下に見えます。あ、ロープウェイの窓から野生のシカを見ましたよ。そういえば、今回はニホンザルは見かけなかったなぁ。大津市側にはけっこうたくさんいるのです。
シャトルバスや山頂からは雄大な琵琶湖の景色を堪能できました。
今回は使いませんでしたが、峰道レストランでは湖の、まさに大パノラマを眺めながら食事ができます。東塔では門前名物の鶴喜そばもいいですし、延暦寺会館で精進料理を予約しておくというのもありですね。
常に身近にあり、幼きころより家族に連れられて行った“えーざん”こと比叡山。
1日いても見たりないところがまだまだあるので、今度は京都側から上がって楽しみたいと思います。
※これから行かれる方へ。
山内シャトルバス、坂本ケーブル、比叡山ロープウェイ、叡山ケーブルは本数が少なく、最終発車時刻も早めなので注意されてくださいね。
行き先表示の看板などが少ないです。
冬場、京都市側のケーブル&ロープウェイは営業を休止しますから、大津市坂本から上がることになります。
おまけ。
盛夏の旧三井家下鴨別邸。暑い日でしたが、木立の中にあるせいか敷地内は比較的涼しく、お屋敷内を時折吹き抜けてゆく微かな風が心地よかったです。
それではまた。
らくたび
田中昭美
お変わりなくお過ごしですか?
さて私は先月、晩夏の比叡山をめぐってまいりました。
世界遺産登録の比叡山延暦寺を懐に抱き、日本仏教の母なる山と称されるこの地を1日たっぷり、そしてお得に回れる“巡拝チケット”があるのです!
たどったコースは…京阪・祇園四条駅を出発、まずは大津市へ。延暦寺の門前町・坂本から山を目指します。東塔・横川・西塔間の移動はシャトルバスで。帰りは京都市側へ下りて京阪・祇園四条駅へ戻りました。まさにぐるっと一周してきました~。
ちょこっとだけですが、写真を撮りましたのでご紹介しますね。
地下鉄東西線に乗り入れている京阪電車で、三条京阪駅から浜大津駅へ。
京津線に乗り換えて終点・坂本駅へ。乗ったのは「ちはやふる」のラッピング電車。この漫画に出てくる近江神宮は京阪沿線にありますからね~。10月の京都さんぽでもご案内しますよ。詳しくはこちら!
日本一の営業距離(約2㎞)を誇る坂本ケーブルの、ケーブル延暦寺駅からの眺め。ひろびろ~。気持ちいい~。
東塔エリアの国宝・根本中堂は大改修中ですが、堂内拝観はできますよ。来年春には修学スペースというのが建設されて、屋根の高さまで登って工事の様子が見学できるとか。
絵になる横川中堂。私が撮れば全く絵にならないことがよくわかりました…とほほ。
おみくじ発祥の地・元三大師堂。場の雰囲気から、(おみくじは)軽い気持ちでひくものではない、というのがひしひしと伝わってきます。
西塔エリアの釈迦堂では、現在内陣が特別公開中です。10月1日からは併せて秘仏本尊・釈迦如来像の特別御開帳も始まりますから、貴重な機会となるこの秋に拝観されてみてはいかがでしょう。(~12月10日まで)
京都市側。左京区岩倉が眼下に見えます。あ、ロープウェイの窓から野生のシカを見ましたよ。そういえば、今回はニホンザルは見かけなかったなぁ。大津市側にはけっこうたくさんいるのです。
シャトルバスや山頂からは雄大な琵琶湖の景色を堪能できました。
今回は使いませんでしたが、峰道レストランでは湖の、まさに大パノラマを眺めながら食事ができます。東塔では門前名物の鶴喜そばもいいですし、延暦寺会館で精進料理を予約しておくというのもありですね。
常に身近にあり、幼きころより家族に連れられて行った“えーざん”こと比叡山。
1日いても見たりないところがまだまだあるので、今度は京都側から上がって楽しみたいと思います。
※これから行かれる方へ。
山内シャトルバス、坂本ケーブル、比叡山ロープウェイ、叡山ケーブルは本数が少なく、最終発車時刻も早めなので注意されてくださいね。
行き先表示の看板などが少ないです。
冬場、京都市側のケーブル&ロープウェイは営業を休止しますから、大津市坂本から上がることになります。
おまけ。
盛夏の旧三井家下鴨別邸。暑い日でしたが、木立の中にあるせいか敷地内は比較的涼しく、お屋敷内を時折吹き抜けてゆく微かな風が心地よかったです。
それではまた。
らくたび
田中昭美
Posted by らくたびスタッフ
at 14:28