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Posted by 京つう運営事務局  at 

2007年09月10日

若冲忌

9月10日(本日)は、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの伊藤若冲の命日です。
京都伏見区の石峰寺では 「 若冲忌 」 が行われ、寺宝が特別に公開さ
れました。若冲は晩年、この寺院の門前に居を構え、五百羅漢の下絵
を描いて石工に彫らせ、寄進したと伝えられています。

なんと本日は境内無料で、お土産に絵葉書付!空いてそうな時間帯を
狙って参拝させていただきました。思った以上に空いていて、住職さん
とも初めてお話させていただき、いろいろな裏エピソードも聞くことがで
きました。
(写真撮影はどうぞご自由にとのこと!!)

その一つに、実は寺宝に今回出展準備をしていた「虎の絵」というのが、
あるそうで、残念ながら補修が間に合わなかったので来年になるんだ
そうです。
 本日は作品が、鶏の掛け軸が2つ、鶴1つ、亀1つ、女性の踊り手1つ、
他は以前、観音堂の天井画として飾られていた花の絵が12点。花の絵
は版木があり、美しく描かれていました。
ちなみに原版は芸艸堂(うんそうどう)さん(←寺町二条)にあって絵は
販売してはるそうです。

新聞に載った影響もあってか昨年の4倍を越える人が訪れているとのこ
とでした。お墓参りをし、五百羅漢を見て回りました。

来年もその「虎の絵」を見に是非来たいと思います^^。
9月10日、若冲ファンは要チェックですね!




得意の鶏の掛け軸です。もちろん本物。至近距離で見せてもらいました。




珍しい踊り子さんのような絵です。

  

Posted by らくたびスタッフ    at 21:19山村