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Posted by 京つう運営事務局  at 

2017年02月21日

2/18京阪ウォーク 散策レポート♪

京阪ウォーク《2/18 幕末の英雄が愛した伏見巡り 危機一髪、龍馬の脱出ルートへ》 散策レポート♪


毎月第1・第3土曜日に開催中の《京阪ウォーク》
今回の散策では、京阪・中書島駅を出発し、坂本龍馬や動乱の幕末に縁のある史跡が数多く残る伏見界隈を散策して参りました!
伏見には日本酒の酒蔵も数多くあり、土曜日ということもあり沢山の観光客の方でにぎわっておりました。


京阪・中書島駅から歩いて5分ほど行くと、長建寺に到着。
赤い土塀と中国風な山門がとてもあでやかな寺院で、地元では”島の弁天さん”とも呼ばれています。
京都市内では珍しく、ご本尊に弁財天をお祀りされており、付近を通る船の守護神としても厚く信仰されております。
山門をでて向かい側には川が流れており、川沿いからは酒蔵の並ぶ風景を見ることもできます!

~長建寺~



寺院の前にかかっている弁天橋を渡り、坂本竜馬ゆかりの宿・寺田屋へ向かいます!
途中、月桂冠大倉記念館の前を通ります。
川沿い周辺には月桂冠や黄桜カッパカントリーの記念館や、利き酒のできるお店など酒蔵の町・伏見ならではのスポットが沢山!
寺田屋は坂本龍馬が身を寄せていた船宿で、寺田屋騒動や幕末の当時の様子を伝える資料などが残されております。
現在は建物内の見学の他、宿泊も可能なのだそうです。
歴史好きな方や海外からの観光客の方も多く、散策当日もとても沢山の人で賑わっておりました!

~川の向かい側には酒蔵が並びます~



寺田屋を後にし、次に向かったのは西岸寺。
寺田屋で襲撃された際、竜馬が追手から逃れる為に身を隠したと伝わる寺院です。
祀られている地蔵尊は油懸地蔵と呼ばれており、昔山崎の油売りがお寺の前でこぼしてしまった油の残りを、地蔵尊にかけて供養したところ商売が繁盛し大金持ちになったというお話が由来です。
今も多くの方から厚く信仰されており、本堂には沢山の油がお供えられておりました。

~西岸寺~



その後、油掛通の電気鉄道発祥の碑に立ち寄り、竜馬商店街を抜け北に進み大黒寺に向かいます。
元は円通寺と呼ばれる弘法大師・空海の開基と伝わる寺院。
豊臣秀吉などの武家からの信仰も深く、薩摩藩の祈願所に定められた際大黒寺と名前を改められたそうです。
境内には西郷隆盛が建てた寺田屋殉難九烈士の墓をはじめ、様々な方々のお墓や墓碑が残ります。
大黒寺を出た後、途中伏見城の遺構をと伝えられる三門が美しい源空寺にも立ち寄りました。

~大黒寺~



~源空寺~



そのまま大手筋商店街を京阪・伏見桃山駅の方角へ進み、鳥羽伏見の戦いの弾痕跡が残る料亭・魚三楼の前でご案内後、道向かいの和菓子屋の駿河屋に立ち寄りました。
土日限定15本しか販売されない蒸し羊羹は、秀吉にも絶賛されたと伝わっております。
テレビでも紹介されたそうで、思わず私も1本購入してしまいましたがとってもなめらかな口触りにもちっとした食感でとても美味しいです!

~鳥羽伏見の戦いの弾痕跡~



お向かいに駿河屋がございます。


その後、伏見奉行所跡に向かい、そこから最後の目的地御香宮神社に到着!
御香宮神社は、幕末の鳥羽伏見の戦いで薩摩軍が陣を構えた神社。
新政府軍と旧幕府軍との間で激しい戦いが繰り広げられた舞台でもあります。
境内では、神社の名前の由来になった御香水と呼ばれる湧き水が今もこんこんと湧いており、お水を飲むこともできます。

~伏見奉行所跡~



~御香宮神社~




これから暖かい季節になってまいりますので、皆さま幕末の史跡や伏見の地酒を楽しみに散策に行かれてみてはいかがでしょうか?


次回の京阪ウォークは、祇園四条駅出発し祇園界隈や京の冬の旅で10年ぶりの特別公開をされている「久晶院」を拝観致します。face02
詳しくはこちらから。

皆さまのご参加お待ちしております!icon12


らくたび 渡部



  

Posted by らくたびスタッフ    at 20:40渡部京阪・祇園四条駅観光案内所