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2017年03月06日

若村亮 新著書”京都の隠れ名所”取材インタビュー

らくたび代表の若村亮が京都の隠れ名所を紹介する本を1月28日に発刊いたしました。3月4日は河原町御池のゼストにあります”ふたば書房”さんにて発刊記念のトークショー&サイン会を行いました。たくさんの方がお越しくださり、トークショー&サイン会は盛況に終わる事ができました、たくさんの書籍をご購入くださりありがとうございました。らくたびより御礼申し上げます。

さて、”京都の隠れ名所”発刊にともない、らくたび京町家のお雛様が飾られた大広間で、らくたび代表の若村亮に著書の内容についてインタビューを行いました。らくたびで働いて満一年となった京阪祇園四条駅・観光案内所に勤務する渡部里保さんと私、谷口真由美が取材いたしましたので、その模様をご報告いたします。インタビュアーは渡部里保さんです。


-京都の隠れ名所発刊
実業之日本社・中込さんとの出会い-


渡部-若村さんの新著書「京都の隠れ名所」発刊おめでとうございます。著書の発刊は何年ぶりですか。
若村-そうですね、今まで本はいっぱい書いていますが一番最初の著書は「京都半日とっておきの散歩道」「地球の歩き方」です。これがおそらく著者として書いた本の最初かな。
渡部-だいたい何年前ですか。
若村-7、8年前かもしれないね。著書として僕の名前が出るのはほんとに久しぶりです(笑)。
渡部-らくたびの年齢とほぼ一緒ですね。
若村-そう、らくたび立ち上げた当初の頃に書いたのが最初かな。あとはらくたび文庫を創刊したり、昭文社のまっぷるシリーズとかいろんな本を手掛けながら、久しぶりに京都の隠れ名所が自分の名前で著書として出版した本になります。
渡部-私はすごい時期というか記念の年に入社したということですね。
若村-そうですよ!!
渡部-さて、この著書を出版するきっかけは何ですか。
若村-今回、出版会社である実業之日本社の編集担当だった中込さんが、東京で開催している僕の京都講座に受講生として来てくださっていたのが始まりと記憶しているのだけれど…。出会ったときから中込さんは京都の本を作ろうと思われていて、東京で開催している僕の京都講座を受講されていました。そんなことがご縁で中込さんとはよく食事をして東京の社寺巡りを一緒にしましたよ。そのうち親交が深まり、京都本出版の話が出て実業之日本社の中で企画が通り、本を出してみましょうとなりました。

-隠れ名所新発見はひたすら京都を歩く-

渡部-中込さんとのご縁が出版につながったということですね。それでは、今回の著書にある京都の隠れ名所などはどうやって知るのですか。
若村-隠れ名所を知るにはとにかく京都を歩く。歩いて地図を見ながら現地に赴く。そしてこの神社はどんな歴史があるのだろうかとか、行ったことがある神社仏閣でも境内の端っこまで見て歩き、ああこんな史跡が隠されているんだとなったら隠れ名所新発見ですよ。
渡部-なるほど。若村さんが歩いて集めた歴史の集大成、達成感が詰まった本なんですね。
若村-そう!らくたびを起業して11年。ひたすら京都を歩き続けた成果をこの本の中にギュッと凝縮して詰め込んだのです。

