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Posted by 京つう運営事務局  at 

2008年08月25日

久多川に映る幻影的風景

 8月24日に、久多花傘踊りを見に行ってきました。「左京区久多」は京都市のかなり北東(福井県と滋賀県との県境まであと少し)の位置にあります。山と山の間には一面田畑が広がり、とてものどかな所でした。午後8時、地元の男衆が花傘を持って久多川上流の上の宮神社から大川神社(とても大きな杉の木が印象的でした)を経由して志古淵神社まで行列して歩きます。



 花傘は地区ごとに違う花があしらわれ、中心に蝋燭が灯されています。男達はそれを片手で持ち、先頭をいく長老の長唄に合いの手をかけながら夜道を一列になって歩いていきます。



 志古淵神社に到着すると、ひとたび花傘は本殿に奉納されます。境内では地元の方々による盆踊りが始まりました。音楽テープではなく男衆の力強い唄声が重低音を響かせていてしぶかったです。
 その後、ふたたび花傘が取り出され、男衆が拝殿の前に集合し、花傘踊が奉納となりました。唄に合わせてゆっくりとしたリズムで花傘を右に左にと揺らせていきながら踊ります。



ひと区切り後に、拝殿に座していた神社の神官より花傘踊奉納への感謝とこれからの発展を願う言葉が述べられるのでありました。「五穀豊穣と民の繁栄を共に祈る」という日本の心を伝える伝統儀式をま近で拝見することができ、とても豊かな気持ちで帰路につく事ができました。
らくたびレポーター 松山  

Posted by らくたびスタッフ    at 22:12らくたびレポーター

2008年08月25日

洛北横断ツアー

 8月24日に「雲ケ畑と広河原の松上げ」の当日昼の風景を見学に行ってきました。
雲ケ畑は「福蔵院」と「高雲寺」より向こうの山に櫓を立てて毎年違う「漢字一文字」を松明で灯す送り日の様なかたちとの事でした。それぞれのお寺のご住職さまやご家族の方々、突然現れた私達に説明をしていただきましてありがとうございました。おじいちゃま(前のご住職?)が「夜はこの庭が人でいっぱいになるんですよ」と笑顔でおっしゃっていらしたのが印象的でした。






 続きまして、広河原の松上げ会場に到着。去年花背で見学した「松上げ」を思い出しました。大傘と、見学場所との距離が近く「これは迫力ありそう!」と夜見れないのが非常に残念でした。「来年ゆっくり見に来よう」と決意し広河原を後にして、夜に「花傘踊」が行われる左京区久多へ向かったのでありました。



らくたびレポーター 松山  

Posted by らくたびスタッフ    at 21:47らくたびレポーター