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Posted by 京つう運営事務局  at 

2017年02月02日

2/2京都さんぽ♪

2/2京都さんぽ 《鬼は外!福は内!賑わう節分祭で厄除け開運のご利益をたっぷりと》



今回の京都さんぽでは、京都最大の節分祭が行われる吉田神社からスタートし、斎場所大元宮や宗忠神社や節分限定で烏帽子・水干姿が雅な懸想文売りのいる須賀神社、修験道の総本山の聖護院などの界隈を散策してきました!



百万遍の交差点で集合し、一同京都大学の中を通り抜け吉田神社に向かいます。
参道には多くの屋台が並んでおり、沢山の参拝客で賑わっておりました。
石段を上がり境内でお参りや自由散策していると、ホラ貝の音が響き渡り鬼が登場!
赤・黄・青の鬼の他、なんと緑の鬼もいらっしゃいました!
境内には吉田神社の福豆の抽選券の商品も棚にずらっと並んでおり、らくたびの奉納したらくたび文庫も並んでおりました。


~吉田神社~



~福豆の商品陳列所~





~赤鬼・青鬼・黄鬼~








その後、料理飲食の神を祀る山陰神社でお参りをし、3132座の天神地祇八百万神を祀る斎場大元宮へ。
斎場大元宮は通常は毎月1日と節分祭の時期にしか門が開かないため、通常は門の外からのお参りとなります。
中の本殿はとても珍しい八角形の形をしており、本殿の周りには各国(尾張国などの日本国内の地域)の神々をお祀りされているお社もあります。

~斎場大元宮~




そして坂道を上り宗忠神社でお参りし梅昆布茶をいただき、その後通りを歩いて須賀神社へ到着!
境内はとても沢山の人で賑わっており、節分の豆まきが行われる本殿の前は行列ができておりました。
須賀神社では、節分の時期だけ覆面をつけた懸想文売りの方がいらっしゃいます。
懸想文売りは江戸時代、あまり裕福ではなかった公家の方が、字の書けない庶民に代わり懸想文=ラブレターを書いて生計を立てていた方々なのだそうです。
この懸想文を人知れず箪笥の引き出しなどに入れておくと、顔かたちが美しくなり綺麗な着物が増え、良縁に恵まれるという御利益があるそうです。
参拝客の中には、女性の方のみならず男性の方で購入されている方も多くいらっしゃいました!

~懸想文売り~



手に持っていらっしゃるのが懸想文です♪


そのお向かいの聖護院では2月3日に豆まきや大護摩供があるのですが、今回は前日ということもあり参拝客の方は少なめでした。
聖護院では赤鬼さんからお参りすると厄除けのありがたいお言葉をいただけました。

~聖護院~




そしてその後は、熊野神社まで向かいそちらでの解散となりました。
途中、西尾八ッ橋の駐車場でおもちの接待などがあり、とてもほっこりといたしました!


2月3日には様々な寺院で節分祭の豆まきや行事などが執り行われます。
吉田神社周辺には沢山の屋台や、界隈には様々な行事の行われている社寺も多くございます!
昼でも夜でも楽しむことができると思いますので、皆さまぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

祇園四条駅の案内所では、各社寺への行き方などもご案内もしておりますので、ぜひお気軽にお越しくださいませ♪

らくたび 渡部


  

Posted by らくたびスタッフ    at 21:01渡部

2017年02月02日

1/29 京都さんぽ散策レポート♪

1/29 京都さんぽ《大政奉還150周年記念企画! 新選組が駆け抜けた壬生と島原》 散策レポート♪





今年は大政奉還が行われてから、150周年目の記念すべき年ということで、『京の冬の旅』などでは幕末にゆかりのある寺院や建物などの特別公開も行っている場所があります。
先日の京都さんぽでは、幕末の時代に活躍した新選組が拠点にし、過ごした壬生~島原の寺院や史跡などを散策しました♪face02


嵐電・四条大宮駅で集合し、最初に向かったのは浄土宗の寺院の光縁寺。
幕末のころ、寺院の門前近くに新選組の馬小屋があり、副隊長であった山南敬介が山門の瓦の家紋が山南家と同じ家紋だったことと、当時のご住職が彼と年齢が近いことから親交が生まれました。
山南の紹介で屯所で切腹した隊士たちや亡くなった隊士たち、のちには切腹した山南自身が弔われ、墓地には彼らのお墓があり、今も静かに眠っておられます。


~光縁寺~




その後旧前川邸・八木邸の前を通り、壬生寺へ向かいます。
旧前川邸・八木邸も新選組の屯所があった場所で、八木邸では当時の建物も見学できます。
壬生寺は、当時境内では新選組の剣術訓練や相撲興行などを行った逸話が残り、境内の壬生塚には初代局長の芹沢鴨や他隊士の墓や局長の近藤勇の胸像があります。
今回の『京の冬の旅』で公開中の、本堂と狂言堂(通常非公開)を拝観しました。

~壬生寺 狂言堂~



その後は板倉勝重が創建した長円寺に立ち寄り、壬生川通を下がり五条通をこえ、かつての六花街のひとつ「島原」のエリアへ!
島原は新選組も通ったといわれる歴史的な花街。
本来の地名は西新屋敷ですが、前にあった場所から現在の場所へ移動するようすが、当時少し前におこった「島原の乱」を彷彿とさせたことから「島原」と呼ばれるようになったと言われております。
現在島原には、島原の大門や置屋兼揚屋建築の残る輪違屋、日本有数の揚屋建築の遺構として現在はおもてなし美術館となっている角屋などが残っています。

~輪違屋 こちらは外観のみ~



~島原 大門~




京都さんぽでは、冬の旅で特別公開中の「角屋」の建物内を見学しました!
当時の建物残しつつ、調度品や内装、大きな松のあるお庭などを眺めることができるようになっています。
新選組や長州藩の久坂玄瑞も利用していたと思うと、胸が熱くなります!


~角屋~



~角屋 松の間から眺める庭園~




今回の京都さんぽでは、壬生~島原の幕末縁の地や、『京の冬の旅』の特別公開中の寺院や建物を見学致しました。
2~3月の京都さんぽや京阪ウォークでは、幕末がテーマの散策や、『京の冬の旅』特別公開中の寺院を巡る散策など複数予定しております。

皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております♪icon12


らくたび 渡部

  

Posted by らくたびスタッフ    at 19:37渡部