-ほとんど誰も訪れない隠れ名所と
誰もが知っている社寺の隠れ名所-

渡部-それでは、ちょっとだけこの本の内容を教えてください。この中で若村さんが気になるおすすめのスポットを少しご紹介していただけますか。
若村-そうですね、それでは三嶋神社をちょっとご紹介します。京都女子大学の近くで馬町の交差点から渋谷街道を東へ行くと三嶋神社があります。本書では112ページになります。秋篠宮様のお子様がお生まれになるときに安産祈願に訪れられた神社で、800年前の後白河天皇以来の天皇家ゆかりの神社です。
渡部-なるほど、地元の人でも知っているかどうかというスポットですね。
若村-そうそう本当に隠れ名所です。隠れ名所のおもしろいところはあまり人に知られていないところでも驚くような奥深い歴史があったりするのが魅力ですね。
渡部-三嶋神社、ぜひ行ってみたいと思います。天皇家ゆかりというと、らくたび京都さんぽでも「歴代天皇陵墓&社寺シリーズ」が始まってますね。
若村-そうです。天皇ゆかりの陵墓と社寺を巡るツアーですね。なかなか普段は天皇家の陵墓を巡らないので、ぜひ京都さんぽにご参加してもらいたいですね。
渡部-それではあともう一つくらい若村さんおすすめのスポットを本の中からご紹介していただけますか。
若村-はい、それでは清水寺の隠れ名所を一つご紹介しましょうか。本堂や清水の舞台は誰もが一度は目にする観光スポットですが、本堂の飾り金具など見たことがありますか。「忍び除け」とか「泥棒除け」の蝉の飾り金具があるのですよ。本書では108ページになります。細かいところまではなかなか見ないでしょう。でもそんなところにもおもしろい魅力があります。
 著書では大きく二つのポイントに分けて紹介しています。一つは三嶋神社のように本当に訪れる人が少ない隠れ名所と、もう一つは清水寺のような誰でも行ったことがあるような大きなお寺や神社の隠れ名所です。


-知るを楽しむ学習観光
見る楽しみから知る楽しみへ-


渡部-ぜひこの本を持って歩いていただきたいですね。さて著書の序文で「学習観光」という気になるキーワードを見つけたのですが「学習観光」とは?
若村-これまでの観光と言えば物見遊山的なお寺、神社を見て巡る観光だったのですが、今はリピーターも多くなり再度訪れて今まで知らなかったことを学ぶことで、学習が観光の楽しみや喜びの一つになると考えます。著書の「京都の隠れ名所」はきっと二回目、三回目に訪れる人に“京都へ来られるならこういう楽しみ方がありますよ”という提案ができる一冊になると思います。

-京都の隠れ名所55スポットを全制覇せよ!-

渡部-では最後に、私は京阪祇園四条の観光案内所でもお客様に京都の隠れ名所をお教えしたいので現在、地図の上に名所をマーキングしているのですが、京都の地図と一緒に隠れ名所を調べながら歩くと楽しそうですね。
若村-本を読むだけでなく、やっぱり地図を見て歩いてもらうのが一番楽しいと思います。本を読んでその現地に行ってみて何を感じるのか、どんな楽しみがそこにあるのか、それをぜひ見つけてもらいたいです。例えばこの本には55の隠れスポットがあります。それを全制覇する。行ったところを地図の上にマーキングして落としていく。目的ができて楽しいですね。
渡部-私たちも観光案内所に来所されたお客様に知る楽しみを伝えられたらいいなと思います。
若村-観光案内所で清水寺をご紹介するときに清水寺の隠れ名所をご案内してもいいし、清水寺への道中にも隠れ名所が点在しているので、目的地へのアクセス情報の他に隠れ名所のような情報が案内できると非常に付加価値の高い観光案内ができるんじゃないかな。

-第二弾の京都の隠れ名所は-

渡部-京都は1200年の都とあって、同じ場所でも、例えば西本願寺であれば宗祖・親鸞聖人の歴史のほかに新選組が関わっているなど、時代ごとにエピソードがたくさんありますから隠れ名所はまだまだいっぱいありますよね。第二弾の隠れ名所の書籍の出版予定はあるでしょうか。
若村-出版したばかりで気が早いかもしれませんが、ぜひ「隠れ隠れ名所」とか「隠れ名所パート2」とかそんな感じで皆さんからのご要望があれば発刊したいなと思います。
渡部-次回は「㊙京都」が出版されるかもしれませんね。本日は忙しいスケジュールの中、インタビューの時間をいただきありがとうございました。第二弾を楽しみにしています。





サインを書く若村亮
サインはうまく書けるようになりました!!
京都の隠れ名所 京都各書店にて好評発売中!
書店の京都コーナーにあります。

実業之日本社HPはこちらです。
実業之日本社HPの書籍紹介はこちらです。



京都を愛してくださる皆さまにこれからも京都を知る楽しさと醍醐味を
たくさん伝え続けます。どうぞよろしくお願い申し上げます。



らくたび 谷口




  

Posted by らくたびスタッフ    at 13:55書籍執筆谷口