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Posted by 京つう運営事務局  at 

2007年06月12日

愛と信仰の生涯



細川ガラシャは明智光秀の娘として細川忠興に嫁いだ。
本能寺の変にて父が主君織田信長を討ったところから
その人生が激動のものとなっていく。

わずか10日余りで羽柴秀吉によって明智家は滅ばされ、
細川ガラシャは丹後に隔離・幽閉される。その後、許されて
大阪屋敷に戻った後に、平穏な心の場所を求めて
洗礼を受け、細川ガラシャと名乗った。

そこへ襲ったのが1600年の関ヶ原の戦い。石田三成が率いる
西軍は、徳川家康が率いる東軍に味方する大名の妻子を人質に
取る作戦に出た。その結果、西軍に囲まれた細川家の大阪屋敷。
かねてから覚悟していたガラシャは家臣に胸を突かせ死を選んだ。

その愛と信仰にささげた生涯の晴れの舞台となったのが、
今は亡き勝龍寺城。ここでは夫忠興への輿入れが行われた。
現在は公園となって往年の姿を忍ばせている。



勝竜寺城公園  長岡京市勝竜寺13-1 075-952-1146
◆交通案内:JR長岡京駅東口から南へ500m
◆開園時間:4月~10月 9時~18時 / 11月~3月 9時~17時
◆休演日 :毎週火曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
  

Posted by らくたびスタッフ    at 19:45山村